その３４９．携帯トラブル発生

私はいまだにガラケーを使っている。
LINEもしていない。
旅行に行くときはガイドブックを本屋さんで律儀に買うし
お店は自分の鼻と勘で選ぶ。
航空券は電話で取るし、買い物もしない。
割引券などの発行もしない。
携帯には電話としての機能があれば十分と考えている。

がしかし、今年３月に買い換えたばかりの
ガラケーが動かなくなった。
壊れる兆候が出始めて５日間。
騙し騙し電源を入り切りして使っていたが、もはや限界。
データがぶっ飛んだら、えらいこっちゃ。
まだ買い換えて半年だぞ。なのに電話としてすら使えない。
しかも週頭の出来事に流石に慌てた。
慌てるなんて思いもしなかった。
今やお客さまは会社に電話してくるのではなく、
ほぼ携帯にかけてくる。
会社にかかる電話はほぼ売り込みセールスで、
それすらもPCメールでくるので、
会社の電話はかける専門になりつつある。

携帯が使えなくなり１時間、２時間と経つごとに
万一に備えて代替えの携帯をどうするかと
考えるようになってくる。
もはや精神的緊急事態だ。
開店間際の携帯屋に駆け込んだが、すでに長蛇の列。
待合で真っ先に手に取ったのが、携帯の総合カタログ。
この際スマホに買い換えるか？
あるいは今のガラケーを修理して
別にタブレットを新たに持つか？
そうだ、いずれPCを持ち運びする面倒を回避したくなる。
ただスマホでカバーしきれるかというと
画面の小ささからPCの代替えとはいかない。
ならばタブレットだが、キーボード付きが使いやすいしなぁ。
など、もはや最悪の事態になっている。
行き着くところは、携帯は電話だ。PCではない。
第一そんな調べたいことあるか？ないよなぁ。
やっぱり買い換えてもガラケーか？しかしなぁ。


▲こんな感じの苦痛を伴った10日間でした。

まずは原因究明してから買い替えるか、
修理で済ませるか決めよう。
ということで、調べてもらうと、
どうやら携帯本体ではなく、シムに異常が発生したようだ。
この５日間の最悪事態は一気に解消し、またもガラケー継続だ。
これではICTを使った私の老後はどうなる？
農業や漁業など第一次産業にもICTの波は押し寄せ、
経験と勘からの脱却し
データによる経営が進んでいるというのに、
私は相変わらずロートルのままだ。
ICT化のチャンス、あわてふためいた十日間だったが、
喉元過ぎれば・・・まっいいか。