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八重洲ホール・リサイタル

2017年11月14日 | 音楽


東京建物八重洲ホールでのリサイタルが終わり、すっかり時間が経ってしまいました。。
気付けば、もう2週間近く過ぎてるじゃないですか?!
どうして、こんなに早く時間が経ってしまったの?
色々、ありました!!

ちょっと贅沢なディナーに行ってみたり、
蒜山で牛と戯れたり。
地元の大名行列観に行ったり。
そうこうしている内に時間が・・。



改めまして、11月3日の八重洲ホールでのリサイタル、お越しくださいました皆さま、スタッフの方々、そしてパートナーの大澤明子さん、ありがとうございました!!
西に九州、東に岩手、
日本人から外国国籍の方々までお集まりいただき、感謝でいっぱいでした。
演奏後にご挨拶出来なかったのが心残りです(´;ω;`)
直接お礼が言えず、すみませんでした。
このブログでお礼申し上げますこと、お許しください。

さて、
ピアニストYuri×大澤明子
ジョイントリサイタル



この日は文化の日という事なので、曲目は全て邦人作曲家で揃えました!!
じゃん!
じゃん!!
どうでした??
また、私、個人的に良かったな〜って思ったのが、明子さん手作りのプログラムです。
ブログには載せられないのですが、
私達自身による曲に対する解説や、想い、どうして今回弾きたかったのか・・などなど。
オリジナルなプログラムになっていました!
これはお客様も喜んでくれたのではないかなぁ〜と♬

曲目は2人のタイミング、息づかい、が鍵な作品ばかりでしたので、本番上手くいくかっというライヴ感が楽しめました!!

曲目、プログラム、全てシークレットで、会場にいらしたお客様と演奏者だけが知っているリサイタルとしましたが、お客様には気に入ってもらえていたら嬉しいです。


さて、ここからは演奏会裏話♬
このリサイタルの1週間前に明子さんが岡山まで来てくれました。



長時間に及ぶリハーサルが終わり、尾道のホテルへ向かおうとする明子さんを無理に止めて、夕食を一緒にとるよう勧めてしまった^^;

前菜は
蟹のお刺身+アボカド
から始まり、
メインに鱈子パスタと、一杯のシャンパン♬

蟹は生で食べられる蟹で、私も初めて挑戦してみました!!
お酒に良く合いました❤️

共に個人練習頑張ろう!!
と約束をして、お別れ。

さて、演奏会前日の11月2日。
午前の飛行機で東京へ向かう予定でした。

いつも通り、
お弁当作り→朝ごはんを摂り

→実家に寄る

さて、実家から飛行場に出発だぁ〜!と言うところで、

人生初のギックリ腰

立ち上がれない私を心配する家族に、
見て、見て、ワニのポーズ❤️
とヨガで習ったポーズをするも、
誰も笑ってくれず、
そのまま体を引きずられ、車に運ばれる。
飛行機に乗せられる。

〜4時間後〜

明子さんと無事に再会しました。

しか〜し!!
合わせが終わる頃には、腰だけでなく、吐き気が襲って来たので、
吐き気がするのは、おかしい!
内臓とか関係しているかもしれないから病院行きなさい!
と言われ、終診時間10分前に病院に着きました。
で、出されたのは、

湿布と痛め止めのお薬

結局我慢すれば良いじゃん\\\٩(๑`^´๑)۶////

と内心プンプンして、処方箋は受け取らず、温泉行きました♬
温泉効果はあったのかは分かりませんが、心が癒されました❤️

で、当日は、



骨盤ベルトをお借りしてリハーサルやった!!
本番は外したけど、やり遂げました!!
舞台上で、明子さんが
「Yuriさん、ギックリ腰で〜」
と暴露してくださったので、
それがなんだか、返って良くて、
気持ちが楽になって、
そうだよ、隠さなくて良いんだよって思えて。
そしたら自然と、スーッと曲に入って行けました❤️
やりやすかったなぁ〜。

でもでも!!
私の腰のことで、明子さんやスタッフの方々に荷物持ってもらったり、本当助けてもらいました。
ありがとうございました(´;ω;`)
沢山の方に助けてもらって、支えてもらって、実現し、無事に終えた演奏会でした。
心からありがとうございました!!


