はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

大御所になりすぎないで 。

2016-11-06 14:34:33 | 気になる:人

ずっと現役の、ベテランの役者さんの訃報が続いているせいかもしれませんが・・・

 

昔のドラマばかり見てると、

「今ではベテラン・重鎮と呼ばれる方たちも、若い頃はこういう小さい役を演じてたんだよなぁ」

というのを感じます。

逆にそういうのを発見するのが楽しくて。

 

今ではすっかり「大御所」になってしまった(以下敬称略) 

水谷豊

渡辺謙

役所広司

みんな主役級になっちゃいましたよね。

まぁ、若い頃のゲスト出演でもそれぞれ個性が光ってて、後にメインになりそうなのはわかってるんですけど・・・

 

年齢を重ねて、渋い役を演じるのは仕方ないにしても、やっぱり水谷さんは、はぎおにとっては「軽やかにステップを踏んで飛び回る」印象が強いので、「相棒」だけじゃなく、たまには違う色のお芝居が見たい。
いっそのこと「その後の『刑事貴族』」なんてやってくれないかな~

 

2時間ドラマでおなじみの、

船越英一郎

橋爪功

などなど。 

船越さんは主役もいいんですけど、正直、今でも主役の横で光ってる存在であってほしかったな。

橋爪さんはすっかり「渋い役者」さんになっちゃったけど、ご本人もおっしゃってるように「薄利多売」的に仕事は選ばないそうですので、もっともっと「悪役」とか「コメディタッチ」なものを見ていたいです。

 

そして今やスターの域に入った松重さん・笹野さん・小日向さん・吉田鋼太郎さんとか、舞台出身の方たちって、大ブレイクするのは遅いけれど、売れちゃったらもう勢いが止められないんですよね。

嬉しいけど、なんだか寂しくて。複雑。

 

もちろん、今と昔ではドラマの現場は違うんでしょうけど、製作側もあんまり「大御所感」を出さない方が、役者さんももっと自由に演じられる気がするんですけど。

いや、やっぱりみなさん、役者になったからには「主役」を狙ってるものなんでしょうか

 

はぎお的には、内藤剛志さんくらいのスタンスで、主役・脇役両方を、違和感なく演じられるポジションが良いなぁと。

主役級までいかないものの、八嶋さんとか高橋克実さんくらいの軽さと重さ、六角さんの謎めいた存在とか・・・

あとは、竜雷太さんくらいの、オーラと迫力はありつつ、主役を立てるような・・・

 

元悪役さんも、温かみのあるいい味の役者さんになってますよね。
エンケンさんとか、石橋蓮司さんとか、寺島進さんとか、亡くなった蟹江さんとか・・・
もっと、ギラギラした悪役を見たいんですけど、そういう場がなくなってるのかな
(2006.2「主役ではないけれど、息の長い役者さんたち」にも書き連ねてます。)

 

そういえば、男優さんは年を重ねるとマイルドに、渋さを増してくるけど、女優さんは・・・そういう激しさが衰えないというか、年々増すというか。

例えば、女優で今一番の売れっ子の一人、キムラ緑子さんとか。

 

挙げればきりがないけれど、舞台では主役を張ってほしいけど、映像では、脇で主役を喰うような存在が好きかと

 

 

とりとめのない話の最後に。
バラエティに出るのも面白いのですが、俳優さんはやっぱりある程度私生活はベールに包まれていてくれないと、作品見ていてもそれが思い出されるようじゃ・・・なんて思うのは、もう古いのかしら


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