三連休最後の今日、北部九州地方は雨です。
ってことは、お金の無い私のような人間以外の方にも行楽日和じゃないってことになりますね(折角の三連休なのに)。そういえば、この暦を三連休ばっかりにする仕組み…連休増やしてみんなを遊びに出かけさせて、お金を使わせて、経済を回そう…ってな目論みの元に作られたんじゃなかったっけ(?)…あんまり上手くいっていないみたいですね…いつでも連休があるから無理に出かけなくても的な意識も生まれてたりして
さて、そんな今日ですが、朝から頂いたコメントへの返事を書かせて頂きました(それでもまだまだ放置したものはたくさんある訳ですが)。
ホント遅々とした反応で申し訳ないのですが、気持ちでは必ず返事を書こうと思っておりますので気長にお待ちくださいませ
で、今日も映画鑑賞記録です。
…こちらもサボるから鑑賞から時間が空いて、映画の内容をうる憶えだったりするから困りもの
「バンテージ・ポイント」
(監督:ピート・トラヴィス、出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス、フォレスト・ウィッテカー、2008年アメリカ)
TSUTAYAさんで「最高の人生の見つけ方」、「ノーカントリー」と一緒にレンタル。
2008年11月11日(火曜日)の深夜。スタッフロールが丁度日付変更ぐらいの時間に鑑賞しました。
ストーリー
テロ撲滅の国際サミットが開催されるスペインのサラマンカ。広場での演説中のアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)が狙撃され、更に演壇が爆破されるテロが起こる。シークレットサービスのバーンズ(デニス・クエイド)はTV中継車に乗り込み、事件に関連するものが映されていないかと撮影された映像をチェック、そこには信じられない光景が映し出されていた。
詳しくは…http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/vantagepoint/
ピロEK的感想&点数
先日鑑賞した「リトル・レッド」と同じく「羅生門」風味な作品。
私には「バンテージ・ポイント」の方が「リトル・レッド」よりも上質に思えましたが、「リトル・レッド」の方は子供向けであるとか、現代基準からすれば少しヘボいCGアニメであるとか、ストーリー以外の不利な点が多々ありますからねぇ…(「羅生門」風部分の)脚本的にホントはどちらが優れているのでしょう(?)…早く元ネタである「羅生門」観ないと、こういう作品の評価基準が出来ませんね。
さて「バンテージ・ポイント」ですが、割と面白くて退屈しない映画でした。
都合よく偶然が重なって解決に向かう事件…冷静に考えれば「んなバカな」と思うことも多いお話なんですけどね
…各国要人が集まる場所でも警察官の荷物は調べないの(?)スペインって…とか、
…シークレットサービスにテロリストと繋がりのある奴が簡単に潜り込めるのかよ…とか、
…大統領がTVモニターに映ってる影武者(こんなところにもクロサワの影響)を観ながら「全然似ていない」みたいなこと言うけど…いえいえソックリですって…っていうか二役…とか、
…第一に、子供が偶然道に飛び出したからオジャンになるテロ計画ってナニよ…とかね。
変に思うところはこの他にも数知れず
各主人公たちの過去も説明不足で…
…銃弾受けたことがトラウマになってるシークレットサービス然り、
…色恋沙汰で女に騙されている刑事然り…爆発物運ばされてもいれ込む恋愛ってどんななんだろうねぇ
…弟が拉致されてて協力する元特殊部隊然り
彼らのバックグラウンドって物語を掘り下げるためのモノでは無くて、多分この映画の状況を作るためだけのムリヤリ設定なのね。
等々私如きでもツッコもうと思えばツッコミどころは沢山あるバカ設定(?)な映画な訳ですが…まあまあ退屈しのぎには悪くない映画
…前述した「羅生門」方式なこの映画のウリである8人視点の見せ方、
…迫力のあるカーチェイス&アクションシーン、
…適度な塩梅で判明していく謎、
等々が上手い具合に面白く見せてるんだろうねぇ
8人視点で同じシーンを何度も繰り返すのはチョイとクドい感がありますけどね
あと、色々な所でこの意見を見かけますが…「24 -TWENTY FOUR-」みたいなんですよねコレ
私は「24 -TWENTY FOUR-」を観ていないので、そこいらが分かりませんが、たしかに最近のアメリカTVドラマ風な雰囲気は感じましたね。TVドラマ程度のつくり…と馬鹿にするほど最近のあちらのTVドラマは悪くないですから、それでも良いんじゃないかな
点数は4点(5点満点中)。
もちろん心に残るような作品ではありませんが、退屈はしませんし、観終わった後に物足りなさを感じたり、納得いかない感も無く。
「暇だから何か観るものないかなぁ」…とレンタル屋で無理に映画を探そうというような方には「コレなんか如何ですか?」ってな作品です。
補足・蛇足
シガーニー・ウィーヴァー…8人の視点の一人には数えられているみたいだけど…実際には脇役じゃなかったですか(?)…違う
では今日はこのあたりで
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ってことは、お金の無い私のような人間以外の方にも行楽日和じゃないってことになりますね(折角の三連休なのに)。そういえば、この暦を三連休ばっかりにする仕組み…連休増やしてみんなを遊びに出かけさせて、お金を使わせて、経済を回そう…ってな目論みの元に作られたんじゃなかったっけ(?)…あんまり上手くいっていないみたいですね…いつでも連休があるから無理に出かけなくても的な意識も生まれてたりして
さて、そんな今日ですが、朝から頂いたコメントへの返事を書かせて頂きました(それでもまだまだ放置したものはたくさんある訳ですが)。