さて、翌朝。
朝食は、泊まっていたホテルで、とても眺めの良い席に誘導してもらえました╰(*´︶`*)╯♡


やった〜!!
東北新幹線の青と赤の連結に興奮❤️

このように朝ごはんをモリモリ食べ、
ピアノレッスンの仕事をして、
友達とお茶して、
飛行機に乗りました。



あぁ〜、おしい。
赤と青が順番逆だったらロシア国旗だわ❤️
と思いながら、
空港で買った本も殆ど読まず、
ただただ美しい景色を眺めて帰りました。

ギックリ腰は大変だったけど、
ハラハラドキドキと感動ありの、楽しい東京滞在でした♬


あっ、12月29日に冬コミ受かったので、
また東京行きます!!


12月29日金曜日10時〜
東京ビッ臭いと
東Z38b

是非是非こちらも来てください❤️
暗黒ピアノ連弾でお待ちしております♬
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11 コメント

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音、そして肉体と意識 〜言葉を遠く離れて〜 (ジュンリー)
2017-11-15 03:13:48
今回の公演において、第二部の3つの楽章(?)の内とりわけ後半部分については今思い出そうとしても
どういう曲だったのかという客観的な「覚え」というものがないんです。
というのも、あの数分間のあいだに「私」という意識は限りなく希薄であり、
つまり、曲を聴いている主体が居無かったのです。
だから、かわりに私が“どう”であったかということについてからまず語り始めることにしたいと思います。

ある時点、私は四角い辺の上に沿ってリズミカルに規則的に回っていました。
どこか別次元から聴こえてくるかのような音色、いや、音の中で。
そして小刻みなリズムのなか、徐々に現実の私は眼球のRapid Eye Movementを起こし、
身体も音に同調し始め、そうこうしているうちに音による激しい侵食にあい(もうこうとしか言えない!)、
加速度的に「私」という意識が変貌を遂げて行きます。
このことはもうどう表現したら良いのか!?
やはり、音そのものになるということになってくるのだろうか。

そうして詰まるところ、この時のあまりの体験に、どこか意識の彼方にあった「私」は突如として感情のスイッチが入り、
しかし現実の(つまり座って曲を聴いている)「私」を維持し続けなければという理性とのギリギリの狭間で、
嗚咽するより他なかったのです。
一体、あの時の感情を表現する言葉など在るだろうか。
あの感情の決壊が一体どういった類いのものであったのか、今もって上手く捉えられないのです。
ただひとつ言えることは、我が人生において初めての、神秘的で素晴らしい体験が引き起こしたものだったという事だ。

いま無理矢理にでも言葉をあてがうとすると、これらの事は憑依という現象に近かったのではないか?
この曲に限らず、今回のリサイタルでは、目の前でYuriさんの弾いている姿を見ることが
出来るのにも関わらず、目を閉じて、つまり視覚的な情報を封じ、
純粋に音楽への没入感を得たいという衝動が自然とわき起こり、そして現に視覚欲求を凌駕した。
そうした没入感の中で、もっともっと音に身体を預けたいと、
次第に音に向かって意識を解放していく…
…私という意識体の外殻は融解し、つまり、内と外という区別は無効化され、私が解き放たれ、音と混ざる。
かくして、私はあろうことか音によって憑依された、のだ。
これは、あの曲に編み込まれた魔力だったのだろうか。
しかし少なくとも、あの数分間に見舞われた異常な眼球のRapid Eye Movementや身体のバイヴレーションは今ここで
ネットに上がっている演奏動画を見ても起こらないことなのです。
そういう意味においても、それら身体現象を引き起こしたお二人のセッションが尋常ではなかった。
意識の可能性を感じさせた生音は魔力をすら帯びたものであったと言える。
この文章に取り組むうちに、ふと思ったのですが、
例えば仏教にいう「色即是空、空即是色」、この言葉の意味が経験として今は分かる様な気がするのです。
得難い体験でした。
そして、あの時のみならず、このコメントを書くに当たっても、
言葉の精度を高めても高めても、まだまだ推敲を要求してくる、そういう演奏であったと思います。
そんなお二人の名演に最大限の賛辞を贈りたい。
と共に、次回を期待せずにはおれないのです。


さて、以上があの日の演奏以来、格闘してきたwコメントになります。
やっぱり長くなってしまいましたが、もう少し、お付き合い下さいねm(_ _)m

このブログでのYuriさんの裏話を聞くと、ぎっくり腰が想像以上にひどい状態だったんですね。
僕もぎっくり腰ではなかったけど、寝て起きたら腰が痛くなっていて、
その後ただ安静に寝てるだけでも辛いという状態になった経験があるので、
ああいった腰の痛みの中、あの演奏とはほんとうに頭が下がる思いです。
時にそうした逆境が凄いものを生み出す事がありますが、
言葉ではそうは言えても、実際はなかなかとんでもないことだと思います。
ただ、事実としてあの演奏は僕を名状し難い体験へと導いた。
このことはとてもとても凄いことだと思います。でも、この裏話を聞くと、何だか妙に納得しちゃうんですよねぇ。
Yuriさんにとっても、僕にとっても忘れられないコンサートとなりましたよね!!
とは言え、もう腰は楽になりましたか?
来年からは寒くなるこの時期には花粉と共にちょっと注意が必要ですね。
それと、ワニのポーズ。
動画サイトどんなのか見てしまいました|ω・`)コソ
そしたら、うちの母親もよくやっていたポーズでした

