日経新聞 ことば「ペルソナ・ノン・グラータ」=外交用語で「好ましくない人物」=

2017年03月08日 06時37分22秒 | ことば
日経新聞 2017年3月7日(火) P.9 国際2面
『北朝鮮大使が出国』=マレーシアが国外追放=

 北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害への対応を巡ってマレーシア政府から国外退去処分を受けた北朝鮮のカン・チョル駐マレーシア大使は6日、クアラルンプール国際空港から出国した。

マレーシアが通告した期限ギリギリで、同国が示唆した国交断絶を回避する思惑が透ける。
だがマレーシアは強硬姿勢を崩さず、断交などの火種はくすぶる。

『北朝鮮も対抗措置』
 カン大使は同日午後4時前、黒塗りの自動車に乗ってクアラルンプールの高級住宅街にある大使館を出発した。

およそ40分後にクアラルンプール国際空港に到着し、待ち受ける記者団に「マレーシアの過激な手段に大きな懸念を表明する」と述べた。

その後はこわばった表情で質問に答えず、出国手続きに向かった。
同日夕の北京便に乗り、北京経由で北朝鮮に向かうとみられる。

 マレーシア政府は4日夕にカン氏を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない人物)」に指定し、6日午後6時までの出国を要求した。

外交官の処遇を定めたウィーン条約に基づく措置で、事実上の国外追放といえる。
カン氏が応じないとの観測もあったが、出国期限間際になってマレーシアを離れた。

 カン氏が追放を受け入れた背景には、マレーシアが準備を進める北朝鮮との国交断絶を避ける思惑があるとみられる。

(後段略)

(クアラルンプール=吉田渉記者)


●関連日経記事:2017年1月3日グー・ブログ「息子たちに読んでほしい日経記事」投稿記事参照
 日経新聞 国際「ロシア情報機関35人追放」=オバマ政権が制裁 「大統領選に干渉」=』(2016年12月31日付)

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