ホント遅々とした反応で申し訳ないのですが、気持ちでは必ず返事を書こうと思っておりますので気長にお待ちくださいませ
で、今日も映画鑑賞記録です。
…こちらもサボるから鑑賞から時間が空いて、映画の内容をうる憶えだったりするから困りもの
「バンテージ・ポイント」
(監督:ピート・トラヴィス、出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス、フォレスト・ウィッテカー、2008年アメリカ)
TSUTAYAさんで「最高の人生の見つけ方」、「ノーカントリー」と一緒にレンタル。
2008年11月11日(火曜日)の深夜。スタッフロールが丁度日付変更ぐらいの時間に鑑賞しました。
ストーリー
テロ撲滅の国際サミットが開催されるスペインのサラマンカ。広場での演説中のアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)が狙撃され、更に演壇が爆破されるテロが起こる。シークレットサービスのバーンズ(デニス・クエイド)はTV中継車に乗り込み、事件に関連するものが映されていないかと撮影された映像をチェック、そこには信じられない光景が映し出されていた。
詳しくは…http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/vantagepoint/
ピロEK的感想&点数
先日鑑賞した「リトル・レッド」と同じく「羅生門」風味な作品。
私には「バンテージ・ポイント」の方が「リトル・レッド」よりも上質に思えましたが、「リトル・レッド」の方は子供向けであるとか、現代基準からすれば少しヘボいCGアニメであるとか、ストーリー以外の不利な点が多々ありますからねぇ…(「羅生門」風部分の)脚本的にホントはどちらが優れているのでしょう(?)…早く元ネタである「羅生門」観ないと、こういう作品の評価基準が出来ませんね。
さて「バンテージ・ポイント」ですが、割と面白くて退屈しない映画でした。
都合よく偶然が重なって解決に向かう事件…冷静に考えれば「んなバカな」と思うことも多いお話なんですけどね
…各国要人が集まる場所でも警察官の荷物は調べないの(?)スペインって…とか、
…シークレットサービスにテロリストと繋がりのある奴が簡単に潜り込めるのかよ…とか、
…大統領がTVモニターに映ってる影武者(こんなところにもクロサワの影響)を観ながら「全然似ていない」みたいなこと言うけど…いえいえソックリですって…っていうか二役…とか、
…第一に、子供が偶然道に飛び出したからオジャンになるテロ計画ってナニよ…とかね。
変に思うところはこの他にも数知れず
各主人公たちの過去も説明不足で…
…銃弾受けたことがトラウマになってるシークレットサービス然り、
…色恋沙汰で女に騙されている刑事然り…爆発物運ばされてもいれ込む恋愛ってどんななんだろうねぇ
…弟が拉致されてて協力する元特殊部隊然り
彼らのバックグラウンドって物語を掘り下げるためのモノでは無くて、多分この映画の状況を作るためだけのムリヤリ設定なのね。
等々私如きでもツッコもうと思えばツッコミどころは沢山あるバカ設定(?)な映画な訳ですが…まあまあ退屈しのぎには悪くない映画
…前述した「羅生門」方式なこの映画のウリである8人視点の見せ方、
…迫力のあるカーチェイス&アクションシーン、
…適度な塩梅で判明していく謎、
等々が上手い具合に面白く見せてるんだろうねぇ
8人視点で同じシーンを何度も繰り返すのはチョイとクドい感がありますけどね
あと、色々な所でこの意見を見かけますが…「24 -TWENTY FOUR-」みたいなんですよねコレ
私は「24 -TWENTY FOUR-」を観ていないので、そこいらが分かりませんが、たしかに最近のアメリカTVドラマ風な雰囲気は感じましたね。TVドラマ程度のつくり…と馬鹿にするほど最近のあちらのTVドラマは悪くないですから、それでも良いんじゃないかな
点数は4点(5点満点中)。
もちろん心に残るような作品ではありませんが、退屈はしませんし、観終わった後に物足りなさを感じたり、納得いかない感も無く。
「暇だから何か観るものないかなぁ」…とレンタル屋で無理に映画を探そうというような方には「コレなんか如何ですか?」ってな作品です。
補足・蛇足
シガーニー・ウィーヴァー…8人の視点の一人には数えられているみたいだけど…実際には脇役じゃなかったですか(?)…違う
では今日はこのあたりで
8つの視点っていうのがちょっとムリヤリ感ありましたが、そこは大目に見ました。
キュルキュルと巻き戻っていく表現が私のツボです。
見せ方が凄く上手いですね~
スピード感もありますし
非常に面白く見れました。
同じく、何気に楽しめてしまいましたw
ま、仰る通り設定ありきで作られてるのはミエミエでしたけど^^;
それでもまぁ、及第点は突破してたのでOKですね^^
てか、こーゆーB級(でもないですか?)な作品でこれくらい楽しめると結構お徳に思えてしまいますw
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
何回も同じの見せるよりは、もうちっと脚本を練って、絡みで見せて欲しかったなあと贅沢に思いました。
ウィリアム・ハートの良心的な大統領というのが意外な配役だったかもです。
スピード感があって楽しめました。
ところでBOOKMARKに入れていただいてありがとうございます~♪
私のほうは勝手に入れちゃってて申し訳ないです。
今後ともどうぞよろしくお願いしますゥ。
でも、気楽に楽しめる好きな作品でした。
8つの視点っていうなら
リポーターの女の子が実はむくっと
起き上がるとか(え)
大統領、
死んだほうが実は本物だったとか(!)
