日経新聞 海外メディア「対中輸出、15カ月連続減」=韓国・毎日経済新聞=

2016年10月29日 09時18分59秒 | 海外メディア
日経新聞 2016年10月28日(金) P.9 アジアBiz面
連載『韓国・毎日経済新聞』=10月24日付=

『対中輸出、15カ月連続減』=サービス市場 攻略を=

 今、韓国経済が低成長の沼の中でじたばたしているのは何よりも輸出が後退しているからだ。

なかでも輸出の4分の1を占める中国向けが縮小しているのが決定打となっている。
対中輸出は9月まで15カ月連続でマイナスが続く。

対中輸出の三大品目である半導体、ディスプレー、携帯電話のすべてが落ち込んでいる。

 深刻なのが近い将来、状況がよくなる兆しが見えないことだ。

中国の昨年の経済成長率は6.9%と25年ぶりの低水準となり、今年に入っても6%台後半の成長が続く。

一部では実際の成長率が4%前後にとどまるという分析もある。

中国の総負債は金融危機当時の2008年は国内総生産(GDP)対比で1.5倍だったが、昨年は2.5倍に急増。

不動産バブルなどが一気に爆発すれば、激しい痛みを経験しうるのだ。

 中国は中間財の自給率を高める方向に成長戦略をシフトさせている。

1990年代後半までは中国の総輸入のうち加工貿易が占める割合は50%を超えたが、今はその半分だ。

中国の加工貿易のために中間財を供給する韓国企業には泣きっ面に蜂だ。

今年1~9月に韓国企業の中国向けの素材・部品の輸出が前年同期比13%も減ったのは衝撃だ。

 これは韓国の輸出と成長戦略に変化が要求されているということだ。

お決まりの輸出振興策ではなく、対中輸出の70%を超える中間財の割合を減らし、技術の優位性を確保した資本財やブランド価値の高い消費財の輸出を増やすという根本的な処方箋が必要だ。

 中国経済はサービス部門が占める割合が過半となっており、韓国は中韓自由貿易協定(FTA)を活用してサービス市場を積極的に攻略すべきだ。

急速に変わる中国市場に追いつくためにはより素早く走らなければならない。

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