火曜サスペンス劇場 カムバック!!

そろそろ夏のドラマも終わり、新しいドラマが始まりますね。
結局いつもつまみ食い程度で、やっぱり食指が動かない 

内容はともかく、毎週その時間に見るという「持続力」もないんですよね。（録画しても見ないし）
それに、PRのために出演者がいろんな番組にしつこいほど出るのも、かえって興味が半減する原因だったりして（彼らが悪いわけじゃないんだけど）

 

ま、やはり２時間が限度。
で、定番・お手頃な「２時間ドラマ」に行きつくわけです。

何度か書いてますが、結末はハッピーであれ、アンハッピーであれ、必ず解決するという「安心感」がそうさせるんでしょうね

 

今２時間ドラマといえば、

TBS「月曜ゴールデン」
テレ東「水曜ミステリー９」
フジ「金曜プレステージ」
テレ朝「土曜ワイド劇場」

があります。

それぞれ特徴があって、長く続くシリーズもあります…
（テレ朝はとにかく東映系の「大げさ」フジは「地味・暗い」TBSはどちらもあり(照明が明るい？）テレ東は…ちょっと独特でこだわりがあり選ぶ原作も好み）

 

 

でも、はぎおが一番好きだったのは

日テレ「火曜サスペンス劇場」

でした。

 

弁護士・高林鮎子シリーズ
監察医・室生亜季子シリーズ
地方記者・立花陽介シリーズ
盲人探偵・松永礼太郎シリーズ
わが町シリーズ
女検事・霞夕子シリーズ
警部補・佃次郎シリーズ
小京都ミステリーシリーズ

‥・・・

あ～書いてたらキリがない。知ってます
他にも単発などでたくさんありますが、これらの人気シリーズ物はだいたい２０作くらい続きましたねぇ。

他の局に比べて派手な演出・ヒーローの登場はないんですが（逆に地味だったかも）　、まさに「サスペンス」のドラマ性が高いものが多く、最後まで目が離せませんでした。
（内藤剛志主演「やさしい遺言」はサスペンス性以上に、あまりに哀しくて号泣した思い出が…）

シリーズの新作も、ワンパターンにならず（そんなのもあったけど）練りに練った作りで飽きさせない感じでしたね。

また、長く続いていればこその、共演者たちの息の合った駆け引き・アドリブも楽しくて

 

 

それに、この局の独自性は「主題歌」があったこと。
なにより、最初の

聖母たちのララバイ

が大ヒットしましたからね。 

	火曜サスペンス劇場 主題歌集 DX
	クリエーター情報なし
	ビクターエンタテインメント

 

岩崎宏美が５作連続で続きましたが、他にもこれだけあります↓

• 初代：岩崎宏美「聖母たちのララバイ」（1981年9月29日 - 1983年4月26日）
• 2代目：岩崎宏美「家路」（1983年5月3日 - 1984年6月26日）
• 3代目：岩崎宏美「橋」（1984年7月3日 - 1985年6月25日）
• 4代目：岩崎宏美「25時の愛の歌」（1985年7月2日 - 1986年9月30日）
• 5代目：岩崎宏美「夜のてのひら」（1986年10月7日 - 1987年11月24日）
• 6代目：杉山清貴「風のLONELY WAY」（1987年12月1日 - 1988年12月20日）
• 7代目：柏原芳恵「化石の森」（1988年12月27日 - 1989年5月30日）
• 8代目：竹内まりや「シングル・アゲイン」（1989年6月6日 - 1990年9月18日）
• 9代目：竹内まりや「告白」（1990年9月25日 - 1991年10月1日）
• 10代目：真璃子「あなたの海になりたい」（1991年10月8日 - 1992年9月22日）
• 11代目：益田宏美「愛という名の勇気」（1992年10月13日 - 1993年9月28日）
• 12代目：中村彩花「遥かな時を越えて」（1993年10月12日 - 1994年3月29日）
• 13代目：白井貴子「名前のない愛でもいい」（1994年4月12日 - 1995年1月31日）
• 14代目：沢田知可子「Day by day」（1995年2月7日 - 1996年3月26日）
• 15代目：高橋真梨子「ごめんね…」（1996年4月2日 - 1997年5月27日）
• 16代目：石井明美「バラード」（1997年6月3日 - 1998年4月7日）
• 17代目：酒井法子「横顔」（1998年4月14日 - 9月22日）
• 18代目：PARADISE LOST「体温」（1998年10月13日 - 1999年4月27日）
• 19代目：中村雅俊「哀しい人」（1999年5月4日 - 2000年3月14日）
• 20代目：高橋真梨子「幸せのかたち」（2000年4月4日 - 9月26日）
• 21代目：工藤静香「深紅の花」（2000年10月3日 - 2001年10月16日）
• 22代目：ANRI「Tears in Crystal」（2001年10月23日 - 2002年5月28日）
• 23代目：安全地帯「出逢い」（2002年6月4日 - 2003年12月9日）
• 24代目：一青窈「ハナミズキ」（2004年1月6日 - 12月14日）
• 25代目：中村雅俊「空蝉（うつせみ）」（2005年1月11日 - 5月31日）
• 26代目：森山直太朗「小さな恋の夕間暮れ」（2005年6月7日 - 9月27日）

ウィキペディアより

 

２４年続いたので、ヒット曲がたくさんありますね～
ほとんど覚えてます

「夜の手のひら」「風のLONLEY WAY」「告白」「ごめんね…」「哀しい人」「出逢い」「空蝉」…今聴きなおしても、素敵な名曲の数々です。

「ハナミズキ」なんて、最初聞いたとき、サスペンスのエンディングだということを忘れて、鳥肌がたっちゃいました
沢田知可子に関しては、「会いたい」という大ヒット曲がありますが、はぎお的には「Day by Day」

 

確か、不景気や視聴率の低迷とともに、一番に２時間ドラマから撤退した日テレ（時代劇もそうだった）
下手なバラエティを作るより、視聴率を気にする新作ドラマを作るより、丁寧な作りで２時間サスペンスをもう一度復活させてもらえないかなぁ…