日経新聞 健康「ネコ介しマダニ感染症」=50代女性が死亡、初の事例=

2017年07月27日 06時16分36秒 | 健康
日経新聞 2017年7月25日(火) P.42 社会面
『ネコ介しマダニ感染症』=50代女性が死亡、初の事例=

 厚生労働省は24日、野良猫にかまれた50代の女性がマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症し、10日後に死亡していたと発表した。

かまれたことが原因とみられ、猫からヒトへの感染事例が明らかになるのは初めて。


 厚労省や国立感染症研究所によると、女性は西日本に在住。
昨年、衰弱した野良猫を動物病院に連れて行こうとして手をかまれた。

数日後にSFTSを発症したという。

女性がダニにかまれた形跡はなく、感染研は野良猫が最初に感染し、女性に移したとみている。

 これまでSFTSは森林や草地に生息するマダニに人が直接かまれることで感染すると考えられていた。

 厚労省は今年に入り、SFTSウイルスに感染し、発症した飼い猫と飼い犬も確認。

感染はまれで、屋内で飼っている猫にはリスクはないとしているが、屋外にいる体調不良のペットに接触する場合は注意するよう呼び掛けている。

 SFTSの初期症状は発熱やだるさなど。
5~6日後に意識障害や出血などが起きることがあり、致死率は約20%とされている。

特効薬はない。

 国内ではこれまで、西日本を中心に266人の患者が報告された。
死亡例はすべて50代以上で、高齢者が重症化しやすいと考えられている。

シカやイノシシなどからもウイルスに感染していたことを示す抗体が見つかっている。


●関連日経記事:2014年2月27日グー・ブログ「息子たちに読んで欲しい日経記事」投稿記事参照
 日経新聞 健康「マダニ感染症、全国に分布」=厚労省、注意呼び掛け=』(2014年2月26日付)

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