ゴルフは歳を取るほど上手くなる

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老人とゴルフ

2014年12月16日 | 日記


2015年と言えば来年のことで、あと半月後だが、日本では4人に1人が65歳以上の老人になるといわれるがご存知であろうか?。

そうでなくても、ゴルフ場は老人だらけになってしまって、私の所属クラブではキャデイまで高年齢化している。

今では若手の出る月例などはスペースが中々埋まらないらしいが、60歳以上のは,すぐ定員一杯になり、キャンセル待ちなんて状態になる。

日本の高齢化の問題は様々に論議されているが、実際に自分が高齢になってみると、不安が一杯である。
 
そもそも老いというのは、どういう状態なのかを知ってもらうことが一番なのだが。

例えば、老人の筋肉や関節、目や耳はどういう状態であるのか、横断歩道や階段の歩行はどうなのか?

それ等を体感してもらうには、全身に重りとサポーターを装着し街を歩いてもらうしかない。

私は既に後期高齢者(なんと非文学的な言葉)であるが、なんとか月に二回はゴルフを楽しむ体力は残っている。

高血圧、糖尿もどき、軽度の痴呆と自覚はあるのだが、体力的にも精神的にもまだまだと思うのは皆同じらしい、これは他のシニアゴルフアーを見ていて思うことだが。

しかし最近はさすがに体力の衰えを自覺する事も多くなった。
それは若いパートナーとドライバーを競った時や、ショートホールでアイアンが二番手も違う時に、厭でも実感させられるのだ。

あと何年好きなゴルフが出来るだろうかと時々思うのだが、それは明日かも知れず、数年先かも知れない、神のみぞ知るってことか。

先日85歳のA先輩とラウンドの機会があった、歩行やショットは別に普通だったが、この御仁は自分のスコアを忘れて思い出せないと言う症状があった。

地方銀行を支店長で退職、悠々自適、ゴルフ三昧の毎日だったAさんもワンホール終わる度に自分のスコアをキャデイに確認しているではないか。

「Aさん、一打目がバンカーでしょう、二打目が出ずに三打で出て、四打目がグリーン右ラフ、五打でオン、スリーパットで8ですね」

憮然とした表情でスコアを記入するAさん、同年輩の仲良し仲間と回る時ならそれでも許されるが、競技会やコンペなどでは周りに面倒かけるだろう。

他人事でなく私も最近グリーンにオンして、時々自分の打数が分からなくなることがあるが、これだけ叩いたら頭が混乱して、やっぱり思い出せないだろう。

例えばパー5で4オンしたとき、3オンと思って4オンしたことが記憶から綺麗に抜け落ちるのである。

先日はまた、ドライバーでOBしたのを度忘れ、パーと申告、マーカーに指摘されて訂正したが、OBした事は記憶からすっぽり消えていて、恥ずかしい思いをした。

それでなくても、最近自分のスコアを数えるのに精一杯で、同伴者のスコアもその人が何も言わないと良く分からなくて困ることも多い。

昔は黙っていても同伴者のスコアは頭に入っていたのにだ。

やがて自分のスコアを思い出せない時が来たら、体は動いてもゴルフの止め時だと思っている。

 



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