被災地支援プロジェクトチームEn

東北の中長期的な復興を目的としたボランティア任意団体です。活動のご報告をしていきます。

【お知らせ】5/21(日)開催 子どものための心理的応急処置1日研修のお知らせ

2017-04-05 21:42:55 | 日記
災害や事故に遭遇してしまうことで、子どもはショックや不安になやまされてしまうことがあります。もしも、緊急時にその子どもの身近にいる大人があなたしかいなかったら、、、

緊急時に受けた心の傷を子どもが長く残さないために、あなたにできることがあります。

子どもの心の応急手当ともいえる「子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)」は、専門家でなくてもだれでもできる子どものための心理社会的ケアの方法です。ストレスを抱えている子どもや親御さんなどがさらに苦しまないために、ケガの応急手当と同じように、その人たちが必要とする支援につなぐことを目的とします。

より多くの方が身に付けることで、より多くの子どもを救うことができるこの方法を、東北・熊本などの被災地で子ども支援に関わり続けてきた講師と団体が皆さんにお伝えします。
          (文責:被災地支援プロジェクトチームEn)

(参考)緊急下の子どもの心のケア「子どものための心理的応急処置」のご紹介
http://www.savechildren.or.jp/lp/kumamotopfa/

【日時】2017年5月21日(日)10:00~17:00
【会場】JICA地球ひろば(〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5)
【参加費】社会人3,000円/主婦・学生1,000円
【定員】30名(先着順)
【申し込み】下記のGoogleフォームにて参加登録をしてください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9h1Z8n00TSSVwyEUQLYRZq5Pxp-epxnQxaBr_QYuqE4CEmg/viewform?c=0&w=1
【対象】主に、普段子どもと接する機会のある方(養育者、保育・教育関係者など)、被災地での活動経験のある方、または、そのような取り組みに関心のある方。
【講師】河嶌讓(国立病院機構災害医療センター) 赤坂美幸(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン) 沖野昇平(被災地支援プロジェクトチームEn) 
【主催】被災地支援プロジェクトチームEn
【協力】公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
【お問い合わせ】研修に関するご質問に関しましては、下記のメールアドレスにご連絡ください。
pjten.info@gmail.com (被災地支援プロジェクトチームEn:沖野)

【「子どものための心理的応急処置」について】
「子どものための心理的応急処置:Psychological First Aid for Children」(以下、子どものためのPFA)は、世界保健機関(WHO)などが2011年に開発したPFAマニュアルをもとに、子どもの発達段階の特性や年齢にあった必要な支援など、子どもに特化したマニュアルを2013年に国際NGOセーブ・ザ・チルドレンが作成しました。災害などの緊急時などに、ストレスを抱えた子どもや子どもに関わる大人のこころを傷つけずに対応するための、誰もができるこころの応急手当てです。
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【学習サポート】2016年度第7回:中学生から学んだこと

2017-03-17 22:56:54 | 日記



彼らとの関わりを通して感じたのは、自分の苦手を克服する必要はあっても自分以外の"誰か"になろうとする必要はないということです。

彼らには確かに苦手や、もっと伸ばしていかなければならない部分はありました。そして実際に彼らもそれにひたむきに向き合い、どうにかしたいという気持ちで学習会に来てくれていました。

しかし彼らを見ていて感じたのは、ある子は素直さであったり、ある子は人懐っこさであったりと、一人ひとりに磨いていけばもっと光る原石のような、素敵な個性があるということでした。そしてそのような個性にメンバーも自然と動かされていたように思います。

「こうなりたい」「これができるようになりたい」と目標を持ち、それに対して努力していくことは大切ですが、それは現時点での"自分"をより良い"自分"に変えていくということで、決して自分より出来る"誰か"になることではありません。彼らの姿からそのことに気づくことができました。

これからも自分をありたいと思う姿に向けて変化させていくと同時に、変わらない良さも大切にし、のびのびと生きていってくれることを願っています。そのためにも自分の良さを見つけ、認めてくれるような人との関わりを自分から持とうとしていってほしいです。
(こがっち)
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【学習サポート】2016年度第7回:語り部さんのお話を受けて

2017-03-12 07:47:13 | 日記


2月18日に私たちは、東日本大震災で息子さんを職務中に亡くし、そのようなことを繰り返さないために女川で語り部として活動されているご夫婦のお話をうかがいました。

その中でお二人から特に感じたのは、「3.11を教訓にしてほしい」という強い想いです。

では"教訓にする"とは一体どういうことなのでしょうか?

