日経新聞 経済学『ダイヤモンド「カラット」 イナゴ豆語源、重さ表す』=単位のイロハ ⑨=

2017年05月14日 02時58分36秒 | 経済学
日経新聞 2017年5月11日(木) P.25 マーケット商品面
連載『単位のイロハ ⑨』

『ダイヤモンド「カラット」』=イナゴ豆語源、重さ表す=

 ダイヤモンドなど宝石を計る単位が「カラット(Carat)」だ。

1カラットは0.2グラム。
大きさの単位と誤解されやすいが、重さを表す。

1906年に世界の統一的な単位に決まり、日本では1909年11月11日、正式に採用された。

色合い(Color)、透明度(Clarity)カット(Cut)、と合わせ「4C」と呼ばれ、ダイヤの価値を決める主要な要素だ。

 語源は中東や南欧、アフリカで食用に栽培されるイナゴ豆。
英語でキャロブ(carob)、アラビア語でキラット、ギリシャ語でキャラティオンと呼ぶ。

種子の重さが約0.2グラム。
商人がイナゴ豆を分銅として使い、宝石の重さを計っていたといわれる。

 ダイヤモンドの原石はロシアとボツワナで世界生産の5割以上を占める。
世界最大のダイヤ需要は米国。

次いでインド、中国、日本と続く。
国内価格は2.0カラット品が91万円前後。

直近の高値だった15年6月と比べて2割ほど安い。

 宝飾品の需要は景気動向に左右されやすく、景気が悪いと価格が下がる傾向にある。

最近では中国の反腐敗キャンペーンでぜいたく品の消費が鈍化したのも値下がりの一因となった。

 日本では婚約指輪にダイヤモンドを使うことが多い。

ダイヤモンド最大手デ・ピアスが日本市場に参入した際、結納金(ゆいのうきん)の代わりに婚約指輪を贈るキャンペーンを広めたのがきっかけといわれる。

 16年にリクルートマーケティングパートナーズがまとめた調査によると、婚約指輪の材質は9割がダイヤモンド。

価格は30万~40万円未満、重さは0.2~0.3カラット未満が多かった。


●関連日経記事:2017年5月11日グー・ブログ「息子たちに読んでほしい日経記事」投稿記事参照
 日経新聞 経済学『天然ガス「BTU」 熱量で様々な燃料比較』=単位のイロハ ⑧=』(5月10日付)

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