天気が宜しくない厳冬期の週末はアイス。
桃の木温泉から林道を車で進み、車が6-7台は停められそうな所に2台の先行者が。ヒロケンさんのガイドブックではトリコルネの対岸まで車で入っていけるように書いてあるが、どうやらそうではないらしいということで僕たちもここに駐車した。
さて、人間のトレースは右岸に進んでいたが、車の轍も明確な林道はそのまま続いていたので、この時はあまり考えずに林道を進む。しかし30分歩いても一向に滝は現れず、しかも沢の向きがどうもおかしい。堰堤の工事現場まで行って、はい、御勅使川って書いてました。一旦駐車場まで戻り仕切りなおし。あ、カメラを落とした、けどまずは滝を確認しないと。

(車を停めたところから - この林道を行っては行けない!)
さっきは気づかなかったけれど、確かに駐車場のところで沢は二股になっている。トレースを追って渡渉を2回。車じゃ入れんなぁ。その後も山道みたいだったり林道跡のような平らなところだったりを進み、30分くらい経ってそろそろおかしいな、見過ごしたかなと思い始めた時に、目の前の堰堤に着いた氷に取り付いているパーティーを発見。
場所を尋ねて行くと、この人たちも始めてで、GPSで場所を確認して既にトリコルネやカモシカルンゼは通過してしまったので凍ってなかったと判断し、堰堤で少し遊んで帰るとのこと。トレースはここから上流にも伸びていたので、僕らはとりあえず上流に向かう。
すると突然ガードレールが現れ、林道跡がヘアピンで曲がるような場所の対岸に、雪に覆われた滝が現れた。ガイドブックと照らし合わせるとどうやらトリコルネらしい。最下部は護岸工事が行われたらしく平らな段になっているけれど、上部の木の生え方はそっくり。
アイゼンを履いて渡渉して登ることに。取り付きで雪を払い、スクリューを打ってみて荷重を掛けてみた感じでは登れそう。
K保田さんリードで取り付いて、あれれ、あと3mくらいのところで8本のスクリューを使い切ってロワーダウン。お疲れ様。志を次いで自分が最後を繋げることに。上部に行くに連れてグサグサの氷になり、何回も蹴り込みを入れてステップを工作して登る。最終支点は短いスクリューと聞いていたので、ここで怖くなってアックステンションしてしまい、スクリューを打ってもう一方のロープを掛けた。少し登ってもう一本打って抜けた。

(最後のトコロだけリードさせて貰った)
右岸の立ち木にスリングとビナ2枚が残置されており、同じようにスリングを掛けてトップロープ支点を作成する。懸垂で登ってきた右側に戻り、降られ止めのスクリューを打って他を回収して降りた。しかしここで手順を間違えてしまい、結び目が立ち木の支点と降られ止めの間に挟まってしまい、ロープが引けない事態に。
仕方なくH川さんにはタイブロックで登って貰う。スミマセン。続いてA川さんが淀みなく登る。
皆でもう一本登って、自分は先に上がってカメラの捜索。トリコルネから駐車場までの堰堤を数えたら三つだったかな。カメラは無事に見つかりました。
水っぽい氷にアックスは奥まで刺さるけれど足元は崩れ易く、何回か蹴り込んでステップを切って登る感じだった。アプローチが分かったからまた来よう。
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