日経新聞 経済学『南洋材丸太「ブレレトン石」」=単位のイロハ ④=

2017年04月19日 16時34分54秒 | 経済学
日経新聞 2017年4月18日(火) P.22 マーケット総合面
『単位のイロハ ④』

『南洋材丸太「ブレレトン石」』=本来は北米産を想定=

 木材の単位は国や対象の樹種によって違う。

住宅の内装材や合板になる南洋材の丸太の取引単位は「ブレレトン石(こく)」だ。

考案者バーナード・ブレレトンの名前が由来で、マレーシアやインドネシアといった東南アジアの広葉樹の体積を図る尺度として使う。

本来は北米西部の沿岸にある針葉樹を対象に想定していたが、熱帯地域の木材単位として広まった。

 木材の両断面の平均直径と全体の長さを基に計算する。
1ブレレトン石は約0.28立方メートル。

例えばマレーシア東部、サラワク州産丸太の4月中旬時点の商社卸値は、1ブレレトン石当たり1万1600~1万2100円だ。

日本の商社が輸入する際は、立法メートルで現地の輸出業者と交渉する。

 南洋材丸太の輸入は産地の環境対策に基づく伐採規制の強化や、原料の国産材シフトで減少傾向が続く。

1973年のピーク時には年間約2700万立方メートル
が輸入されていたが、2016年は約15万立方メートルと200分の1まで落ち込んだ。

国内でブレレトン石という単位の存在感は以前ほどではなくなっている。

 住宅のはりに使う北米産丸太は聖職者J・M・スクリブナーが考案した「スクリブナー」で計量する。

ロシア産北洋材丸太は農林石が使われている。

木材を扱う商社や問屋の間では「木材貿易の歴史の浅さが単位の多さに影響している」との説が有力だ。


●関連日経記事:2017年4月14日グー・ブログ「息子たちに読んでほしい日経記事」
投稿記事参照
 日経新聞 経済学『電子データ「ビット・バイト」』=単位のイロハ ③=』(4月13日付)

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