磁器装飾アトリエ&磁器上絵付教室 (東京) ピアットスカーナな暮らし

イタリア・フィレンツエ18世紀から続く伝統技法で磁器に装飾する日々。日本語/イタリア語で気ままに綴ります。

朝はおひさま、午後のひまわり:Girasole~piccolo sole di gioia e allegria come sorridere~

2017-06-10 18:08:42 | 陶磁器(静物)/オリジナル


2014年の少しずつ近づいて来る夏のころ、40代のご婦人からの依頼で「ひまわり、ティー・フォア・ワン(注)」を装飾しました。
お客様のご希望は3つありました。①バラのティー・フォア・ワンのような雰囲気でひまわりを描いてほしい。(その前年にフランス風のお品物(フィレンツエ・ドッチア式装飾法を用いて)を6客納めている。)②女性(30代後半)の方へお礼として贈りたい。③明るく元気が出る感じでデザインして下さい。

(注)ティー・フォア・ワンとは:西欧茶器の商品名称。一客のカップ&ソーサーにポットがついている。


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私にとってのひまわりの思い出は、「喜び」以外のなにものでもない。ひまわりの「黄色」は、「心が明るくなる、積極的になれる、会話が弾む、温かい気持ちになれる」、不思議と笑顔になれるポジティブカラー。
色彩セラピーの観点では、大人になるほど、色についての一般的な意味づけは共通のものではなくなっていくらしいのです。カラー分析からすると、私の感覚は、例外的ではないようです。

パスクアレッティ師匠の夏の避暑地を訪ねる、私のトスカーナ8月の1人旅。バスは、永遠と続くひまわり畑の国道を走りました。今でも鮮明に覚えています。一輪一輪が太陽のように眩しくて、光輝く大海原に浮いているような気分でした。「ひまわり」は、スペインでもなく、フランスでもなく、北海道でもなく、こうしてトスカーナと強く結びついています。


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「見た目だけでなく、心も弾むような」
ご注文主さまからの、ご希望のコメントが印象的でした。
「表側は、エネルギッシュな大輪の花を。
裏側には、太陽(=希望)に向かって廻る、若い蕾を描きましょうか?」
と、私は答えました。

懐かしい思い出。


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少し移り気な空模様の季節が今年も到来しましたが、雨あがりの葉上の朝露が光っている様子に目が留まります。「太陽の贈りものだなあ~。」そうつぶやきながら、過去の注文制作の色見本を保管している引き出しを開け、瞬時に当時のひまわり制作カップを手に取りました。ミントティーを飲んで、気分を上げて、爽やかに次のステップへ。

さあ、これから新しいご注文の制作スタートです。

この度のお客様のご希望は2つありました。
①イラン文化に精通したカップルの結婚10年目のお祝いプレート
(フィレンツエ・ドッチア式装飾法を用いて)。
②バラとターコイズブルーを使って、
イヤーズプレートのようにデザインして下さい。
また新たな比較文化を勉強させて頂き、愉しんでいます。いつもながらの、ミックスミックス、シャッフルシャッフル、そういうこともありなのか!?と。

教室では、5月から、60代の国際通の外国人男性が、絵付けデビューしました。皆様を通して、制作スタジオ&教室は、異文化コミュニケーション継続中。今月も、色彩に親しみながら、様々な会話とスキルを楽しみましょう!

6月のOnタイムは、10日(土)~2週間です。
どうぞ宜しくお願い致します。

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