チャリティとボランティア

チャリティは社会貢献、ボランティアは無償という意味があるそうです。

社会に貢献する(チャリティ)という目的のあるボランティアには、常々参加したいと思っています。というより、これからの僕の人生は、常に社会に貢献していきたい…と思っています。
あ、ちなみに目的のよくはっきりしないボランティア(ただ働き)は、お断りするようにしています。一応プロですので…。





という訳で、本日、シンガーソングライター石井ひろ之さんのコーディネイトで、高円寺にある「高円寺北ふれあいの家」というデイケア・センターでボランティア演奏してきました。
石井さんが僕の新作ＣＤ『ふるさと』の事を知って、その中から演奏してほしい…との事でした。

で、なんでも、この日は“夏祭りコンサート”との事で、そのトリを仰せつかりました。

午後2時30分から30分程の短いステージでした。

開演前に石井さんから
「認知症のお年寄りが多いのでびっくりしないで下さいね。」
と言われてましたが、実際演奏してみると、決して歌の伴奏をしているわけでもなく、ジャズのソロピアノにアレンジされた日本の童謡、唱歌なのにもかかわらず、皆様、メロディの所は一緒になって口ずさんでくれました。
終演後には石井さんに、
「普段全然しゃべらない認知症のおばあさんが、“ふるさと”を口ずさんでいたのでびっくりしました。」
と言われたのですが、何か、少し「やって良かった」と思いました。

介護の仕事とか、そしてチャリティのためのボランティアを継続していく事とかは、生半可な気持ちでできるものでは無いような気がします。
演奏する環境だって、普段の感覚から考えると信じられない事もあるでしょう。
でも、僕は、少しでもいいからこれからも社会に貢献していければ…って思います。



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