うちの子らは好きなように
ワタシやったらこうするなって
まあ言いたい放題に
さらに話をややこしくしたがってました。
アメリカのやるこっちゃから、
影武者なんて何人もおるんやろうな~。
そっくりがおらへんかったら
整形してでもつくるんやろうな~って
そんな話まで(爆)
・・・ど、どこかで育て方間違ってます?!(滝汗)
いつもコメントありがとうございます
>キュルキュルと巻き戻っていく表現が私のツボです。
ミチさんのツボでもあり、この映画のキモ部分なのでしぃうねぇあの演出が。
あと、あれが無いと、最初は何が起こっているか理解するのに時間かかっちゃったかもしれませんね。
そういう意味でも良い演出だったと思います。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★ONE OF THE BROKENさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>見せ方が凄く上手いですね~
>スピード感もありますし
細かな部分に気を持っていかれず、テンポを楽しめれば正解っていう映画なのでしょうね。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★Aki.さんへ★
いつもコメントありがとうございます
最近ナカナカ映画がカブらなかったですねぇ。
>てか、こーゆーB級(でもないですか?)な作品でこれくらい楽しめると結構お徳に思えてしまいますw
割と豪華キャスト、予算もソコソコに使ってるっぽい映画なのに、どこかB級っぽさも感じる映画でしたが…その分お得感は感じますね確かに
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★sakuraiさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>巻き戻しは、3回までだなあと思いましたよ。
実際には何度巻き戻しているのですかねぇ?
8回?…数えていなかったので分かりませんが。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★ゆかりんさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>ツッコミどころはいろいろとありますが気にしちゃいけないですねぇ。
>スピード感があって楽しめました。
素直にテンポを楽しむべき作品なのでしょうねぇ。
ツッコミどころっていっても、ご都合展開ってだけで破綻した部分があるわけでも無いですしね。
>ところでBOOKMARKに入れていただいてありがとうございます~♪
こちらこそ、今まで放置していて申し訳ありませんでした。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★カヌさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>私もかなりツッコミながら観ましたが、この映画はきっと設定に疑問を持ってはいけないんですよ(^_^;)
疑問を持たないまま鑑賞…ってのは果たせませんでしたが、ちゃんと楽しめましたよ
ツッコませることも楽しみのひとつ…っていう製作者側の意図だったりもして???
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★Agehaさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>リポーターの女の子が実はむくっと
>起き上がるとか(え)
あのリポーター女性…思わせぶりな驚いたりしてる音声だけ聞かされてたから、視点の一つになるのかと思ってたんですけど、無かったですね。本来は用意してたけどカットされたとかなんですかねぇ(?)
>影武者なんて何人もおるんやろうな~。
大統領の影武者っていう設定は、今まで無かったですね。
実際には…これだけマスコミが普及してたら難しいでしょうね多分。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
TBありがとうございました。
またお返しが遅くなりすみません。
>8人視点で同じシーンを何度も繰り返すのはチョイとクドい感がありますけどね
そうなんですよ~。
私は4回目くらいでお腹いっぱいになりました(笑)
良く出来ているとは思うのですが…ちょっと飽きるポイントになったのは残念?
今、「24」「デスパレードな」もそうですが、この手のつくりのものが多いですね。
同時多発?テロ的なドラマ作り…。
さすがにそれはなかったですね!
大統領に、しかも個室に意外に簡単に近づけてしまうのが
驚きでした。