ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

薬に振り回された3か月間

2017-03-20 22:25:53 | 日常

2017年の松の内が明けた直後に、長年服用していたパニック障害の治療薬の1つを減薬した。
その薬は、食欲を出すために飲んでいた物で、それまで1日1錠飲んでいたのを
11月から1日半錠に減量し、さらにそれを1日おきにして、とくに問題なく過ぎてきた。
ところが、1月にその半錠をやめた翌々日から不調が現れ始めた。
猛烈な体の痛み、半端ではないだるさ、息苦しさ、頭痛、食欲不振、吐き気、下痢が主症状で
最初の1週間はあまりに苦しく
「いっそのことベランダから飛び降りたら楽になるんじゃないか」
という想念を振り払うのに必死だった。
実際、何度かはベランダの手すりに手を掛けて下を眺めてもみたが
我が家は高層階ではないので、飛び下りたところで楽にはならないだろう。
医師からは、お守り代わりに減薬した薬を処方してもらっていたので
ベランダから飛び降りるくらいなら薬を飲んでしまえば良いのだが
「我慢すれば薬をやめられるかな」
という淡い期待と
「もうパニック発作は起きなくなっているのだから、薬がなくなれば通院もなくなるよね」
というほのかな希望みたいなものがごちゃまぜになって、とにかく我慢を決め込んだのだった。
昨年の夏に医師の言葉を勘違いして一気に薬をやめてしまった時に起きた離脱症状が
今回の症状とは比較にならないほど重篤で、起きていられなかった。
それと比べれば今はまだ起きたり寝たりしてなんとか過ごせるし
実家の母のことで、私が寝込んではいられない状況だったため
「いつでも薬を飲めるんだ」
と思いながら、なんとかやり過ごした。
やっと1か月ほどでつらい離脱症状から脱したようだったが
とにかく1・2月は体に鞭打って動いているような感じだった。


やっと薬の離脱症状から脱したと思ったのも束の間、今度はスギ花粉症の季節が到来。
2月9日から咳が出始め、1か月経っても治まらないどころか、ますますひどくなるではないか。
咳の様子から、おそらくアレルギー性の咳だと思っていたものの
1か月以上続くとなると気掛かりで、3月に入って病院へ。
診察の結果、やはりアレルギー性の咳が続いて咳ぜんそくになったと言われ
咳止め薬とステロイドのネブライザーを処方されたのだが
薬を飲み始めてから徐々に体調が悪化していくではないか。
たしかに、咳は鎮まりつつあるようなのだが、著しい食欲不振と吐き気とだるさ
さらに恐ろしいことに、息苦しいというレベルを超えて、呼吸ができない感覚まで生じた。
最初にまず疑ったのは、パニック障害がぶり返したことだった。
せっかく薬を減薬して、離脱症状からも脱したというのに
結局薬がないとパニック発作が起きてしまうのかと、暗澹たる気持ちになった。
ところが、1週間処方された咳止め薬を飲み切ってしまうと
息苦しさや呼吸困難はなくなり、吐き気やだるさもなくなった。
ということは、これら一連の症状はパニック障害によるものではなく
咳止め薬の副作用だったのだと気づいたのだった。
「一病息災」とはよく言ったものだが、二病も三病もあると「多病厄災」だ。
多病で複数の薬を同時期に飲みまくっていると、その症状がどの病気の症状なのか
はたまた薬の副作用なのか判然としなくなるから困りものだ。


ほぼ3か月間を薬に振り回されていたわけだが、そういえば過去にも同様のことがあった。
突発性難聴の治療でステロイドを服用した後、離脱症状に苦しんだことがあったのだ。
以前は花粉症の治療薬でも、服用をやめると比較的軽いものの体調が悪くなっていた。
私の場合、薬をやめる時は、細心の注意を払う必要があるのだろう。
パニック障害の治療薬は、まだ1錠服用を続けている薬がある。
それをやめる時は、医師の指示よりかなり慎重に運ばなければならないのかもしれない。
とにかくあんなに苦しいのは、もうまっぴらごめんである。

