ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

はないちもんめ

2017年04月17日 | レッスンメモ
昨日は「第十二回 スケールアルペジオ大会」を開きました。日ごろの練習の成果をいつも通りにやってみせてくれればいいのですけど、みんなちょっと他の人がまわりにいるだけで、緊張するんですね。いつもの教室で、教室仲間とそのお母様方がいるというだけなのですが、もう、かわいそうなくらい緊張しているのが伝わってきました。でもね、それが経験、それが勉強になるからね。ちょっとだけ、ごっくんとつばを飲み込んで、息を整えて、乗り越えましょう。

さて、この会を続けているもう一つの目的はテストで真剣な緊張感を味わった後に、みんなと一緒になって思い切り開放感を味わってもらうことです。一人ずつ順番にテストを終えたら、リビングに移動して親も子もティータイム。子供は子供のテーブル、親は親のテーブルに分かれてペチャクチャとおしゃべりです。とは言っても子どもたちはやっぱり大人と違って活動的。ケーキやお菓子をささっと食べ終わったら、すぐに庭に出て走り回ります。これも恒例になっていて誰が言い出しっぺなのかわかりませんけど、気が付くといつもみんな庭に出て遊び始めてるんです。昨日はとても天気がよくて、庭遊びにはとても良い一日でした。いつものように鬼ごっこから始まったようですが、そのうちに気が付くと、はないちもんめを始めていました。私は、「うわあ、久しぶりにはないちもんめ見たわ!」と思わず声をあげました。今の子供たちもこういう遊びを知ってるんだなあと、心が癒やされました。汗だくになった外遊びが落ち着くと、子供たちは今度はピアノの部屋に入って、自分たちで弾き合いっこを始めました。子供たちがピアノで遊んでる! これはなんて素晴らしいことでしょう! あえて様子を見に行くことはしないで、教室から聞こえてくるピアノの音と歓声に聞き入りました。
 
というわけで、日ごろのレッスンとは違うテストの緊張感と、そのあとピアノのお友達と遊ぶ解放感、この両方をたっぷり味わってもらった一日でした。お天気のいい春の日、若葉と花に囲まれながらはないちもんめで遊ぶ子どもたちの笑顔は輝いていました

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