被災地支援プロジェクトチームEn

東北の中長期的な復興を目的としたボランティア任意団体です。活動のご報告をしていきます。

【学習サポート】2017年度第2回:防災の本質について考えたこと・その2

2017-10-05 16:28:35 | 日記
防災の本質とは何か。私はEnという活動を経て、それを次のように考える。「歴史から震災を学び、それに対して備えるために日ごろから行動をしていくことである」と。そして、備えることの意味とは、有事の際に自分の命と生活を守っていくことをいう。

―Enでの活動を経てー

 Enではボランティアをするだけでなく、被災地を訪れる機会がある。私は防災を考えるにあたって、これはとても重要であると考える。被災地を見ること、そこで何が起きたかを肌で感じること、それは震災というものについて考える第一段階であり、防災の意識へつながっていくものである。震災とはどういうものであるかを知らなければ、どのように備えてよいかもわからない。

実際に私は大川小学校を、そして石巻市復興まちづくり情報交流館を訪れて、震災というものを感じることができた。人から聞いた震災、メディアを通して見た震災とは全く別物の、私自身が感じた東日本大震災がそこにはあった。地震の脅威、そして津波という脅威、現地で感じるそれは伝達される情報だけでは決して得ることのできない感覚であると思う。

そして被災地を知り、震災を知れば、防災をするにあたって何をすべきかおのずと見えてくるものであると私は思う。私は、被災地を訪れるまではただ怖いものとして震災を捉えていた。一瞬にしていつも通りの日常を破壊しに来る、ただ恐ろしいものである、と。しかし、現地を訪れると、それを後世に伝えていく義務と責任があること、そこから教訓を得て備えることの重要性を学ばなければならないということを強く感じた。防災を意識し、個人個人が各々の力で、またできる範囲でそれに備えられるようにすること、それが大切であると思った。国や公共団体など、誰かが何とかしてくれると思っていてはいけない。国や地方公共団体から物資や援助が来るまでには、最低でも地震発生から一週間はかかるという。そうであるとすれば、その一週間は自身の力で暮らしを築いていかなければならない。さらに、地震は事前の準備がすべてであって、発生してから何とかしようと思ってもそれができない性質のものである。
Enで被災地を訪れたことで、私はほんの一部でも震災を、身をもって学んだ。防災とは、震災を知ってこそ自分の中から考え出せるものである、そう感じた。そして、個人個人が防災の意識を持てば、それはやがて地域としての、また国としての防災意識の高まりにつながっていく、そういうものであると思った。

ここ十数年の間に南海トラフの巨大地震が発生することが危惧されている。これはM8からM9ほどの巨大地震と言われており、死者は東日本大震災の17倍もの数、32万人に上ると予想されている。また2016年、台風10号によって多くの被害が出たように、今までに見ない豪雨の危険性も高まっている。日本はこのように自然災害の多い国である。だからこそ、一人一人が正しく震災を知る必要がある。個人で、いずれは地域や国で一丸となってこれに備えていかなければならない。災害に対して人は決して無力ではない。一人一人が、そして地域が協力し合って、いつ起こるかわからない災害に常に備えていればよいのである。私はEnでの活動を経て、以上を防災の本質であると考える。
                                                        (なっちゃん)
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