ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】宮廷画家ゴヤは見た…ナタリーは微妙。スペインは怖い。

2009-08-30 22:18:46 | 映画・DVD
今朝は朝一番から投票に行ってまいりました。
投票開始時間に行ったのは初めてで、投票箱チェックも初めて見ましたよ(残念ながらチェックしたのは私じゃなかったんですけどね
で、その後「仮面ライダーディケイド」の最終回を観て…こちらは別の記事にでもしましょうかね(あくまでもそういう予定ですけど)…それからお昼まで二度寝。お昼からはいつものお買いもの(24時間テレビの募金会場=リバーウォークにも行きましたが募金せず)。
そんな一日でありました。



以下は溜まりすぎてヤッツケ気味な映画鑑賞記録です



「宮廷画家ゴヤは見た」
(監督:ミロス・フォアマン、出演:ハビエル・バルデム、ナタリー・ポートマン、ステラン・スカルスガルド、2006年スペイン/アメリカ)

キチンとデータ残していなかった&ひと月も前の事でハッキリしませんが…多分「マルタのやさしい刺繍」、「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~」あたりと一緒にTSUTAYAさんでレンタル…したんじゃなかったかな
2009年8月2日(日曜日)の早朝、5:00前~7:00ぐらいにかけて鑑賞致しました。



ストーリー
18世紀末。宮廷画家でありながら権力批判と社会風刺の作品作りにも精力的に取り組んでいる画家フランシスコ・デ・ゴヤ(ステラン・スカルスガルド)。彼が肖像画に取り組んでいるカトリック教会のロレンゾ修道士(ハビエル・バルデム)はゴヤの風刺画を世の中の退廃ととらえ異端審問の強硬化を提案する。もう一人ゴヤが肖像画を描いている裕福な商人の娘イネス・ビルバトゥア(ナタリー・ポートマン)は異教徒の疑いをかけられ牢に繋がれてしまう。
詳しくは…http://www.goya-mita.com/





ピロEK的感想&点数
「ブーリン家の姉妹」に引き続きナタリー・ポートマンのコスプレ劇映画をチョイス。
最近ナタリー・ポートマンの映画を結構観る気がする…なんて思っていたのですが、記憶をたどっても昨年末鑑賞の「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」まで遡らないといけないので、そんなに頻繁にナタリー・ポートマンを観ている訳でも無いんだよね…。

そこで思い当たったのが…アレです
毎週見ている「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」でアミダラ議員のCGと頻繁に会ってるのを、ナタリー・ポートマンと会っていると錯覚しちゃってるんでしょうねぇ…私
あのCGで再現されたスター・ウォーズのキャラクター達の中でも結構俳優に似てる一人ですから。肖像権だかギャラ絡みだかの関係でなのか、オビ=ワンとかアナキンはほとんど似ていなくて、逆に人間の中で良く似てるのは、メイス・ウィンドウとアミダラ議員
日本語で見たら声優は一緒だしナタリー・ポートマンのドンくさい動きもトレースしてるような感じで…ヨーダとかC-3POよりも似てるんじゃないかなぁ


さて、そんなことはさておき映画「宮廷画家ゴヤは見た」ですが…

…このストーリーの中で“ゴヤ”って重要なんですかねぇ
確かに主要なキャラクター達を結ぶ所にいるのは彼ですし、当時の風潮を後世に伝えている象徴的な人物でもあるのでしょうが、なんかムリヤリ感もあります。
ゴヤが王族の肖像画とはいえ美化せず書いちゃう描写なんかも、そういう人だと紹介しただけで理由も説明されなければ、ストーリー自体を大きく動かす要素でも無かったしね
(…ゴヤという画家の作風や人となりは知ってて観るのが前提なんですかね…日曜美術館とかを観てね…そういった部分を映画で説明する気は元々無いのでしょうかねぇ

この映画での描写がどれほど正確なのかは知りませんが、この当時のスペインってのは随分と酷い状況が立て続けに続いちゃうみたいですね。酷い描写も多々です…ナタリー・ポートマンの特殊メイクだか演技だかも結構ショッキングですし…ショッキング過ぎてあれが名演技なのかどうかも分んないですわ。
ラストシーンもキレイなんだか汚いんだか
そんなスペインはこの後も戦争だの独裁だの「パンズ・ラビリンス」みたいな社会になって…その後、平和になった(?)現在でも「ボルベール〈帰郷〉」みたいな国なんでしょう
生まれなくて良かった国って気がしますね。俳優の故天本英世さん(死神博士)がしきりとスペインに移住したいと言ってた理由はちっともピンときません


…で他には、ナタリー・ポートマン演じる女性(母親の方)は結局ユダヤ教徒だったんですかねぇ…ハッキリ描かれていませんでしたが…ナタリー・ポートマン自身だったらユダヤ教徒なんでしょうけど


点数ですが4点(5点満点中)。
コスプレ劇は基本的に好きなので、それで4点ってのは低いのかもですね



補足・蛇足
補足・蛇足というか、上記配点の理由の続き
満点じゃない要素として…女優さんが微妙ってのはデカい要素かもですなぁ…「ブーリン家の姉妹」も4点にしましたが同じ理由かも…ナタリーってそれなりに綺麗なんですけど、やっぱり劣化キーラ・ナイトレイ感が強くってねぇ。
一コ前の映画記事が可愛いかどうかが微妙な「ミーアキャット」の記事でしたから、最近美的センス的に微妙な作品ばかり観てますねぇ



では、今日はこのあたりで





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5 コメント

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TBありがとうございました (KGR)
2009-08-31 09:49:31
投票箱チェックは見たかったです。

さて、確かにゴヤは「歴史の証人」ぽく描かれてはいましたが、
たいした役割ではありませんでした。
ある意味「家政婦は見た」の家政婦、ん、違う?