今回の明子さんのプログラムは確かに良かったですよねー。
一般的な解説ではなく、演者に引き寄せた解説は、
演目にどのような想いが乗っかってるのかを知ることが出来て、とても興味深く読ませてもらいました。
そして選曲。以前の武満徹もそうですが、邦人作曲家に興味を持つキッカケとなりましたね。
それから、今回の演奏が僕にとってあまりにも大きかったので、
メロディーラインのライブ録音のCD-Rの影が薄くなってしまい、中々聴けなかったのですが、
花のワルツはやっぱりいい!
ただ、あの時はまた二人の花のワルツを聴きたいって言ったけれど、
もっともっと違う曲を聴いてみたい!という風に今回の演奏を機にそう思うようになったのです。

ライヴお疲れ様でしたm(_ _)m (L)
2017-11-16 08:10:22
とてもギックリしているようには見えませんでしたが、本人的には力入れる時に電気が走っていたのかもしれませんね。
ギックリ腰はクセになりやすいので気をつけてください。
まあ、なる時は何してもなるんですけど(´・Д・)

ライヴは面白かったです‎╭( ・ㅂ・)و
ピアノソロ二曲目で連れは涙腺緩んでましたしね。

追伸
赤と青と雲の白で国旗になってます(´・Д・)」
質問 (ぽん・・)
2017-11-17 21:53:33
ぎっくりの話を聞いた後はドレスの下はコルセットでギュウギュウに締め付けてるのか気になってたけど、何も付けて無かったとは思いませんでした。お辞儀をするときピアノに手を添えた時は痛々しかったですが…
たぶん軽めのぎっくり腰だったのかな?
経験上、ちょっと酷いと2日ほど移動の方は這いつくばってた事もありましたが(笑)
ただ、軽めとは言え体の中心、ほんと大事にして下さいね。

なんか腰の事しか書いてませんが(笑)
あ、駅で違う新幹線が連結してるのを見ると写真撮っちゃいますね~(笑)

ところで、受付をしていた方はyuriさんとは関係の無い人ですか?
青の似合う女性 (ダルさん)
2017-11-19 14:03:26
リサイタル、素晴らし演奏でしたよ。
涙が出そうになった、Yuriさんの頑張りに(ぎっくり腰、含め)
そして、青のドレスを来たYuriさんも素敵、青色(ドレス・着物)が似合う女性は大人の女性らしいですよ。

母もYuriさんの事を心配してました(ぎっくり腰、含め)
母は日本舞踊で一生、生きていこうと思っていた人だし、事故で死んでたかもしれない人だった事もあってYuriさんに共感する思いもあり心配してるのかも?

今回、久し振りにYuriさんの顔が見られて自分も安心したかな?
それと、何で去年のクリスマスにまた声を掛けたかは今年のクリスマスに教えてあげる!

百合のアロマオイルはまた買って置きますので次回に。

いつか近いうちに、Yuriさんのワニのポーズ見せて下さいね(笑)

お疲れ様でした。
Re:音、そして肉体と意識 〜言葉を遠く離れて〜 (pianistyuri)
2017-11-24 15:33:48
ジュンリーさん、素晴らしいコメントをありがとうございました!!
このコメントは、私が書いたブログ時間よりも絶対に長くかかったはず!!なんか、もう、とにかく凄い事を書いてくださって、感じた物をそのまま書いてくださって、ありがとうございます。
私もね、色々なミュージシャンの方と合わせたりして来た中で、とあるヴァイオリンの方、あっ、隠す必要もないです、磯部舞子さんとリハーサルする時は、大体こんな感じで言われました。

ここはこう、もうギューって感じでそれからグググって来て、もうグリグリきたらふわぁ〜〜って♬

そんなリハーサルでしたかね。
言葉で音楽を人に伝えるのって難しいですよね。
でも、共演者と、言葉ではなく、一緒に感じるものが近かったら嬉しい!!

