~先日のフジテレビ「あいのり」より~
エチオピアを旅していた一行が、首都アジスアベバで昼食をとった。しかし、食事が口に合わず、残してしまう。それを目撃したラブワゴンの運転手が「日本人はこんなに食事を残すのか!」と怒りを表す。そして、彼はあいのりの一行をある場所に連れていった。
そこは、孤児院。
アベベック・ゴベナという名の孤児院で働く女性だった。エチオピアのマザーテレサとも言われているらしい。アベベック・ゴベナは貴重なお話をしてくれた。「緑の革命」の話だった。
HPの内容を抜粋します。
**************************************
「緑の革命。」
ある日、先進国の人が貧しい国にやってきた。
先進国の人→「今までより、たくさん作物が実る種を開発したんです。トウモロコシは2倍、小麦は3倍もとれるんですよ。どうです、これが『緑の革命』ですよ!」
貧しい国の大臣→「うん、それは、素晴らしい話だ!」
こうして貧しい国は新しい品種の種を先進国から買った。
そして、政府から新しい種を手に入れたお金持ちの地主は、自給自足の生活をしていた人から土地を買い上げ、よりたくさんの作物を収穫するために、大農地を作った。
しかし、
金持ちの地主→「こんな広い土地に水や薬をまくにはどうしても機械が必要だ」
結局地主は、トラクターや散水車など高価な機械を購入。
そして農民たちに・・・
金持ちの地主→「悪いけど、明日からもう来ないでくれ」
農民→「え~!?」
土地を奪われた農民達は、仕事までも奪われてしまった。
緑の革命で農地改革を果たした先進国は更に自分達の思惑を通すべく、追い討ちをかけた。
アベベック・ゴベナ→「私たちアフリカの国々は先進国の嗜好品を作らされたのです」
先進国はアフリカの国々に自分達の食料を作る畑を潰させ、タバコ・ピーナッツ・カカオなどの嗜好品を集中的に作らせたのだ。
しかし、収穫された作物の買値は安く、アフリカの人達はどんどん貧しくなり、食べるものまで失ってしまったのだ。
メンバーはケニアのスラムでもたくさんの子供が飢えと闘う姿を目にしてきた。その背景には、多くの農家が紅茶作りに従事している事実もあった。
アフリカでは他にも、エチオピアでコーヒー、ギニアではパイナップル、ガーナではカカオ、セネガルではピーナッツなど・・・
ヨーロッパの為にアフリカの人達が、アメリカの為に南米の人達が、そして日本の為にアジアの人達があまりにも安い賃金で働いている。
アベベック・ゴベナ→「先進国の人達が嗜好品に囲まれた優雅な暮らしを送れるのは、貧しい国の人達が安い賃金で働いているからです」
イッチー→「すごい色んな意味でショック」
歯医者→「要は植民地化してるのと似てるもんがあるよね」
じゅん平→「日本輸入をやめたら生きていけないんだよね」
世界中で生産される穀物は一年に20億トン。
これは世界の人口、63億人の2倍以上の人が食べていくのに十分な量のはずである。
しかし、先進国の人々は貧しい国の4倍もの穀物を消費している。その為、貧しい国の人々には十分な食糧が行き渡らない。
世界で一番穀物を輸入しているのは、日本!世界全体の10%の穀物を輸入している。
しかし、日本人が直接食べるのはこのうちたった3分の1だけ。残り3分の2は家畜の飼料となっている。
外国では肉牛は草を食べて育つことが多い。しかし・・・霜降りの肉が喜ばれる日本では、肉牛は穀物のエサで育てる。肉に脂がのっておいしくなるからだ。
おいしい霜降り和牛1キロを作るために牛は8キロの穀物を食べさせられるのである。焼き肉店でおいしい和牛のカルビを食べるということは、たくさんの穀物を食べてるのと同じことなのである。
アベベック・ゴベナ→「あなた達を責めるつもりはありません。でも現実を知ってほしかったんです」
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・・・私も知らなかったです。まさか飢えの原因が私達先進国にあったとは。1960年代のアフリカは今ほど飢えで死んでいく人はいなかったそうです。それは、嗜好品ではなくきちんと食料になるものを作り、自給自足の生活が成り立っていたから。それが、1970年代「緑の革命」により、アフリカが先進国に騙され、今のような状態に陥ってしまったと。ショックでした。
私達には、何ができるのでしょうか?募金?食事を残さず食べること?
