初雷 2018-01-01 | 江戸笑話 ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 晴天にわかにかき曇り、雷が鳴りはためけば、家内の者ども皆恐れて、蚊帳を吊って静まり返っているところへ、ゴロゴロピッシャリとすさまじい音がして、雷様が庭先へどさっと落ち、手水鉢で手を洗っていた。 亭主、恐る恐るさし覗いて、 「もしもし、どうなさりました」 「いや、今、あそこで、臍をつかみそこなった。ああ汚い」 <蛇足>では、何を掴んだのか。ああ汚い。 « 女惚れ | トップ | 幽霊 »
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