日経新聞 開発「サムスン: 発火、本体設計に問題か」=スマホ事業 赤字転落も=

2016年10月14日 09時43分25秒 | 開発
日経新聞 2016年10月13日(木) P.7 国際2面
『発火、本体設計に問題か』=サムスン=

『スマホ事業 赤字転落も』

 韓国サムスン電子が12日、2016年7~9月決算の下方修正を余儀なくされた。
 
新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」の販売打ち切りで、スマホ事業が営業赤字に転落するとの見方も出てきた。

好調な半導体事業が収益を下支えし、全体ではなお黒字だが、問題の原因を明らかにするまでブランド価値の毀損(きそん)は続きそうだ。


 サムスンは7~9月期の連結決算速報値を発表した7日の時点で、発火事故の再発防止策として取り組むノート7の回収・交換にかかる費用を計上した。

市場関係者の推定では、金額は1.5兆~2兆ウォンにのぼる。

 12日にサムスンがノート7の販売終了にかかる費用として公表した2.6兆ウォンを足すと、単純計算で4.1兆~4.6兆ウォンの営業利益がスマホ事業から消える計算になる。

このため韓国SK証券は10月下旬に確報値を発表する7~9月期決算で、スマホを中心とする「IT&モバイル部門」が営業赤字になる可能性を指摘する。

 最上位機種であるノート7の販売打ち切りでブランドイメージが低下し、他の機種の販売が落ち込めば、業績への影響はさらに大きくなる。

 サムスンはノート7の販売打ち切りに踏み切った詳細な理由を明らかにしていない。
公式には「電池の問題」と語るだけだ。

関係者によると、当初は電池メーカー1社に問題があり、問題のない別の1社の電池に交換することで解決をめざした。

 だが、交換した電池を搭載した対策後の機種でも発火の報告が寄せられ、問題が再燃した。

韓国メディアは「回路設計にミスがあり、使用すると電池に過大な負荷がかかる」などとする専門家の見解を報じ、電池でなく、本体の設計に問題があった可能性を示唆する。

本体を設計し直すには時間も費用もかかる。

ノート7にこだわるより、後継機の開発を急ぎ、失地回復を目指す方が得策と判断した可能性がある。

 大きな打撃を受けたとはいえサムスンの収益力は日本の電機大手を上回る。

16年1~6月の上半期だけで15兆ウォン弱の営業利益を稼いでおり、中長期では成長軌道に戻るとの見立ても少なくない。

(ソウル=山田健一記者)

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 日経新聞 政治「激戦州ルポ... | トップ | 日経新聞 国際「サウジ、初... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。