もうどうにもとまらない(苦笑)。

改題の上,復活です.内容一新.とりあえず,月餅日記などを.それにしてもいつまで続くのか...

椰絲中月餅  (華勝楼)

2006-10-19 01:57:56 | 月餅日記
華勝楼の椰絲中月餅を食べた.これは椰子餡の小月餅.これまで食べた椰子餡は,椰子餡とバターココナッツ餡の2種に大別できたのだが,華勝楼の椰絲中月餅はその中間といえそうな感じ(ただし,バターココナッツ餡寄り).餡の色は白色で,味はいくぶん甘みが強調されているものの,雑味が多く,すっきりしない.原料からマーガリンココナッツ餡(!?)といったところか.食感も椰子餡特有のしゃりしゃりしたした歯触りがするようなしないようなで,いささか緩い感じだ.スイカの種が数個入っているのがいくぶんアクセントになっていた.皮は固め.模様は蓮の花.中央の円の中,縦に「椰絲」,横に「月併[餅]」の文字.[2006.10/14食す]
【製造者】華勝楼 【価格】262円 【購入場所】華勝楼 【原材料】ココナッツパウダー・マーガリン(乳脂肪・乳化剤・香料を含む)・卵・大豆油・西瓜種・小麦粉・砂糖 【内容量】85g 【サイズ】直径75×高22mm

月餅  (華勝楼)

2006-10-19 01:41:34 | 月餅日記
華勝楼の月餅を食べた.これは小豆餡(黒餡)の小月餅.餡は油脂分が多いのか,後味があまりよくない.油の酸味がしばらく残った.松の実が2個はいっていたのだが,これは何? 皮はやや堅め.模様は花(牡丹?)の中に四角く囲った「月餅」の文字.[2006.10/12食す]
【製造者】華勝楼 【価格】168円 【購入場所】華勝楼 【原材料】あずき・小麦粉・砂糖・ラード・大豆油・卵・炭末色素 【内容量】79g 【サイズ】直径65×高20mm

双黄蓮蓉[ハスあん双玉子]  (聚楽)

2006-10-19 01:20:36 | 月餅日記
聚楽の双黄蓮蓉を食べた.これは卵の黄身が2個入った蓮餡の大月餅.餡は適度に甘く,雑味がない.黄身は外側にほんのりとした塩味がする.一口食べてみると,ほくほくとした味わいで,これが餡とマッチしている.以前食べた玉子が塩辛いだけだったのと比べると大違いだ.後味もよく,いくらでも食べらる.皮はさくっとした感じ.これは他の店の月餅と一線を画してところ.模様は蓮の花に「双黄蓮蓉」.とてもおいしかった.[2006.10/2食す]
【製造者】聚楽 【価格】840円 【購入場所】聚楽 【原材料】小麦粉・砂糖・膨張剤・植物油.(記載はこれのみ) 【内容量】170g 【サイズ】直径75×高32mm

小月餅  (聚楽)

2006-09-30 22:42:36 | 月餅日記
聚楽の小月餅を食べた.まず,ビニールのパッケージから出したときに,甘やかな蜜の香りがしたことに驚かされる.食感はさくっとしていて,これも今まで食べた月餅とはひと味違っている.また,皮と餡の一体感が強い.餡は黒餡(小豆餡)で,適度なこくがあり,後味もいい.模様は蓮の花で,中央下よりに「月」の文字.型が使い込まれているのだろうか,大分すり減っている.全体的にていねいな作り方がうかがわれるもので,とてもおいしかった.
【製造者】聚楽 【価格】189円 【購入場所】聚楽 【原材料】表記なし 【内容量】53g 【サイズ】直径70×高22mm
聚楽の月餅を教えてくれたわたなべさんに改めて感謝です.

