日経新聞 健康「さよなら イラつく私」=怒りの管理 学ぶ女性たち=

2017年02月24日 08時02分32秒 | 健康
日経新聞 2017年2月21日(火) P.13 企業・消費面
連載『トレンドサーチ』

『さよなら イラつく私』=怒りの管理 学ぶ女性= 

 「優しくなりたい!」と動きだす女性が増えている。

仕事に家事に子育てと時間に追われ、ついついイライラ……。
優しくなれない自分に抱く自己嫌悪を何とかしようとしている。

今話題の怒りのコントロールを学ぶ講座と、心の筋トレとも呼ばれる瞑想(めいそう)会をのぞいてみた。

 「怒りの感情のピークは長くても6秒です。 かーっとなったピークを過ぎてから対処していきましょう」

 1月の週末、都内で開催の「アンガーマネジメント入門講座」。
ファシリテーターの真橋今日子さんの説明に参加者がうなずく。

アンガーマネジメントとは、怒る必要のあることを上手に怒れるようになり、怒る必要のないことは怒らないようになること。

1970年代に米国で始まった心理トレーニングだ。

 日本ではここ数年で急速に浸透した。
日本アンガーマネジメント協会(東京・港)の2016年の講座受講者は延べ18万人。

前年より7割増えている。

 「生物学的には男性の方が怒りっぽい。米国では男性が受講するものだが、日本では30~40代の女性が多い」と同協会の安藤俊介代表理事は話す。

現在の男女比は4対6だ。

統計数理研究所の調査によると、20~40代女性ではこの1カ月間に「いらいらした」ことがある人の割合が約7割と男性を大きく上回る。

 安藤代表は「日本は良くも悪くもこれまで価値観がほぼひとつだった。 働き方をはじめ急速に多様化しており、価値観の差異が怒りを生みやすい」とみる。


 「雑念が浮かんできても、そういう自分がいることをただ眺めています」ーー。

1月下旬の午後8時、日本マインドフルネス学会理事の山口伊久子さんが都内で開く瞑想会。

目を閉じた参加者の呼吸が聞こえるほど静かな空間に、山口さんの声が響く。

 ”心の筋トレ”といわれるマインドフルネスを実践する女性も多い。

同会の参加者はだいたい男女半々だが、「女性では仕事や子育てに忙しく自分のための時間の少ない30~40代が増えている」(山口さん)

 「日々穏やかで優しくいたいけれど、それがなかなか難しくて」と2度目の参加という都内在住の女性(52)は話す。

「体は鍛えて強くなったなと思うけれど、心が弱いなと」

 グーグルがトレーニングとして取り入れていることが話題となり、この数年で企業研修やヨガスタジオなどにも普及した。

資生堂もスキンケアブランド「専科」で、マインドフルネスの考え方を取り入れた洗顔を提案中だ。

(随時掲載)


●関連日経記事
:2016年12月13日グー・ブログ「息子たちに読んでほしい日経記事」投稿記事参照
 日経新聞 健康「目は健康状態を知るからだの窓」=からだのフシギ=』(2016年12月11日付)

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