PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

頑張ります。

2006-04-14 14:59:30 | Weblog
やはり、まだまだ自分の文章に自信が無いので、編集者であるダンナさまにアドバイスを求めたりするのですけど、混乱してしまったりしますね(+_+)
昨日、ダンナさまの意見を聞いて、「ボーイ・ミーツ・ガール」の記事の文の段落を入れ替えたのですが、やっぱり自分の中でしっくりいかなくて元に戻しました。(というか、文章がスプラッタになってしまい、縫い合わせるのが大変だったバブよ~泣)
自分にまだ自信が無いのなら、もっと勉強して、もっといいものを書けるようになりたい。
いつも、つたない文を読んでくださってありがとうございますm(__)m
もっと精進しまーす!
コメント (2)
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ボーイ・ミーツ・ガール

2006-04-14 02:48:03 | 映画
親友トマに恋人を奪われたアレックスは、川べりで人生最初の殺人未遂を起こす。
黙考型の孤独な青年アレックスは、壁に“自分年表”をつけている。
恋人を失ったアレックスは偶然により、同じく恋人と喧嘩別れしたミレーユと出会い彼女に恋をする。
彼女が、恋人と喧嘩をして恋人が出て行った後にしたこと。ラジオから流れてきたDEAD KENNEDYSの“ホリデイ・イン・カンボジア”にあわせ、頭をぐるぐる回す。その後タップシューズに履き替え、タップダンスを踊る。

モノクロで語られるこの映画は、ほんとうに儚くて美しくて、消えてしまいそうな繊細さとせつなさを持つ映画だ。
登場人物はそれぞれみんな孤独を抱えている。
恋をしても、想いがすれ違い、結局孤独は解消されない。
コミュニケーション不全。すべてがバランスを欠いていて、コーヒーカップは割れ、電話ボックスも破壊されている。アレックスがミレーユを抱きしめようとした時に悲劇が起こる。

私は、この映画が渋谷ユーロスペースで再上映された時、一人で観に行って、ヒロイン・ミレーユが、髪を自分で切るシーンに影響を受けて、中途半端に伸びすぎた髪の毛を自分で切りました。
モンキーズの“Goin' Down”をラウンドしてかけて、鼻歌を歌いながら。
手元にミレーユ・ペリエの写真を置いて、チョキチョキ。
あと、ジュテーム・モア・ノン・プリュのジェーン・バーキンの写真も。
それと、ショート時代のウィノナ・ライダー。
この頃の私は、まだ、恋よりも文化の方が大切でした。

『ボーイ・ミーツ・ガール』の監督レオス・カラックス(当時22歳)とヒロイン・ミレーユ役のミレーユ・ペリエは、当時恋人関係にあり、同棲生活を送りながらこの映画を撮っていたそうです。カラックスはミレーユと別れた後、自分の分身的な主人公を描いた“アレックス3部作”の残りの2作品『汚れた血』、『ポンヌフの恋人』に出演したジュリエット・ビノシュとも一緒に住んでいたので、“レオス・カラックスは主演女優と合宿しないと映画が撮れないのか?”という陰口を叩かれました。カラックスいわく、「映画への愛と女性への愛は、僕の中でほぼ同時に形成され、持続してきた。」らしい。
ここらへん、“恋愛の国フランス”に生まれたフランス人らしいのだろうか?(という身もふたもない感想を言ってみる。)



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