私は教訓とは、「ああしていれば」の部分を将来、自分達の行動で形に変えることだと考えています。「震災」においては,ここで何が起こったのか。結果、どんな人が亡くなって、どんな人が残されたのか。残された人は何を想いどんな風に生きているのか。知ることでその後の自分の行動を変えられると思います。

そのために大切なのは、被災者の方々に起きたことを他人事だと思わず、「当事者意識」を持って「自分事」だと思えるかということではないでしょうか。

有事では、「このくらいで大丈夫だろう」という推察が命取りになります。「冷静に」という言葉は他人事だから言えます。実際にそういった状況になった時、自分がどう行動するのか、考えると恐ろしくなります。「このくらいで大丈夫」ではだめです。将来何かあった時、信頼している人がそういっても、私たちは自分自身の力で「絶対大丈夫」といえる領域を目指さなければなりません。

また、企業レベルでも企業の在り方を見つめ、周りの人が有事の際に主体的に行動できるような環境に変えていかなければなりません。それが、「教訓にすること」であり「亡くなった方の命を生かすこと」につながることなのだと考えます。

今回のお話を受けて、かけがえのない人を失った方の人生を教わりました。お二人の本気の涙は見ましたが、本気の笑顔は見ていないように感じます。自分達が同じような境遇にならなければ、きっと理解できない心持なのだと思います。同じ人間なのに、住んでいる場所が違っただけでこんなにも人生の過ごし方に大きな違いが出ていることは悲しみ以外の何物でもありません。

多くの人がいうように、被災者の心持を「わかる」とは安易にいえるものではないかもしれません。でも「わかろう」としないと教訓にはできません。逆に、より多くの人がそうすることで被災者、遺族の方々の心は救われると思います。

そういった意味で今回の機会は、「被災死亡者とその遺族」の二重の「当事者意識」の貴重さに触れる機会だったと思います。今までは、自分さえ本当の意味で被災者に向き合っていなかったのかもしれません。そして震災を形式上、発信することに意義を感じていました。

今回を機に、まず自分が被災者側の目線に立つこと、そしていつなんどき来るかわからない震災に向けて、段階的に周囲の目線、環境を変えていきたいと考え直すことができました。
(すーくん)
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【学習サポート】2016年度第8回:卒業式派遣活動報告

2017-03-11 23:59:13 | 日記


昨日10日は、Enが支援をしている中学校の卒業式でした。

これまでの6年間の活動が学校・地域との信頼と協働を生み、今年度はこれまで以上に中学生の子たちと学校・地域へ何かを残せたのではないかと思っています。今年も卒業式にEnから門出を祝うお花を贈ることができました。このお花を贈るために、これまでの6年間のうちでEnに関わり続けてくれているメンバーの思いと協力があります。

卒業式では、3年生の子たち一人ひとりが、3年間の学校生活の思い出と受験を乗り切った自信をいっぱいにして卒業証書を受け取っていました。卒業証書を受け取った子たちは、未来に一歩踏み出すように、保護者や在校生のほうをまっすぐ向いていました。

その一人ひとりに未来があり、その未来に向き合う力を、そこにいた全員が支えて続けていたことが卒業式から感じ取られました。卒業生からの感謝の言葉に涙を流す先生、先生一人ひとりに感謝を伝える保護者の方、震災からの教訓による成長を願う地域の方、卒業生との別れを惜しむ後輩たち。来賓としてお招きいただいた私たちEnも、これまでの中学校との活動を丁寧にご紹介いただきました。

その子たちが主体となって未来を拓いていく。長く続いている厳しい環境の中で、自分から手を挙げて学習会に参加してくれたその子たち。この1年間の努力を、次の自信にしてほしい。その思いが届いたことを感じさせてくれる卒業式でした。
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【学習サポート】2016年度第7回:自信を積み上げた先にある、未来を拓く力

2017-03-08 20:59:03 | 日記


Enの学習会に参加した中学生のなかには、様々な事情を抱えた子がいます。そんな彼らは、自分の未来に向き合うために、学習会に参加してくれました。その中で、彼らに必要とされる未来を拓く力とはどのようなものなのでしょうか。

未来を拓く力とは、成功体験から得ることができる「自信」だと思います。「自信」は前向きに何かに挑戦していこうという力の源泉になると思うからです。

今回、Enの学習会に参加した中学生たちは、勉強していく中で「できる」という感覚をなかなか得ることができずにいた子たちなのではないかなと思いました。そのような状況の中で、学習会に参加することで、解けなかった問題が解けたり、わからなかった学習内容がわかるようになったりと少しずつ成功体験を積み重ね、自信を深めていったのではないかと思います。

私が担当した中学生に、学習会に継続して参加した感想を聞いてみたところ、「問題が解けたときに勉強が楽しいと感じました。一人でやると解けない問題もEnで教えてもらうことで、できるようになったのがよかった」と言ってくれたのも印象的でした。

今年度の活動に継続して参加していたEnのスタッフたちが、「最初のころに比べて、中学生の勉強に向き合う姿勢が変わっていた」と話していたのも、中学生が少しずつ自信をつけて、前向きに取り組めるようになった証拠なのではないかと考えています。

受験勉強をしていく中で、中学生たちが得られた「できる」という感覚は、今後の人生にも生きてくるのではないでしょうか。中学生たちには、これからも成功体験を積み重ね、自信を持つことで、前向きに挑戦していく人生を送ってほしいと願っています。今日は中学生たちの後期試験の日。これまで積み上げてきた自信を糧にして本番に臨み、これをきっと次の自信へとつなげてくれると思います。

(あっきー)
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