日経新聞 安心・安全「アユが教えてくれたこと」=「清流めぐり利き鮎会」に参加して=

2016年09月18日 04時07分38秒 | 安心・安全
日経新聞 2016年9月17日(土) P.37 四国経済面
連載コラム『遍路道』

『アユが教えてくれたこと』

 先日、高知市のホテルで開かれた「清流めぐり利き鮎(あゆ)会」に参加した。

全国の56河川から集めた2912匹の天然アユを、300人近い参加者が食べ比べする様子はなかなか壮観だった。

グランプリには北海道・朱太川(しゅぶとがわ、北海道後志)産のアユが選ばれた。

改めて知ったのは、同じアユでも河川環境によってこれほど味が違うのか、ということだけではなかった。

 主催した高知県友釣連盟の内山顕一さん(60)は開会のあいさつで「今年は県内各河川の天然アユの遡上(そじょう)が極めて少ない異常事態。 何もしなければ絶滅を危惧しなければならないところまで来ている」と訴えた。

今年、高知県のアユは不漁という話は耳にしていたが、そこまで深刻とは思ってもいなかった。

 内山さんは「利き鮎会は豊かな河川環境をどう守るのか考える場でもある」とする。

高知で暮らす身として、清流の恩恵だけでなく自然の変化やその警告にも目を向ける必要性を痛感した。

友釣連盟は10月16日に、高知市の県立ふくし交流プラザで「土佐のアユを後世につなげるシンポジウム」を開催する。

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