今考えると非道なヨーロッパの異端審問の中でも
スペインのそれは変質し、異教徒排斥、
ユダヤ人やムスリムの排斥につながっていった、
みたいなことを言いたかったんでしょうか。
時代背景とスペインの歴史を知らないので、
良くわかりませんでした。
コスプレ連荘っすか! (sakurai)
2009-08-31 11:17:26
ゴヤは狂言回し的な役割だったと認識してます。
世界、特にフランスは革命で、激動の世の中で、今までの価値観がガラッと変わったにもかかわらず、旧態然としていたスペインの特性とか。
その辺りのあらわし方のうまさにうなりました。
当時の状況に関しては、拙レビューに少し書いてあります。
イネスはユダヤ教徒ではないという描き方だったと思います。
ちょっとした、豚肉の料理を嫌ったということを「あれはユダヤ教徒だ」にさせられてしまったのが、この映画のポイントだったのでは。
魔女裁判みたいなモンですよね。
告発された時点で、冤罪だろうが、ナンだろうが、それを覆すのは、まず不可能だと言うことでしょうかね。

スペインという国は、長年のイスラームとの戦いを経て、国土を守り抜いたという自負と、激しい気性が国民性のような気がします。
かつ、違った国がひとつになって、複雑な国民性を作り上げてる。
イスラームに対抗するための強固なカトリック崇拝が彼らをひとつにしている・・。そんなことを感じます。
こんにちは♪ (ミチ)
2009-08-31 23:53:00
またもやナタリー=劣化キーラですか?
ナタリーも気の毒に・・・・(泣)
同じコスプレだったら私は『ブーリン家の姉妹』の方が好きかな~。
ゴヤ役の俳優さんが足が長くてビックリでした。
★★コメントありがとうございます(1)★★ (ピロEK(KGRさん、sakuraiさんへ))
2009-11-30 15:34:09
★KGRさんへ★

いつもコメントありがとうございます
毎度のことですが、反応が遅くて申し訳ありません

>投票箱チェックは見たかったです。

選挙からもう3カ月も経つんですねぇ。
投票箱チェックは開場時間に行けば見れるんですけど、自分がチェックするには一番に並んで自分の窓口の人が愚図愚図しない事が必要。
運も必要になります。

>ある意味「家政婦は見た」の家政婦、ん、違う?

「家政婦は見た」って観たこと無いんですが、家政婦さんは探偵的役割でに事件解決には貢献しないのでしょうか(?)
そちらでも単なる語り部(?)

>時代背景とスペインの歴史を知らないので、
>良くわかりませんでした。

もちろん私もスペインの歴史なんて知らないんですけど、
スペインの時代劇って全般的に殺伐としてますなぁ。なんか怖いです。

では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。




★sakuraiさんへ★

いつもコメントありがとうございます
毎度のことですが、反応が遅くて申し訳ありません

>その辺りのあらわし方のうまさにうなりました。

歴史の専門家であるsakuraiさんがお褒めになるということは、そのあたり本当にうまいんでしょうね。
この映画は重厚なこの作品でしたが、歴史物って時間がドンドン流れちゃって、もう少しシッカリ観たかったなぁなんて思いも少しあったりします(みせられたらみせられたで冗長だとか言っちゃうんでしょうけど)。

>スペインという国は、長年のイスラームとの戦いを経て、国土を守り抜いたという自負と、激しい気性が国民性のような気がします。

世界史、世界地図ってのはホント頭に入っていなくて。
すぐ下がアフリカだからイスラム文化とも接したり戦ったりしてる(?)ってことなんですね。
(ネットで地図調べるまでヨーロッパの端っこってこと知りませんでした)
勉強になります。

では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★★コメントありがとうございます(2)★★ (ピロEK(ミチさんへ))
2009-11-30 15:37:10
★ミチさんへ★

いつもコメントありがとうございます
かな~り長くコメントのお返事を放置しちゃっている間にミチさんのブログが閉鎖になってしまうなんて思ってもみませんでした。
ミチさんには毎回コメントをいただいて、このブログを盛り上げていただき本当にありがとうございました。
他にも頂いたコメント…多々残しておりますが、ボチボチ(本当にボチボチと)お返事させていただきますので読んでいただければ幸いです。

>またもやナタリー=劣化キーラですか?

先日「ある公爵夫人の生涯」を観たのですが、あのキーラはイマイチでしたかね個人的には…それでもやっぱりキーラに軍配ってところでしょうか個人的には…ナタリーも、もちろん綺麗なんですけどねぇ。

>ゴヤ役の俳優さんが足が長くてビックリでした。

外人さんは何でもないオッサンでも割と良いスタイルの人が多いですねぇ。
…何でもないオッサンは失礼か

では、このコメントがミチさんの目に触れるかどうか不安でもありますが、
また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。

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