毎年7月20日頃になるとわが家の庭に姿を見せる野花がある。家の周りの雑草がうるさくなる春先に
一度草刈をするのだがあとはそのままにしておく。この草花の出現をまっているのである。
ところが、今年は姿を見せてはくれない。なぜ? 1月から雨、雨、雨つづきで日照不足。冬は明け方は
マイナス5℃〜10℃、日中は10℃〜13℃になる温度差。2月下旬なのに5月かと思われる暑さ。梅の
花は4月下旬の遅霜でやられ実は付かなかった。など、など・・・。これまでにない異常とも言える状況に
今年はダメなのかと気をもんでいた。それが例年より10日程遅れて姿を見せてくれた。やれやれである。
だがこれまでに比べて僅か数本で数が少ない。背丈も低い。地上から20〜30cmほどにスーッと茎を
伸ばし、その先端にらせん状にピンクの花を付ける。その形状がネジ山に似ているところから「ネジ花」
と呼ばれている。
福岡県久留米市郊外で有機農業に取り組んでいる友人が言っていた事を想い出す。「昔は田んぼの
畦にたくさん咲いていたが、この頃はとんと姿を見なくなった」。このネジ花は他の所に移植してもなかなか
育たない。消えてなくなるのである。だが、私の「寺床の自然卵」の20数年来の消費者の方は、鉢植えで
見事に育てておられる。全然ダメと言うわけではなさそうである。よほど相性がよかったのだろう。
そのらせん状のピンクの花はピークを過ぎ下の方から少しずつ枯れてきている。
来年また出会えるのを楽しみにしたい。
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