日経新聞 健康「蚊が媒介するジカ熱」=WTOが緊急事態宣言=

2016年02月05日 02時48分31秒 | 健康
日経新聞 2016年2月4日(木) P.1 
連載コラム『春秋』

 天深く春立つものの芽を見たり(加藤楸邨)ーーゆっくりと、春の気配が動いている。
風はまだ冷たいが、日の光はかすかに暖かみを帯び始めた。

暦では、立春である。

節分の昨夜は、豆をまいて、冬将軍に別れを告げ、鬼たちを追い払った家も多かったのではないか。

▲節分の行事は、鬼やらい、鬼打ちともいう。
平安時代に疫病の流行を防ごうと始まった儀式が起源との説がある。

いにしえ人は手におえない、やっかいな感染症の原因を鬼神や魔物のしわざに違いないと考えたのだろう。

災厄をもたらす邪悪な力を持った怪物を恐れ、人々は季節の変わり目に、豆つぶてを投げ続けてきた。

▲悩ましいのは、鬼が再来することだ。
何度追い払ってもやってくる。

滅(ほろ)んでも人間に災いを届けに来る。
死んだ鬼の体や灰から蚊が生まれたという伝承が日本各地にあるそうだ。

虫になってもよからぬ性質が残り、まとわりついて人の血を吸う。
古来、マラリアなどの感染症を媒介してきたのも、いかにも鬼の末裔(まつえい)らしい。

▲蚊が媒介するジカ熱(ZIKA VIRUS)で、世界保健機関は「緊急事態」を宣言した。
中南米で流行し、妊婦が感染すると胎児への影響も懸念される。

薬がなく世界的脅威という。
地球が狭くなった分、拡大も速い。

デング熱流行も海外発だった。
日本にもやがて蚊の季節がくる。

現代の鬼を追い払うには、地球規模の取り組みが欠かせない。


●関連日経記事:2016年2月4日グー・ブログ「息子たちに読んで欲しい日経記事」投稿記事参照
 『日経新聞 健康「ジカ熱 エボラを教訓に」=WHO: 緊急事態宣言で先手=』(2月3日付)


◆父さんコメント

 今朝の海外報道では、米国、メキシコ、スペイン、マレーシア各国でもジカ熱感染者が発見されたと報告されている。

一方、「人間から人間に感染しない」とされていたが、性交渉から感染した新たな事例も報告されている。

これから暖かくなってくる日本。
デング熱だけでなく、ジカ熱の蚊からの感染リスクが高まってくるので注意したい。

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