日経新聞 開発「誤差最少6センチの日本版GPS アジア展開」=日立造船など新会社=

2017年06月16日 04時37分42秒 | 開発
日経新聞 2107年6月14日(水) P.3 総合2面
『日本版GPS アジア展開』=誤差6センチ=

『日立造船など新会社』

 日立造船やデンソー、日本政策投資銀行など5社は日本版GPS衛星を使った位置情報サービスをアジア・オセアニア地域で手掛ける新会社を設立する。

誤差が最少6センチメートルという高い精度を生かし、交通渋滞の監視や自動運転、農機の無人走行につなげる。

スマート・フォン(スマホ)の位置が正確に分かり、道案内への応用にも期待が集まる。
日本初の宇宙技術で新たなサービス市場を掘り起こす。


 15日にも新会社「グローバル測位サービス」を設立する。
資本金は9200万円。

日立造船が35.87%、政投銀が31.52%を出資。
デンソーや日立オートモーティブシステムズ、日本無線の3社が10.87%ずつ出資する。

 新会社はトヨタ自動車や日産自動車など国内自動車メーカー9社に対し、将来の自動運転技術への応用について協力を求める。

 日本版GPS衛星「みちびき」は政府がすでに2基打ち上げ、2018年春をめどに4基体制が整う。

日本とオーストラリアの真上を通る軌道から電波を発信。

現在のGPSとの併用によって、ビルや山の谷間でも誤差最少6センチメートルという高精度な位置情報が実現する。

 現在のGPSで生じる10メートルの誤差が改善し、これまでにないサービスを提供できる。

日本版GPSの受信機が普及すれば、車を1台ずつ追跡して車線ごとに車の流れが分かる。
交通管制がしやすく、タイやベトナムで社会問題になっている渋滞の緩和に役立つ。

 オーストラリアでは、広大な農地で農機の無人走行に生かせる。
日立造船は、30センチ幅のタイヤで40センチの畝(うね)の間を走る実証実験に成功。

新会社を通じて、種まきや肥料散布を自動化する技術を売り込みたい考えだ。

 政府は近く決定する宇宙産業ビジョンで、30年代の早い時期に宇宙産業の市場規模を2.4兆円規模に倍増させる目標を定める。

衛星データを使ったビジネスの拡大を急務としており、官民連携で事業化を後押しする方針を打ち出す。


●関連日経記事:2017年3月10日グー・ブログ「息子たちに読んで欲しい日経記事」投稿記事参照
 日経新聞 開発「GPS 日欧で相互利用」=精度、大幅に向上へ=』(3月9日付)

●関連日経記事:2017年6月3日グー・ブログ「同上」投稿記事参照
 日経新聞 開発「日の丸GPS 誤差6センチ」=衛星「みちびき」打ち上げ成功=』(6月2日付)

●関連日経記事
:2016年10月23日グー・ブログ「同上」投稿記事参照
 日経新聞 開発「気象ビジネス アジアで進化」=ウェザーニューズ: 航空機7000便に助言 ほか…=』(2016年10月22日付)

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