裏話、そう、まさかこれから飛行場に行こうって時ですよ^^;
私よりも周りが驚いてました( ;´Д`)
今はすっかり寒くなったので、ジュンリーさんも冷えには気をつけてください。
お風呂が楽しい時期ですよね❤️
私は最近からお風呂に柚子入れてます♬
香りに癒されます。
ではでは、また29日にお会い出来るのを楽しみにしています╰(*´︶`*)╯♡
Re:ライヴお疲れ様でしたm(_ _)m (pianistyuri)
2017-11-24 15:37:25
Lさん、先日は当日券でお越し頂き、ありがとうございました!!
なんと、奥様もご一緒でしたのね〜〜♬
てっきり今回はお一人で来られたのかと勘違いしておりました。
すみません!
いつもありがとうございます❤️
私のオーラの色、今回は言ってらっしゃいましたか?
奥様にうるうるしてもらえて光栄です(*´꒳`*)
Re:質問 (pianistyuri)
2017-11-24 15:41:50
ぽんさん♬
久しぶりにぽんさんにお越し頂けて、本当に本当に嬉しかったです!!
もう感激と感謝です。
はるばる遠い所から、ありがとうございました(*´꒳`*)
コルセットしてドレス着ると、ドラム缶みたいな体型になるので、我慢しました( ;´Д`)
ぽんさんも経験者なのですね。。
これからもっともっと寒くなりますね。
ぽんさんも冷えにはお気をつけてくださいね。
受付の方は!、大澤さんの関係者の方でした。
可愛こちゃんでしたよね╰(*´︶`*)╯♡
私の方がドキドキしちゃいました♬
またぽんさん、来てくださいね(*´꒳`*)
Re:青の似合う女性 (pianistyuri)
2017-11-24 15:44:25
ダルさん、この度は遠方よりお越しくださいまして、ありがとうございました!!
プレゼントまで、お気を使わせてしまい、申し訳ありません。
寒くなりましたので、お身体お大事にしてください。
こちらの裏話 (ジュンリー)
2017-11-26 01:47:42
うん。そうなんですよね。

僕もあの演奏の後、東京駅へ向かう道すがら、
すでにコメントを考え出していたんですが、
最初は本当に、グググッときてギュ~~ンとか言うような言葉しか思い浮かんでこない感じで、
訳の分からないコメントになりそうだなぁって考えてましたww
でも正に言葉にならないような体験だったから、もうその訳の分からなさで表現するしかないだろうとww
ただ、やはり、この時の核となるような体験は結局言葉には出来ず仕舞いでしたけどね。。。

磯辺舞子さんですか。
Yuriさんが多くのライブ活動をしていた時期の方なんでしょうね。
その方とのセッションも聴いてみたかったな。

ただ、やはりこれからです!!
これからどんな曲が聴けるのか!
マニアックに走られても全然ついて行けるって分かったので(ホントか?おいw)、
これからが楽しみなのです!!


そして、こっからは全くの余談になりますが、
今日、11月のもう一つの楽しみだったベジャールバレエ団のボレロを観に行って来ました。
チケット購入後の配役発表だったので、今回はメロディー役が男性のボレロでしたが、
やっぱり、この舞台はすんごいです。

主役のメロディー、周りを固めるリズム(役の名前が音楽用語であるというのも面白い点ですよね)の踊り、
そしてラヴェルの音楽、
のみならず、舞台セット(赤い円舞台と周りを四角く囲む椅子、その配置!)
それから照明の妙技!あらゆることが高次元で融合され生み出される舞台は、
「崇高」としか言いようのないものです。
だから僕はこの舞台そのものを、日本神話に於いて、天の岩戸開きのときに踊られた踊りに例えたい!
もう、神々の踊り、なんですよね。
そういうものを思わせる力があるんです。
あぁ!あとは音楽が生演奏だったらなぁ!!

恐らくはYuriさんもいつの日か観劇することがあるかと思うんですが、
その折には、どこから観たら1番おいしいのか(笑)みたいな事をお教え出来るかと思います。
本日観てきた感想では、見る場所って結構重要なのでは?と感じました。
少なくとも初めて観る時の場所、というのはありそうな気がします。

それでは、Yuriさんも腰を含めて寒さにはご用心下さいね。
年末にお会い出来るのを楽しみにしています。
忘れた頃にw (ぽん・・)
2017-12-13 21:30:59
受付の方の事を聞いたのは、yuriさんに似てる?と思ったからですよ。と言っても、チラッとしか見なかったけどw 
腰の件があったから心配して付いて来たのかな~とw

またいつか行きますね(^^)

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