日経新聞 健康「いまが旬のタケノコ」=グルメ漫画「美味しんぼ」にも登場=

2017年04月24日 10時49分25秒 | 健康
日経新聞 2017年4月23日(日) P.1
連載コラム『春秋』

 何気なく口にして、その香り、その歯触り、その滋味に驚くのが今の時期のタケノコである。

新鮮そうなやつを米のとぎ汁でコトコト茹(ゆ)でてアクを抜き、穂先を薄く切って食べるのがまずはご馳走(ちそう)だ。

そうだ、バター焼きなんぞもいい。

▼山の生気が満ちたこの幸を、中国・三国時代の孟宗(もうそう)という人は真冬に掘り出したと伝えられている。

ある寒い日のこと、病気の母がどうしてもタケノコを食べたいとせがむ。

雪山に入った息子が途方に暮れていると、天は親孝行に感心して一本、二本と芽を出してくれたというのだ。

それで孟宗竹なる言葉ができたらしい。

▼この物語は孝行の手本になる話を集めた「二十四孝」にも入っているから、季節外れのタケノコがいかに貴重だったかがわかる。

孟宗がこれを熱いスープにして母親に飲ませると病はすっかり癒(い)えたそうだ。

儒教道徳を絵にかいたような顛末(てんまつ)だが、タケノコは実際に食物繊維やビタミン類を豊富に含んだ栄養食だという。

▼うんちくを並べたついでに、お話をもうひとつ。

グルメ漫画「美味しんぼ」には、まだ地中にあるタケノコの周囲を掘って火を起こし、そのまま蒸し焼きにする料理が出てくる。

食欲のために山まで焼くとは、こちらはずいぶん不道徳な振る舞いだ。
とはいえうまそうだなと想像しつつ、茹(ゆ)でタケノコの皮でもむくとする。


◆父さんコメント:
 先日、タケノコを栽培しているタケノコ農家の友人の山でタケノコ堀りを楽しんだ。

友人に美味しいタケノコの見分け方を学んだ。
・タケノコの穂先にある葉っぱが「黄緑」色をしているのが柔らかくておいしい
 =葉っぱが濃い緑になるほど、地上に顔を出してから掘り出したタケノコとなる。
 
 また掘り出して時間が経った場合も葉っぱは緑が濃くなるという。
 日に晒されている時間が長いと、それだけ身は固くなってしまう。

・スッと伸びたタケノコより、太短く曲がったタケノコがおいしい
 =すらっと伸びたタケノコは素直に育ったタケノコ。 

 地中にあるタケノコが根っこに当たったり、親竹に邪魔されたりしたりすると、成長を阻害されて太く短く育つ。 

 穂先に根っこなど邪魔者があるとそこをよけて成長するためにタケノコの形状が曲がり、太く短く育つ。 

 こんなタケノコは身が詰まり、おいしさも一層増すとのこと。

・タケノコを掘り出して3時間以内ならアクも無く、おいしく食べられる
 =タケノコの味は鮮度に尽きるとのこと。

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