被災地支援プロジェクトチームEn

東北の中長期的な復興を目的としたボランティア任意団体です。活動のご報告をしていきます。

【修学旅行】現地学習4「ドローンから考える未来の生活」

2016-05-16 23:31:53 | 日記
こちらのコースは、ドローンに携わっているゲストの話を聞き、「ただニュースなどの情報を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えられるようになって欲しい」という考えのもとワークを行いました。 具体的には下記の内容を行ないました。 ①事前学習(ドローンに対する考えや、現在使われている活用法で関心のあるものの発表。 ②ドローンを実際に操作する。③日々の生活の中での不自由なことを挙げ、ドローンを用いて解決する方法を考える。
実際に触り操作することで、昨今話題に上がるドローンという新しい可能性について身近に感じてもらい更にその可能性を自ら模索することで、主体的な発信ができるようになってほしいと考えました。なぜなら今ある街や世界というのはかつての誰かの夢物語や理想が一つの現実となったものであるからです。このコースを通して、「誰かがこうしたいとまず望むことが未来を変えていく一歩に繋がる」ことを中学生に伝えました。

【生徒達の言葉で印象に残った言葉】
それは生徒達の「すごい!」という言葉です。 まずはドローンを上げた時、ゲストの方々が風がすごいですよと忠告して下さいましたが、実際に飛ばすと予想より遥かに音も風もあり、生徒は口々にすごい!と言っていました。 その後ドローンを生徒自身が操作する段階でも上手な人に対して「すごい!」という言葉が飛び交いました。ただの感嘆句ではありますがそこに込められた思いはきっと自分の期待を良い意味で裏切るものであり、そういった経験は生徒の心の中に深く残っていくものではないかと考えています。生徒の顔は生き生きとして、場の雰囲気がわっと盛り上がりました。

【自分自身の発見】
ドローンコースに関わることで、ゲストの方々が中学生に伝えたかったことを僕自身も強く受け取ることが出来ました。それは、未来は自分の手で広げていけるということです。参加してくださったゲストの方全員がバイタリティに溢れる社会人で自分の進みたい道を実現するために努力して結果を残されていました。それに触れることで僕自身も自分の可能性というものを考えようと思えるようになりました。ドローンに関しても当初こそ未知ではありましたが今回の企画を通して調べて、可能性を感じ、より今後関心を持っていきたいと考えています。(ヒロ)

【修学旅行】現地学習3「JAXAがつなぐ石巻と未来」

2016-05-16 23:29:22 | 日記
【実施内容】
このコースでは、宇宙という普段の生活からは遠く感じるものを身近に感じてもらえるよう、難しい話はなるべくせず「わくわく感」を伝えることをメインにしました。
最初にゲストの方に宇宙開発とは何かや人工衛星、ご自身のお仕事の内容や中学生に今後の人生で大切にしてほしいことなどをお話していただきました。
その後はみんなで水ロケットを作成し、打ち上げました!実際に自分の手を動かし、最後まで自分の力でやりきる。この経験が中学生の今後の人生のどこかで生きてくれればと思います。

【中学生の印象的だった言動】
ひとつはとある生徒の学びに対する姿勢です。なるべく難しい話はしないようにとは言っても、やはり中学生にとっては難しく、理解しにくい内容もあったと思います。ですがその子は終始前のめりになり、時には頷きながら堀さんの話を聞いていました。また、自分で大切だと思ったことや印象に残ったことをたくさんメモしていました。その子の姿勢を見て、「この子は本当に宇宙について学びたくてこのコースを選んでくれたんだな…」と嬉しく思いました。きっとこの子の熱意はゲストの方にも伝わったと思います。
もうひとつは水ロケットを作っている時の中学生のキラキラした目です。自分の手を動かし自分の力で何かを作るということは生徒たちにとってなかなか無い経験になったのではないかと思います。慎重に作る子や大胆に作る子など!生徒一人一人の個性が垣間見えてサポートする側の私も楽しめました!

【"新しい世界への関心"について】
私がこの企画を通して持った新しい世界への関心は、「子供以上に大きな夢を持って、実際に叶えるために努力する大人がいること」です。今の自分を考えると中高生時代ほど大きな夢は持てていないように思います。それはきっと色々な現実を見たり、自分の能力を考えたりしているからだと思います。ですが今回出会ったゲストの方は、成功する保証はない壮大なプロジェクトに日々全力で挑んでいます。その姿を見て、「こんなに頑張ってる大人の人もいるのだから、私も負けてられない」と思えました。(こがっち)