日経新聞 国際「北朝鮮秘密警察幹部 脱北か」=韓国、亡命・粛清 報道相次ぐ=

2016年10月14日 08時20分02秒 | 国際
日経新聞 2016年10月13日(木) P.6 国際1面
『秘密警察幹部 脱北か』=韓国、 亡命・粛清= 報道相次ぐ

 韓国内で北朝鮮幹部らによる亡命や粛清に関する報道が相次いでいる。

聯合ニュースは12日、国家安全保衛部(秘密警察)の局長級が昨年、韓国に亡命し、金正恩(キム・ジョンウン)委員長への平壌市民らの感情が好意的ではないと韓国当局に証言したと報じた。

北朝鮮事情に詳しい消息筋の話として伝えた。

 国家保衛部は体制の護持を目的に住民の動向を監視し反体制派を摘発する機関。
保衛部幹部の亡命は「異例」という。

 一方、11日のKBSテレビによると、ロシアのサンクトペテルブルクで、北朝鮮から派遣された労働者10人弱が今年8月末に現地の韓国総領事館に亡命の意思を明らかにした。

劣悪な労働環境や外貨稼ぎの過重負担などを動機としている。
建設現場の宿舎を抜け出し、現在は国際人権団体の支援で安全な場所で身を隠している。

韓国行きに向けて韓国政府と同団体が協議中という。
韓国政府筋の話として伝えた。

 このほか韓国紙、中央日報は12日付で、北朝鮮で対ロシア・欧州外交の重責を担ってきた弓錫雄(グン・ソクウン)外務次官が最近、正恩氏の指示で家族とともに地方農場に追放されたと報じた。

北朝鮮駐英公使が今夏に韓国に亡命した事件の責任を問われたという。

 消息筋によると、同じころにロシア極東のウラジオストク勤務の外交官が巨額の資金を握って行方をくらました事件の責任もとらされた。

駐英公使の亡命以降、北朝鮮では外務省への大々的な監査があったとしている。

 韓国統一省報道官は12日の記者会見で、北朝鮮国家保衛部幹部の亡命説について「私が知っている情報はない」と指摘。

ロシアでの労働者集団脱走と外務次官の粛正に関してはそれぞれ「確認できない」「関連内容を把握中だ」と語った。

 韓国の朴謹恵(パク・クネ)大統領は11日の閣議で「脱北者定着のための制度を再点検し、自由と人権を求めてくる北朝鮮住民たちを十分収容できるシステムと力量を早期に備えてほしい」と関係閣僚に指示した。

(ソウル=峯岸博記者)

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