横浜中華街へ行く

2006-09-30 16:34:05 | 月餅日記
■川崎の帰りに,横浜中華街に寄って,月餅を買ってきた.
■まず前回ふられた聚楽へ行ってみる.今日は無事に開いていた.ほっとする.早速店内に入り,中華菓子をひとつずつ見ていく.もちろん,目的は月餅が目当てなのだが,馬拉米羔も美味しそうだ.が,今日は月餅を買おう.月餅はほとんどが大サイズなので,迷った末に玉子が二つ入っているハス餡の月餅を買うことにした.
 聚楽の月餅を買う.
 蓮餡の月餅を買う.
 塩漬けの玉子(黄身)が二つ入っているのを買う.
昨夜,いろいろと悩んだ末,この3点を今日の目標と決定したので,いきなり目標を達成してしまったことになる.聚楽ではこの他に小月餅を1個購入した.
■目標を達成したので,これで帰ってもいいのだが,もとよりそんな気はない.今日(9/29)から10/9まで「中秋節月餅フェア」が開かれている.はたして,どれほどの月餅が並んでいるか,気にならないはずがない.そこでぐるぐると中華街をクルーズし,月餅を扱っている店に軒並み入り込んで見て回った.各店とも期間限定の中秋月餅が堆く積み上げられている.いずれも大月餅で,玉子入りのものが多く,これまであまり見かけたことのない餡もいくつかあった.あといくつか買ってもいいなと物色したが,目移りして,どれを買うか,なかなか決めることができない.
■ちょうどお腹が空いてきたので,腹ごしらえをしながら,結論を出すことにする.と,言ってもここは中華街.どこで何をたべるか,という難問については,月餅に輪をかけて悩みの種になってしまうだろう.そこで,再びうろうろするのも煩わしいと,目の前にあった京華楼(別館)という店に入り,牛★刀削麺(★はにくづき「月」に「南」)を食らう.刀削麺を食べたのは初めてのこと.おでんのちくわぶが好きな私には,この刀削麺はなかなかの美味だった.辛いスープに汗を流しつつ,がつがつ麺をすすっているうちに,すっかり月餅のことを忘れてしまう.
■そんなわけで店を出た後,ふたたび中華街をうろうろ.結局,これまで買ったことのなかった店のものから,期間限定の中秋月餅をあと1個,その他の小月餅を3個購入する.聚楽のものとあわせて,合計6個の戦果をあげた次第.

松香月餅  (順海閣)

2006-09-23 02:44:29 | 月餅日記
順海閣の松香月餅を食べた.この月餅の餡は黒餡(小豆餡)に松の実をまぜたもの.ただし,中に入っている松の実はほんの数えるほどで物足りない.食感に多少の彩りを添えているという感じ.やはり,価格がアップしてもかまわないから,もう少し入れてほしいところ.餡は油脂のこくがあり,濃厚だ.食べた後,しばらく後味が口の中に残る.また,やや乾燥気味だったが,特に問題はなし.皮はごくふつうといったところ.模様は花(何?蓮?)を背景に「松香」の文字.全体的にはオーソドックスな中華菓子という印象.
【製造者】(株)順海閣 鳳凰製菓 【価格】210円 【購入場所】順海閣新館 【原材料】小麦粉・砂糖・卵・餡・純製油脂・果実 「合成保存料は使用しておりません。」 ※包装の表記は月餅類共通で使われているようだ. 【内容量】101g 【サイズ】直径70×高25mm
順海閣

棗泥小月餅  (重慶飯店)

2006-09-19 01:05:29 | 月餅日記
重慶飯店の棗泥小月餅を食べた.これはなつめ餡の小月餅.餡はほんのりとしたドライフルーツ特有の甘味とかすかな酸味があり,なかなか好ましい.餡は炭末で黒く染められているが,どうしてわざわざ染めるのだろうか? 皮はややドライな感じ.購入してからしばらく置いたため熟成したのか,重慶飯店のものにしてはいつもよりもややしっとりとしていた.模様はちょっと洋風な印象で,私としてはあまりおもしろくない.
【製造者】龍門商事(株)重慶飯店 【価格】190円 【購入場所】重慶飯店第二売店 【原材料】小麦粉・餡・サトウ・鶏卵・ナツメアン・菜種サラダ油・膨張剤・着色料(炭末) 【内容量】63g 【サイズ】直径61×高21mm
重慶飯店