所詮、アフリカで苦しんでいる人たちの気持ちなんて分からないという人も、正直いるのではないでしょうか?私は、やはり募金をしたり、食事を残さず食べる、ということしかできないかもしれません。こういうとき、人間はちっぽけだと思います。
しかし、そのちっぽけな人間でも、できることから始めれば、そういう人達が増えれば、大きな力になるのだと信じたいです。
治安が悪くなったとか、なんだかんだいって、まだまだ日本人は幸せです。
でも、その幸せというぬるま湯に浸かっていてはいけないのですね。
エチオピアを旅していた一行が、首都アジスアベバで昼食をとった。しかし、食事が口に合わず、残してしまう。それを目撃したラブワゴンの運転手が「日本人はこんなに食事を残すのか!」と怒りを表す。そして、彼はあいのりの一行をある場所に連れていった。
そこは、孤児院。
アベベック・ゴベナという名の孤児院で働く女性だった。エチオピアのマザーテレサとも言われているらしい。アベベック・ゴベナは貴重なお話をしてくれた。「緑の革命」の話だった。
HPの内容を抜粋します。
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「緑の革命。」
ある日、先進国の人が貧しい国にやってきた。
先進国の人→「今までより、たくさん作物が実る種を開発したんです。トウモロコシは2倍、小麦は3倍もとれるんですよ。どうです、これが『緑の革命』ですよ!」
貧しい国の大臣→「うん、それは、素晴らしい話だ!」
こうして貧しい国は新しい品種の種を先進国から買った。
そして、政府から新しい種を手に入れたお金持ちの地主は、自給自足の生活をしていた人から土地を買い上げ、よりたくさんの作物を収穫するために、大農地を作った。
しかし、
金持ちの地主→「こんな広い土地に水や薬をまくにはどうしても機械が必要だ」
結局地主は、トラクターや散水車など高価な機械を購入。
そして農民たちに・・・
金持ちの地主→「悪いけど、明日からもう来ないでくれ」
農民→「え~!?」
土地を奪われた農民達は、仕事までも奪われてしまった。
緑の革命で農地改革を果たした先進国は更に自分達の思惑を通すべく、追い討ちをかけた。
アベベック・ゴベナ→「私たちアフリカの国々は先進国の嗜好品を作らされたのです」
先進国はアフリカの国々に自分達の食料を作る畑を潰させ、タバコ・ピーナッツ・カカオなどの嗜好品を集中的に作らせたのだ。
しかし、収穫された作物の買値は安く、アフリカの人達はどんどん貧しくなり、食べるものまで失ってしまったのだ。
メンバーはケニアのスラムでもたくさんの子供が飢えと闘う姿を目にしてきた。その背景には、多くの農家が紅茶作りに従事している事実もあった。
アフリカでは他にも、エチオピアでコーヒー、ギニアではパイナップル、ガーナではカカオ、セネガルではピーナッツなど・・・
ヨーロッパの為にアフリカの人達が、アメリカの為に南米の人達が、そして日本の為にアジアの人達があまりにも安い賃金で働いている。
アベベック・ゴベナ→「先進国の人達が嗜好品に囲まれた優雅な暮らしを送れるのは、貧しい国の人達が安い賃金で働いているからです」
イッチー→「すごい色んな意味でショック」
歯医者→「要は植民地化してるのと似てるもんがあるよね」
じゅん平→「日本輸入をやめたら生きていけないんだよね」
世界中で生産される穀物は一年に20億トン。
これは世界の人口、63億人の2倍以上の人が食べていくのに十分な量のはずである。
しかし、先進国の人々は貧しい国の4倍もの穀物を消費している。その為、貧しい国の人々には十分な食糧が行き渡らない。
世界で一番穀物を輸入しているのは、日本!世界全体の10%の穀物を輸入している。
しかし、日本人が直接食べるのはこのうちたった3分の1だけ。残り3分の2は家畜の飼料となっている。