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4 コメント

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気持ち、わかる気がします (芝刈り爺さん)
2017-03-21 11:16:13
喘息の薬は、おそらく、交感神経を活発にして、気管を広げるもの、、かなと思います。当然ドキドキとか、興奮とかあるんでしょうかね??。
私の場合も、腰痛、退職、、等々で何というか、老人性ウツ、、のような感じになり、、ちょいと、「薬(ヤク、という感じですね)」のお世話になり、今年にはいって、「薬」とお別れ宣言をしたんですけど、、。調子悪いと、飲むべきか、飲まざるべきか、、のハムレット状態。最近やっと脱却でしょうかね。ですから、何となくお気持ちわかります。飲んじゃえばいいんでしょうけどね、、それもやなんですよね。全く。私も2月上旬、妙に、右鼻の奥が痛く、炎症状態、、耳鼻科に行き、色々薬をもらって、そのときは調子悪かったですね。
その後、近くの低い山の静かなコースを歩いて、、2日後、風呂で、太もものところに、イボ発見!なんとこれが、マダニでした。これが、3月8日のこと。山は6日に行きましたが。その間、マダニが定住の地を求めてさまよったのでしょうか、、。気づいたものの、なにこれと、引っ張ってしまったのです。それから調べたらこれがなんとマダニ。恐怖の感染症のもとです。かかりつけ医、のち皮膚科、、それから、14日目の今日です。恐怖の、感染症にはならなかった、、かなと、少し安堵、でも油断は禁物と、、気を引き締めました。コワイコワイです、、これも精神に良くないですね。脱線しました。まずはお大事に。
マダニ!? (ぴすけ)
2017-03-22 20:50:29
芝刈り爺さん、「飲むべきか、飲まざるべきか」のハムレット状態とは笑えるのですが、なぜか「飲まざるべき」という苦しい方を選択してしまうのですよね。
そんなことで悶々としていないで、苦しいのだから薬を飲んじゃえばいいのでしょうがね。

それより、びっくり!
マダニに噛まれたのですか?
しかも2日間太腿に食らいついていたのですよね。
もしかして、皮膚科で噛まれた部分の肉を削ぎ落とされたりしたのでしょうか。
感染症の恐怖を抱えながらの14日間もなんと申し上げて良いのやら。
どうも危機は脱した、とみて良いのでしょうか。
でも、マダニが太腿に食いついていたなんて、短パンで山を歩いたわけでもないのでしょうから、「なんで~?」って感じですよね。
マダニ、その2 (芝刈り爺さん)
2017-03-23 08:16:12
いやはや、、、山に行ったのは6日、寒いので、ズボン下(股引)、ズボン、スパッツつけてました。6,7日、全く気づかず、、この時期ダニくんは、あちこちさまよってうまそうなところを狙っていたみたいです。そして、8日の夜、あれ何これ、ケガして皮が剥けてる、、、え~~い、と爪を立てて引っこ抜く。あれこれは、、ダニ!!!風呂から出て老眼鏡をかけてみると紛れもなくダニでした。ただ、血を吸って膨らんではいませんでした。皮膚科では、皮膚を切ることもなく、もしかすると、牙の一部が残っているかも、、という感じで、終わりました。今のところ、傷跡、うっすら膨らんでいます。まだ牙の一部が、残ってるんでしょうかね。でも切ってえぐる程でもないですが、この先、しつこく盛り上がるなら、また医者に行こうかと思います。エタノール、イソジン、酢、ワセリンを塗って、ダニが牙を抜くのを待つとかありますが、、、いや焦って抜いちゃいますよね。私はきれいに抜けたと思ったんですが。。。今のところ、発熱なく、取り敢えず、、大丈夫かな、、と思います。怖いですね、殺人ダニです。蛇より、毛虫より、、気づかないだけ蜂より怖い。以来ヤブ恐怖症です。暖かくなったらワコールの圧着タイツでも穿いていこうと思います。頭が怖いですね。髪の毛に潜られたら、、、。笹の道、猪や鹿の多い所、要注意と、感じています。怖い怖い。
聞けば聞くほど恐ろしい (ぴすけ)
2017-03-23 19:32:22
芝刈り爺さん、そんなに重ね履きをしていらしたのに、マダニが入り込むとは、恐ろしいです。
私も山での虫刺されでひどい目に遭っていること度々ですが、マダニに噛まれたくないなー。
よく、犬連れ登山を見ると、背が低くて草木に触れながら歩いていて、衣類で体を覆っているわけではないし、マダニが付かないのかと心配になることがありますが、人間だとて藪こぎなどしたら要注意ですね。

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