バターココナッツ餡

2006-09-17 03:51:54 | 月餅日記
前々回,以前食べた華正楼と重慶飯店のココナッツ餡の月餅について,ココナッツミルク餡と記したが,これは私の誤りだった.ココナッツミルクは,熟して白くなったココナッツの果肉の胚乳部分を細かくすりおろし,水を加えて絞ったミルク状の液体のことで,カレーなど香辛料の効いたエスニックな料理によく使われている.味をまろやかにするということだ.ということで,月餅の餡とは関係はなかった次第.
そこで,両方の月餅の原材料を改めて見てみる.餡の主要な原料はそれぞれ
 椰蓉月餅(華正楼) ココナッツ・バター・粉ミルク・加糖練乳
 椰子小月餅(重慶飯店) ココナッツ・バター・脱脂粉乳
といったところ.したがって,このココナッツ餡はバターココナッツ餡と呼ぶべきものであったことがわかる.なるほど.
写真は重慶飯店の椰子小月餅を半分に切ったものだが,餡は黄色みがかっている(これは華正楼のものも同様).翠香園のゾンビ色(!?)のものとは大分違う感じだ(前項写真参照).

翠香園「ヤシ月餅」その後

2006-09-17 03:48:15 | 月餅日記
前回,翠香園菓子部のヤシ月餅を食べた.その時は,いささか強烈な個性にたじろぎ,思わず拒絶反応を起こしてしまったのだった.中月餅とサイズが大きめだったこともあり,その時は全体を1/4ほどに切り分けて食らったのだが,日を置いて,残りを食べてみたところ,いくぶん拒絶反応が薄れてきた.香りや見た目についてあまりいい印象ではないことは現在もそう変わらないのだが,ゆっくりと味わってみると,その餡に奥からじんわりと滲み出てくるような甘味があって,なかなか侮れないことに気づいた.大昔,沖縄に行ったときに,お土産に空港で売っていたサトウキビを買ったことがある.これはまんまのサトウキビで,かぶりついて,ちゅーちゅーとエキスを吸い取って味わうものだった.はじめは竹をしゃぶっているような味気なさだったが,そうしているうちに,ほのかに甘さが口の中にひろがって,なかなかいい感じになったと記憶している.改めて,翠香園のヤシ月餅を食べてみて,この時のサトウキビのことを思い出した.以前に食べたココナッツ餡の月餅とは,そもそもコンセプトが違う.菓子としての洗練ではなく,素材の純朴さが前面に出ているのではないだろうか,などと思い始め,ほのかに魅力を感じている.ただし,今一度,この月餅を前にして,これを買うか,というと,今はまだそこまでの魅力は感じてはいないのだが.

椰絲肉月[ヤシ月餅]  (翠香園菓子部)

2006-09-12 16:40:21 | 月餅日記
翠香園菓子部の椰絲肉月(ヤシ月餅)を食べた.ココナッツ餡の中月餅である.ココナッツ餡の月餅はこれまでに華正楼の椰蓉月餅と重慶飯店の椰子小月餅を食べているが,どちらも正確にはココナッツミルク餡と言うべきもので,ほんのりとしたココナッツミルクの甘やかさとココナッツのしゃりしゃりという歯触りがともに魅力的だった.さて,今回食べた翠香園菓子部のものは,これら「ココナッツミルク餡」とは異なる,まさに「ココナッツ餡」であった.味はかなりワイルドなもので,とても油っぽく(椰子油?),後味にその油っぽさがそっくり残る(濃い中国茶必須).味的にはほとんど操作していないのではないかと思う.ココナッツもあまり細かく切っていない.したがって,食感も上記の華正楼や重慶飯店のものとはかなり違う.油っぽい植物繊維を噛みしめている,という感じか.皮はしっとりとしているが,餡が強烈だったので,あまり印象に残らない.形は八花形で,上部の模様は読み取れなかった.食紅で何か印が付いているが,これもよくわからない.1/4ほど食べたが,この餡の個性には太刀打ちできなかった.以前,ココナッツ餡が好きで点が甘くなる旨を月餅日記に書いたが,これはココナッツミルク餡と改めねばならないだろう.
【製造者】翠香園菓子部 【価格】480円 【購入場所】翠香園菓子部 【内容量】180g 【サイズ】直径75×高42mm
※月餅の名前のうち,不明の用字(「肉」)を補い,一部修正[2006.9/29記]