わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

「ワンワン」と猫

2013年11月20日 | 妊娠、出産、子育て
 先週はひどく続いていた停電が、今週は少なくなりました。
ただ、今週は断水が多いです。
私たちのベナン滞在はもうすぐ8年になりますが、
こうしたライフラインの改善はぜ~んぜん見られません。
我が家は数か月前に自動でスイッチオンになる少し大きめの
発電機を導入しましたので、以前よりもずいぶんと楽になりました。
ただし、日中はクーラーを使いませんし、台所は蒸し風呂状態に
なりますので、私の背中は汗疹だらけになっています。
シアバターを塗るとかゆみはずいぶんと和らぎますが、でも痛痒い~。
 12月末までの、辛抱です。

 ところで、いきなり、へんな猫の人形の写真で、すみません。
(「へんな」と言ってしまって、猫さん、ごめんなさい)
 数日前から突然、この人形が身近になったので、ご紹介しちゃいます。

 もう10年ぐらい前に、当時私たちが住んでいた、ラオスのルアンプラバン
(という町)の夜のマーケットで、モン族のおばちゃんから買いました。
私のブログのプロフィール写真の「ぴえっと」と同じ人が作っています。
白い肌のほこりが目立つので、何度も捨てようかと考えたのですが、
なんだか、ラオスとのご縁が切れるような気がして捨てられません。

 ところが、最近、我が子コメゾウくんが、その存在に興味を持ちました。
食器棚の一番上のところにひょいっと乗っけていたこの猫の人形を指さして、
「ワンワン、ワンワン」と言って、取ってちょうだいと言ったのです。
手にとると、すぐさま、「ワンワン、ワンワン」と、コメゾウくん。
最初は、「わっ、すごい、そうだね、よくわかったね。ワンワンだね」と
オヤバカな私たちは、猫が「ワンワン」だろうが関係ないじゃん。
猫も犬も似た者同士と、息子がこの猫に興味持ってくれたことに大喜び。

 でも、周りの人たちが、猫がワンワンとなくわけないと、許しません。
「マダム、コメゾウがワンワンと言っているこの人形は、猫ですよね?
たしか、ワンワンは日本語で犬ですよね」と指摘。
そこで、「コメゾウくん、これはね、ニャンニャンなんだよ、ニャンニャン」。
と、いらぬことを教えてみたら、コメゾウくんは、「ニャンニャン」と
はっきり言いましたが、手元の猫を見つめて、すぐに「ワンワン」。
その後もコメゾウくん、この猫を見つけては、「ワンワン、ワンワン」。
いつ、何のきっかけで、この猫が実は「ワンワン」ではないことに気付くのか。
 最近の、私のちょっとした感心ごとです。

西アフリカの楽器(バラフォン)

2013年11月09日 | ベナン・アフリカ手仕事・布・音楽
 ぼんじゅ~る。コトヌーは暑いあつい、暑いですよ~。
それでも、1歳2か月の我が家の長男・コメゾウくんは、元気いっぱい!
「ドゥオー、ドゥオー(「お外」の意味)」と外を指さして、
ぎんぎらの太陽の下でもへっちゃらで、「歩いて」散歩に行きます。

 そういえば、コメゾウくんの初めての一歩は、1歳と9日目。
日本に帰国する際に寄った、パリのお友達のアパルトマンででした。
突然一人でむくっと立ち上がり、一歩、二歩、歩きました。
感動のあまり、「すごい~!!」と、拍手しながら大声で叫んでしまいました。
日本では、新潟で8歩まで歩いた後は、しばらくお休み。
それが、こちらに戻って来て10日ほど経って、またヨチヨチ歩き出しました。
最近のコメゾウくんは一人で歩くことが多く、ハイハイはあまりしなくなりました。
カーブも上手に曲がるし、ちょっとした段差の上り下りもできます。
両手でバランスとりながら、20メートルぐらいは一人で歩けるようになりました。
 とって~も嬉しそうに歩く我が子を見る度に、私も思わず笑顔になります。

 さて、前置きが長くなりましたが、今日はマリのバラフォンをご紹介します。
バラフォンは、西アフリカの楽器のひとつで、上の写真の通り木琴です。
写真では上手に写せませんでしたが、並べられた木片の下には大小異なる
いくつかのひょうたんがつるされていています。
これは小さく9鍵しかありませんが、プロ用のものは、21鍵などなが~いものです。
プロ用のものをと、夫・カオニャオさんのマリ人の同僚を通して注文しましたが、
コメゾウくんが使うためと説明したからか、小さなものがやってきました。

 それでもさすが、バラフォン。が深く、心地よく響きます。
玄関のそばに置いているので、人が通りかかると誰かがバラフォンを叩きます。
「ポン、ポ、ポ、ポロポン」と音が聞こえ、「誰が演奏しているの?」と
気になって台所から顔を出すと、コメゾウくんが両手にバチを持って、
バラフォンを叩いていたりします。
誰が叩いても、バラフォンの音は、私にはとても心地よい音に聞こえます。
 いつか、日本に持って帰って、みなさんにもこの音を楽しんで頂きたいです♪