外国では肉牛は草を食べて育つことが多い。しかし・・・霜降りの肉が喜ばれる日本では、肉牛は穀物のエサで育てる。肉に脂がのっておいしくなるからだ。
おいしい霜降り和牛1キロを作るために牛は8キロの穀物を食べさせられるのである。焼き肉店でおいしい和牛のカルビを食べるということは、たくさんの穀物を食べてるのと同じことなのである。
アベベック・ゴベナ→「あなた達を責めるつもりはありません。でも現実を知ってほしかったんです」
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・・・私も知らなかったです。まさか飢えの原因が私達先進国にあったとは。1960年代のアフリカは今ほど飢えで死んでいく人はいなかったそうです。それは、嗜好品ではなくきちんと食料になるものを作り、自給自足の生活が成り立っていたから。それが、1970年代「緑の革命」により、アフリカが先進国に騙され、今のような状態に陥ってしまったと。ショックでした。
私達には、何ができるのでしょうか?募金?食事を残さず食べること?
所詮、アフリカで苦しんでいる人たちの気持ちなんて分からないという人も、正直いるのではないでしょうか?私は、やはり募金をしたり、食事を残さず食べる、ということしかできないかもしれません。こういうとき、人間はちっぽけだと思います。
しかし、そのちっぽけな人間でも、できることから始めれば、そういう人達が増えれば、大きな力になるのだと信じたいです。
治安が悪くなったとか、なんだかんだいって、まだまだ日本人は幸せです。
でも、その幸せというぬるま湯に浸かっていてはいけないのですね。
俺は今酔っぱらっている!うぅー。がはははは!
ていうのはうそです。pinkstさん、ごめんなさい。でも、飲み会はあったんですが、ハーフ&ハーフ2杯ですからねー。酔っぱらってはいないです。この記事にコメントしようと思ったんですが、今日は眠いのでやめておきます。お休みなさいませ。
先進国は傲慢な金持ちに似ている…
海外どころか、日本の国の中にも
飢えている人達がいます。
一皿の料理を頼んだのに、
チョット突っついて食べない女の子。
見ていて腹が立ってきます。
自由の国日本て、一体ドウユウ国なのでしょう?
先進国って一体何を指して「先進」なのでしょう?
病んでいる大国って、その行く末はどうなるのでしょう?
アメリカなどでは安い賃金で働かせられる発展途上国の人々を守るため、国内で関連商品の不買運動が行われているそうです。GAPやディズニーなどがそうらしいのです。
先進国に住むものとしては、当たり前に手に入れることのできるものを甘受しているだけでなく、もっと意識を持ってモノに接しないといけないようですね。
mamaさんのおっしゃるとおり、食べ物は残さずきちんと食べるとか。
そうなると、マスコミにも注文をしたくなります。そうした現状をもっと伝えるべきです。アフリカの声なき声を拾うのが先進国の報道のあり方ではないでしょうか。
全然放送されなかったのが残念というか。
さんごさんの言うように、思えば激安コーヒーがここ何年かで増えましたしね。おかわり自由とか。なるほど。ああいうコーヒーも今まで以上に安く買っているということですもんね。
ダイエットも必要かもしれないけど、mamaさんのいう通り、やっぱりご飯を残すのは良くないです。必要な分だけ作って、大事に食事を摂りたいものです。しかし、ダイエットなんて発展途上国の人たちにしたらありえないことなんでしょう。
今まで知らなかったことが悔しかったです。Nonoさんが言うように、マスコミにはこういう現状ももっと伝えて欲しいです。不買運動が行われていることも初めて知りました。
一つの料理には、いろんな人達の手がかかっています。いろんな人達の努力や恵みを感じながら食していきたいものです。