日経新聞 経済学『天然ガス「BTU」 熱量で様々な燃料比較』=単位のイロハ ⑧=

2017年05月11日 03時12分58秒 | 経済学
日経新聞 2017年5月10日(水) P.22 マーケット商品面
連載『単位のイロハ ⑧』

『天然ガス「BTU」』=熱量で様々な燃料比較=

 天然ガスの取引には「BTU(英国熱量単位)」という単位を使う。

「British Thermal Unit」の略でビーティーユーと読む。

1BTUは質量1ポンド(0.45キログラム)の水の温度をカ氏1度分上昇させるのに必要な熱量で、おなじみのカロリーに換算すると252カロリー。

およそマッチ1本を燃やしきる際に放出される熱量に例えることもある。

 「英国」を冠するのは、かって大英帝国が領内で公式に用いた単位体系に属するからだ。
19世紀にはBTUを使っていた記録があるという。

英国と同じくヤード・ポンド法の米国では空調の冷房能力を示す単位に使う。

天然ガス取引にBTUを使う理由について、日本の天然ガス鉱業会(東京・千代田)は「熱量を示す単位として国際的に通用している」と説明する。

 米エネルギー情報局(EIA)は「異なる燃料を同じ基準で比較できる」という利点も指摘する。

石油はバレル、石炭はトン、天然ガスも日本国内では主に立方メートルを使う。
単位がバラバラでは比べにくい。

BTU当たりの価格に引き直せば、様々な燃料のコストを同じ基準で計算しやすい、というわけだ。

 日本がカタールやオーストラリアから輸入する液化天然ガス(LNG)の価格は、100万BTU当たりのドルで表す。

アジア市場のLNGスポット(随時契約)価格は現在、100万BTU5ドル台。
ほぼ半年ぶりの安値圏にある。


●関連日経記事:2017年4月27日グー・ブログ「息子たちに読んでほしい日経記事」投稿記事参照
 日経新聞 経済学『輸入果実「カートン」 段ボールでの取引で定着』=単位のイロハ ⑥=』(4月26日付)

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