小田急の向ヶ丘遊園からてくてく歩き、生田緑地の中にある美術館へ。
CHIKAKU/四次元との対話
―岡本太郎からはじまる日本の現代美術
オーストリアとスペインで開催された「日本の知覚」展をもとにした、日本での帰国展。それまで考古学の資料に過ぎなかった縄文土器を、はじめて美術的に評価した岡本太郎。その岡本が「四次元」と呼んだ日本人の呪術的感覚を切り口に、岡本を含む15人の作家たちの作品で構成された展覧会。
とにかく豪華なメンバーによる展覧会だった。草間彌生、やなぎみわ、須田悦弘、小谷元彦など、ベテランから若手まで個性的な顔ぶれがそろう。それらに加え、森山大道、中平卓馬、杉本博と日本写真史をリードしてきた写真家も出展。これら3人の写真と並んで、岡本太郎の写真も展示されていたけど、写真界の巨匠たちと並べても全く見劣りしない存在感はさすが。
今回最も印象に残った作品は、エントランスホール中央に吊るされていた森脇裕之の《Lake Awareness》。この作品は電子基盤をすり鉢状に組み合わせた作品で、手を近づけるとLEDが青色から白色に変化し、鈴虫のような音が鳴るというもの。作品の表面に沿って手を動かせば光の軌跡が残るし、近づけた手を動かさずにいると光が作品全体にわーっと広がっていく。この感覚が面白くて、夢中になって遊んでしまった。それと、すり鉢の中央に入って、光に包まれることも可能。
このほか、伊藤高志による、無人の体育館で撮影した700枚の作品を再構成した映像作品《SPACY》が印象的だった。ただ、小谷元彦は、《ベレニス》が電気系統の故障のため見られず、《スケルトン》だけだったのが残念。あと、須田悦弘は2点出展しているけど、下手をすると両方とも見落としそうなので注意!
川崎市岡本太郎美術館にて、6月25日まで(月曜休館)。
CHIKAKU/四次元との対話
―岡本太郎からはじまる日本の現代美術
オーストリアとスペインで開催された「日本の知覚」展をもとにした、日本での帰国展。それまで考古学の資料に過ぎなかった縄文土器を、はじめて美術的に評価した岡本太郎。その岡本が「四次元」と呼んだ日本人の呪術的感覚を切り口に、岡本を含む15人の作家たちの作品で構成された展覧会。
とにかく豪華なメンバーによる展覧会だった。草間彌生、やなぎみわ、須田悦弘、小谷元彦など、ベテランから若手まで個性的な顔ぶれがそろう。それらに加え、森山大道、中平卓馬、杉本博と日本写真史をリードしてきた写真家も出展。これら3人の写真と並んで、岡本太郎の写真も展示されていたけど、写真界の巨匠たちと並べても全く見劣りしない存在感はさすが。
今回最も印象に残った作品は、エントランスホール中央に吊るされていた森脇裕之の《Lake Awareness》。この作品は電子基盤をすり鉢状に組み合わせた作品で、手を近づけるとLEDが青色から白色に変化し、鈴虫のような音が鳴るというもの。作品の表面に沿って手を動かせば光の軌跡が残るし、近づけた手を動かさずにいると光が作品全体にわーっと広がっていく。この感覚が面白くて、夢中になって遊んでしまった。それと、すり鉢の中央に入って、光に包まれることも可能。
このほか、伊藤高志による、無人の体育館で撮影した700枚の作品を再構成した映像作品《SPACY》が印象的だった。ただ、小谷元彦は、《ベレニス》が電気系統の故障のため見られず、《スケルトン》だけだったのが残念。あと、須田悦弘は2点出展しているけど、下手をすると両方とも見落としそうなので注意!
川崎市岡本太郎美術館にて、6月25日まで(月曜休館)。











アートは好きなのですが、アートを見る目や文章力がないもので、お恥ずかしいことばかりです。
pizzさんのレビューには教えられることが多いです。
私からのTB、ご迷惑なようでしたら、どうぞ削除してください。
これからも貴ブログの記事で勉強させていただきます。
私も、正規の美術教育を受けているわけではないので、
まったくの我流で、あんまり参考にならないかもしれません。
ただ、肩肘張らずに、書いて(できれば読む方も)楽しいブログを、
続けていければと考えています。
本当に現代美術がお好きなのが伝わってきます。ご迷惑でなければTBさせてください。
TBはご自由にどうぞ。
(本来、TBは相手の記事に言及したことを伝えると同時に、相互リンクを一方的に完成させるものだそうですけど、私はカタいことを言うつもりはないです。)