ゴルフ自問自答2

「自分が納得できるようなゴルフを目指す」
そんな日々の葛藤を気の向くままに綴ります

全米プロゴルフ選手権

2017-08-14 10:42:53 | その他

今朝は珍しく早起きしてスタートホールから松山のプレーをテレビで観戦した。

「ついに日本人初のメジャー優勝か」という試合はやはり生で見ないと楽しさは1/10になってしまう。

スタートホールでいきなり1.3mのバーディーチャンスのパットを外し
今までの自分なら「あ~もったいない、もうだめだぁ」っていう感覚が少なからずあっただろうが
最近の自分のゴルフでも採用している「入る入らないは時の運」という理論で見てみると
「運が悪かったなぁ」という冷静な感覚で見られた。

2番ホールははティーショットラフに入れて、そこから乗せられずにグリーン近くまで運び
アプローチで1mに寄せたがこれもカップの右をすり抜けて入らずボギー。
「運が悪かったなぁ」とは思うがさすがに連続で短いのを外すと嫌な雰囲気はしてくる。

3番ホールはフェアウェイからの2打目がピンに当たって5mほどのパットが残り
これも入れられずにパー。
これは当たらなかったらどういう結果になったのかはよくわからないので運は普通ぐらいだろうか。

4番のショートはピン奥10mに乗ってそこから1m残して入れてパー。
これもナイスパーという感じだろうか。

5番はティーショットを左サイドのバンカーに入れ、そこからグリーン手前のガードバンカーに入れ
そこから1mに寄せてパー。
2打目もバンカーでもいいというクラブと狙いどころで打っているのだろう。
リカバリーの技術があるから攻められるのだろう。

6番ショート2mにつけてバーディー。
これも「入る入らないは時の運」ということは言えると思う、1番が入って6番が入らなかったかもしれない。

7番ティーショットフェアウェイ、2打目でピン奥20m、1.5mに寄せてバーディー。
ショットは全体的に悪くない印象。
ここで首位タイ、見ている方はドキドキ。

8番ティーショットフェアウェイ、奥のピンを果敢に狙うが奥のラフまで行ってしまう。
このアプローチ、距離的にはそんなにないのにラフの抵抗が強いためか結構テークバックが大きいのでちょっとびっくりしたが
ポーンと高く上がって落ちてからピン方向に転がり1m。入れてナイスパー。
アプローチの技術があるから攻められるのだ。

9番ティーショットラフ、9.5mに乗せて2パットのパー。

10番ロングでセカンドを左サイドのガードバンカーに入れた。
6.7mもオーバーしたがそれを入れてバーディー。
ピン奥数メートルは仕方ないというバンカーショットだったのだろうか。
トップに立っていたと思うのでやはり無理せずにパーを確保しつつあわよくばバーディーという感覚か。

11番ティーショットフェアウェイ、セカンドグリーン右サイドラフ、1mに寄せるが入れられずボギー。
ここのセカンドショットはもったいない。たぶん悔やまれるショットだろう。
1mのパットが入っていればその感覚も薄れただろうか。
しかしまだまだ優勝圏内。

12番ティーショット左サイドラフ、フライヤーでグリーン奥のどうにも寄せられそうもないラフへ。
だるま落としのような感じでグリーンまで届かず、そこから50cmに寄せて入れてボギー。
3打目のアプローチは「確実にまずグリーンに乗せるアプローチを」なんてど素人なので思ってしまうが
きっと松山は想定内の球だったのだろう。グリーンをショートしたとしても少しでも前に進めば次に寄せて入れることは出来るので
出来る限りパーを狙いに行ったのだろう。
やはり自分の技術をわかって置かれた状況での効率の良い攻め方と守り方を高い次元で選択していると思う。
技術は真似できないかもしれないが考え方は同じだろう。

13番ショート右ラフから4.3mに寄せて入れられずボギー。
これはどんな状況だったかあまり覚えていない。

14番ティーショットでグリーンの近くまで運びアプローチで1.5mに寄せて入れてバーディー。
当たり前かもしれないがアプローチ上手い(笑)

15番ロングは2打目アイアンでグリーンを狙うも右のギャラリーの中へ。
そこから3.6mにつけて入れて連続バーディー。
この3.6mが入るなら今までの短いやつがもっと入っても良さそうなものなのに
そう上手くいかないのがゴルフ。
これが入らなくて1番の1.3mのバーディーが入っても同じといえば同じ。
結局は目の前の一打に最善を尽くすしか道はないのだ。

16番ラフからのセカンドはグリーン奥にこぼれてもう少しで池というところ。
1.5mに寄せたが入れきれずボギー。
ティーショットをラフに入れたことでその後がどんどん苦しくなるのだ。
限りなくパーに近いボギー。

17番先に打ったジャスティントーマスがピンの近くに寄せていたので
もうだめだという気持ちもあったかも。15mにオン。
パットが50cmほどショートしたがラインに乗っていたのでオーバー目に打って欲しかった。
もちろん打ってはいたのだろうが(汗)

18番ティーショット左のラテラルハザードに入れてそこからグリーン奥にこぼして
寄せて入れてボギー。

メジャー初優勝が掛かった場面、16番の短めのパーパットをトーマスが外して松山が入れていたら
精神的な部分で大きく松山に流れは傾いたかもしれない。
ただ、それは最後の数ホールのことで、そこまでは入る入らないにかかわらず
最善策をとり続けるしか道はないのだろう。

松山は健気にプレーしていた思う。

今度は優勝の涙が見たい。

コメント (14)
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