日経新聞 開発「海綿のスポンジ構造、通信網に応用も」=進化する生物模倣 ⑤=

2016年10月31日 06時08分29秒 | 開発
日経新聞 2016年10月23日(日) P.23 サイエンス面
連載『進化する生物模倣 ⑤』

『スポンジ構造、通信網に応用』

 海底の岩にいる海綿はスポンジのような体で、表面には穴が多数開いている。

胃や腸といった消化器、えらのような呼吸器、神経や筋肉もない。
そんな原始的な生物の能力が「インターネット社会で役立つのではないか」。

海洋研究開発機構の椿玲未ポトドクトラル研究員はこう考えて研究に取り組む。

 海綿は体中に海水の通り道がある。
その水路を通ってエサや酸素がすべての細胞に行き渡る。

周囲に色水をまくと、体の中(=の無数の水路)を通って集まり、ダクトのような穴から出る様子がわかる。

 不思議なことに、穴の一部をふさぐと、自発的に水路を組み替えて別の穴から水を出す。

一部の機器が壊れても、経路を組み替えて全体としては機能する通信網などに役立つという。

 椿氏はコンピューター断層撮影装置(CT)を使って水路を解析。
高速度カメラで水の流れの変化を調べながら水路を組み替える様子の再現に取り組む。

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