缶詰だけど、それが何か?

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NS784_プチ・ファイユ(カレー/麹町)

2012-11-23 09:46:07 | 食べ歩き

11/22(木)

Je pense, donc je suis.

脳はよく嘘をつく。
例えば新幹線のドア上に流れるニュース。
点滅を繰り返しているだけなのに、
右から左へと流れる文字列と勝手にそこに意味をつける。
視覚情報としては、単なる点滅なのに、文字が流れている、
脳がそう勝手に判断する訳である。

しかし、文字が流れていると判断するのは日本人だからである。
日本語がわからない人にとっては単なる点滅でしかない。

17世紀を生きたデカルトは言った言葉は、
一時期、化石と成り下がった。
ビデオに撮れば、自分が見ていない時にだって世界はある、
それを証明できるのだから。

しかし、脳科学の登場でデカルトは再評価されるかもしれない、
3Dなんて、ビデオカメラを通せば、単なる汚い映像でしかない。
視覚情報を脳が勝手に補うこともわかってきた。
また人間が世界を構成する、ここ数年で認識論はまた転換した、
それこそ、カント以上にコペルニクス的に。

昨日降った雨も・・・
朝、起きたら長野美郷が妙なことを言う、
雨なんて降っていないって、そんな気配すら感じられなかった。
しかし、ゴミを捨てにいけば、確かに路面は濡れている。
ココで脳が目の前にある現象を脳に伝え、降雨を認識する、
寝ている間も世界はあったことを。



前夜、そんな状態だったから、
当然のように富士山は分厚い雲の向こう側。

朝からせっせとDM媒体の区分し、分析する。
しかし、取締役が思ったような結果が見えない。
見た目だけではダメなので、ちょっと掘り下げる。
すると取締役の望む傾向が見えてくる。

さっさと送付してから、電話帳のようなものを。
大阪担当のパートのラインナップを決める。
ああでもない、こっちか?それを課長と。
何とかバランスがとれた、エリアとお金と、
そんなリストができたような・・・。
あとは取締役を説得して、大阪に送付。

担当のゲラをざらざらと見る。
月曜までに戻さなければならないのだ、
ファクトチェックなんてやってられない。
それは自分の前に2人も見ているのだ、
ゲラのなかでクリティカルなものだけを見ればいいだけ。

しかし、それだけでも時間が膨大にかかる。
半分ぐらい?30Pぐらい残して、13時過ぎに会社を出る。

いっそ昨日と同じ吉乃家でかつ丼を食べる?
さすがに2日続けて、いや3日続けて揚げ物はなあ。
そのまま新宿通りを四ッ谷方面へ。



プチ・ファイユ
巨大な独占企業・キオスクの元締めである弘済会。
その自社ビルである弘済会館の1階にある、
カレー屋というか、喫茶店というか。

しかし、この画像、サムネイルだと、
どうにも天地が逆に見えるのだ。
ファサードが植木のプランターに、
ホントのプランターや路面のタイルが白っちゃけた空に、
看板上のポールが、その支柱にしか見えない。

脳が錯視を起こしているからで、
つまり脳が勝手に世界を構成した結果である。
デカルトを今にして再評価?おかしくない。

緑のゲートをくぐり抜けると入口、
その左手で注文・会計する仕組み。
その右手のトレーにカウンターの向こうからのせられる。



本日のカレー(680円)
単品カレーの値段でコーヒーがつく。
野菜カレーだからいいか、と思った。

もちろんテキトーなカレーである。
湯煎の野菜をのせて、これまた湯煎のカレー、
だから笑えるぐらいにぬるい。
カウンターにガラムマサラやナツメグなどが置いてあった、
食べてみたら、確かに、何かを、いや全てをかけたくなる、
それぐらいスパイス感のないルウ、それが山盛りに。

これなら麹町カリーでもよかった?CP的にも。

会社に戻って電話帳の続き、そして、試算の説明。
さらにコンペ案件の企画を考える。
さすがに22時に帰ることにする、眠いのだ。
寝た自分はどんなんだろ?
少なくとも考えていない、オレはいない?
いやはや



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