缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU431日目_Part1_グリコ「カレー職人 インド風カレー」

2010-05-06 10:53:02 | 食べ物
5/5(水)

昨日、山下公園まで行った。
神奈川県民ホールの裏手に1軒の洋食屋があった。
歴史を感じさせる内装、がたつくテーブルにはビニールシート。
さほど高くないけれど、アホみたいにウマい料理。

開店と同時に入ると、ドイツ人のおばあちゃんが早めの夕食。
マグカップに注いだスープに、固いドイツパンを浸して食べていた。
いつも頼むのは四角いチーズだらけのミックスピザ。
とても一人じゃ喰いきれないボリュームのそのピザを、
隣のテーブルの老夫婦が2枚オーダーする。
無理だよな、そう思っていると、やはり1枚は手つかず・・・
おばあちゃんは持ち帰り用の箱に入れる。
生ビールを何杯も空にする、しかし、おばあちゃんは魔法を使う。
会計をすると1杯分の請求、さすがに2度目には5杯は飲んだ、そう告げる。
うちは飲み屋じゃないからね
そう言って2杯目以降は受け取らない。

そんな素敵な店だった。
今でも同じ名前で、その店はある。
店内はこぎれいになり、おばあちゃんは姿を消した。
四角かったミックスピザは丸い普通のミックスピザになった。
行く必要の無い店になった、ホフ・ブラウは。

バゲット4本、カンパーニュ1台、食パン1/5斤
この3日間で嫁さんが焼いたパンの数々である。
食べてくれてもいいぞ
嫁さんは今日から仕事である。
そして、パンとレトルトカレーを持って出る。

ああ、それいいね。
昼ごはんは思いっきり手抜きである。



グリコ「カレー職人 インド風カレー」
キミサワでたぶん100円以下で買ってきたもの。

昨日、明治屋で買ったこんなものもある。



オリエンタル「マースカレー 辛口」
横浜にはなぜかマースカレーのレトルトがけっこう売っている。
ホントに理由はわからないけれど、ナビオスでも売っていたような。

ただ、こちらは嫁さんが興味津々なので、グリコでいいか。



当たり前だけれど、中身はレトルトである。
非情にシンプルな中袋、なぜか中央にドット文字。
インド
ちょっと前だったら、きちんとデザインされた中袋だったけれど、
デフレの影響か、コストダウンに必死だ、ホントに。

レトルトなので、熱湯の鍋に放り込めば出来上がり。
このカレー、レトルトには珍しくデキストリンが使われていない。
なので、箱にはキンアカで書いてある、
とろみが弱いため、開封時やラップをとる際、お皿に移す際には、
熱くなった具やソースがはねることがありますので、やけどにご注意ください。

封を切って皿に移す。



確かにしゃびしゃびである。
タマネギとニンジンのみじん切りと鶏肉の切れっ端が浮かんでいる。
インドカレーでは決して無い、もちろん。
だってインド風ときっちり謳っているし。
ただ、香りはなかなか。ガラムマサラをしっかり効かせた感じ。



ここまでびしゃびしゃだとさすがにバゲットには合わない。
てか、鶏肉の切れ端ぐらいだから、掴めるものがない。
結果、バゲットをカレースープに浸して喰うことになる。
そう、ホフ・ブラウのおばあちゃんのように。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