日経新聞 経営「インドで日用品の最大手はユニリーバ」=主婦を販売員に採用して地域密着BOPビジネス=

2017年02月23日 19時18分49秒 | 経営
日経新聞 2017年2月21日(火) P.1
連載コラム『春秋』

インドで日用品の最大手は英蘭系ユニリーバの現地法人だ。

農村の女性たちに商取引や契約の知識を教え、低所得者も買える値段でせっけんを売ってもらう事業モデルを築いた。

現地法人の従業員には一定の期間、農村での生活を義務付け、地域密着に力を入れている。

▼米食品大手のクラフト・ハインツにとってはそうした新興国市場での成長力も、取り込みたかったのかもしれない。

1430億ドル(約16兆1600億円)での買収提案はユニリーバが拒否し、早々に撤回したが、実現すれば巨大な消費財企業が誕生するはずだった。

世界再編が水面下でもうごめいていることを感じさせた。

▼注目したいのはクラフト・ハインツの大株主でウォーレン・バフェット氏率いる投資会社、バークシャー・ハザウェイの動きだ。

投資ファンドと組み、2013年にケチャップで有名なHJハインツを買収。
15年にブランド力のあるクラフト・フーズと合併させ、そして今回の提案だ。

矢継ぎ早というのはこのことだろう。

▼最近はアップル株の保有を大幅に増やし、上位株主に入ってもいる。

バフェット氏は業績が大きく振れやすいハイテク株を嫌ってきたが、配当などの株主還元が充実していることに着目したようだ。

賢く資金を使うためなら変わることをいとわないというわけだろう。
再編の黒子として、投資家の存在感は高まるばかりだ。


●関連日経記事
:2013年9月14日グー・ブログ「息子たちに読んでほしい日経記事」投稿記事参照
 日経新聞 国際「インド12億人 農村から開拓」=ホンダ泥臭く市場開拓=』(2013年9月13日付)

●関連日経記事:2014年2月10日グー・ブログ「同上」投稿記事参照
 日経新聞 ことば「BOPビジネス」=「ソーシャルビジネス」としてネスレやユニリーバが先行=』(2014年2月9日付)

●関連日経記事:2017年2月24日グー・ブログ「同上」投稿記事参照
 日経新聞 国際「米クラフト、ユニリーバ買収断念」=業界再編 火種残る=』(2月21日付)

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