ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【コミック】天顕祭

2008-11-02 16:17:24 | 本(コミック)
今日は朝から嫁さんのお姉さん宅に行って食事(マンションを購入したのでお披露目とのこと)。
で、今度は私の妹が関東から帰省するので、私の実家で夕食会が開かれるので、今から行ってきます。

まぁ連休の二日目はそんな感じです。



さて、昨日に引き続きコミックレビューです。
今日はいつもとチョビット毛色が違うかもね。



「天顕祭」
(白井弓子著、サンクチュアリパプリッシング、2008年7月30日初版発行)

先日、ヨメさんが衝動買いした本です。
オビにある「(精霊の守り人の)上橋菜穂子さん絶賛! 久々に、熱く濃いもので胸を貫くような漫画に出会った。傑作です。」ってなコピーに心を動かされたらしい

…ヨメさんが読むだけだとコストパフォーマンスがよろしくないので、私も読んでみました。

こういう厚手の読みきり…みたいなコミックは最近では少なくなったですねぇ。80年代頃にはもっとたくさんあったような気がするんだけど…名作、大友克洋の「童夢」とかね…私が気が付いていないだけで、最近でもそれなりにあるけんだけど、連載売れ筋、商業度高めな(かつアニメ化ドラマ化前提?な)コミック郡に埋もれて目立たないだけなのかもしれませんね。
…そんな部分も含め、なんとなくオタクノスタルジアを感じるコミックだナァ…と思って読んだこの作品ですが、元々同人誌発表作品なのね(オビにも「文化庁メディア芸術祭マンガ部門で初の同人誌受賞作品」って書いてました)。


ストーリーですが…
「汚い戦争」と呼ばれる過去の戦争で土壌が汚染されている時代。足場鳶の若頭、真中のもとで働く少女「木島咲」。低い場所を怖がる彼女は、天顕祭と呼ばれる祭りでクシナダ姫に選ばれた娘であり、そのことから逃げている様子だったが連れ戻されてしまう。このことに不信を持った真中は天顕祭の行われる北山飛地へ向かう。

…ってな感じのお話。

確かに同人誌らしい感じもします。
荒削りな部分も感じる設定の世界設定…架空世界なのか?未来なのか?、ストーリーよりも雰囲気のために構築された世界感…独自の設定なんかがたくさん盛り込まれている割にはその部分で難しかったり破綻していることも無く、すんなりと受け入れられました
…その中で、そんな世界観とはあんまり関係なく(…と私は思ったけどね)、むしろ古事記と関連しつつ展開していくお話。まぁ単純な展開ではあるんだけどシッカリとしたストーリーは悪くないです

絵は独特というか、一般的な商業コミックと比較すると洗練されていませんが味のあるものでした
実はこういうタイプの女性作家の絵って全般的にあんまり好きでは無いのですが、全体のまとまりは良いし、コマ割りも読みやすくされていると思いましたよ


あと、紙がいいね。
売れ筋の商業誌コミック、特にこの「天顕祭」と同じB6サイズのコミックって、殆どのものが紙質がよろしくないでしょ。少し黄ばんだ上質紙(?)が主流で…その点、この本は真っ白な紙に印刷されてて、開いた第一印象は“キレイ”インクの着きも良い感じ
他にも印刷がらみの話をすれば…
線画では無くて、諧調で再現されていますねコレ。なので解像度は通常のコミックと比較すると高くありませんが、悪くない程度で製版されている様子
そんなこんなも含めて、印刷会社の人間な私としては仕事でこういう本一冊作ってみたいところです。
興味のある(私の住んでる北九州近辺の)地元作家の方、ご連絡いただければ原稿の作り方から相談に乗れますよ(馬鹿正直に作ろうと思えば凄く高い見積もりになっちゃうと思いますが)。


ヨメさん曰く「中古で買っても十分だった」とのことでしたが(あんまり評価高くないってことだろうねぇ)、ヤツの評価は、宮部みゆきだの、小野 不由美だの、上橋菜穂子だの…その手の小説家さんと比較してのことでしょうから…その評価は辛いと思う私。小説は脳内補完枠が大きいから、そういう比較だとコミックはその時点で不利だと思うしね

ピロEK的には悪くなかったと思います



では、今日はこんなところです
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