音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています

新練習方法を考案!!楽譜を遠くに置くと

2017年06月09日 | ◆一言◆
面白い練習方法を思いつきました(笑)



・・・なぜ楽譜が小さく見えるかというと、
楽器の向こう側に組立式の譜面台を立てて、
そこに楽譜を置いているからです!

横から見るとこういう感じ


・・・なんのためにわざわざこんな事をするのかというと、
このアイデアの発端は、
ピアノを弾く上での「姿勢の制御」のため。

我々はつい、がんばってピアノを弾きながら、
鍵盤にかじり付くように!?下を向いて弾いてしまう場合が少なからずあるかと思われますが・・・

これはあまり良いことではないよう・・・

なぜ?

なせだろう・・・

●頭が下がってしまうと、冷静な判断や現状認識が出来にくくなってしまう!?
(頭への血流が悪くなる!?)

●頭が下がると、耳の可聴域が頭とともに下向きになり、
ピアノという楽器が音が鳴っている音源である
譜面台の向こう側(ピアノの内部、弦が沢山張ってあるところ)ではなく、
鍵盤を見ている、まさにその辺りが可聴域となり、
本来ピアノが鳴っている音よりも下側を聴くこととなってしまい、
正確な音を聴くことができなくなってしまう!?

●頭が下がると、なんだか暗い、モゾモゾした音色になってしまう!?
(頭がちゃんと正面を向いたよい位置にあると、出す音がクリアな良い音になる!?)

etc.・・・理由はどれもまだ決定的な確証を掴んだ手応えはまだないのですが、
しかし、現場において、
鍵盤を見るあまりに頭ごと下がってしまう状態は、
色々と、よくない結果を招くよう、
実感あり、研究中なのです。

そこで!!ふと、
ピアノを弾きながら頭が下がらないための方法を思い付いたのです。

それが上記の写真。

楽譜が、これだけ遠く、楽器の向こう側にあれば、
頭が下がることは無くなる!?
(頭が下がったら、楽譜はいよいよ見えない!!)


・・・この記事を書きながら、
これで実際に練習を重ねてみたところ・・・

いやはや、
色々と面白く、
そしてとっても大変でもあり(苦笑)


視線の向こうにある楽譜と奏者とのその間には、
自分が奏でている音の出所(ピアノの内部)があり、
●実に良く自分の弾いている音を感受・認識することが出来るというメリットもあり!?
(客観的に自分の出している音が聴けているような気がする!?)

デメリットは、もちろん・・・
●遠いから、見えにくい(見えない!?)こと・・・

ゆえに、だいぶ弾き込んで、
ほとんど暗譜しているくらいの曲でないと、
この練習法は適用できない!?

しかし、この状態を逆手に取ると、
自分が、どのくらいしっかり暗譜出来ているのか、
あるいは出来ていないのか!?が、
明瞭になる・・・かもしれません。

この状態で、音が分からなくなってしまうようなら、
暗譜がまだ未完成ということ。
ゆえに、弾けなかった所を取り出して、
しっかり練習すれば、
暗譜をより高度に確立できる!?

遠目に楽譜を見ることのもう一つのメリットとしては、
遠いゆえに、細かな音符なんて全然見えない(笑)
しかし、
普段のように近くで見ていたのとは違って、
●譜面の大まかな像・まとまり!?が
見えてくる・見えやすい!?
ような気がしました。

特に目に入りやすいのは「スラー」の線。
作者は、自分の楽曲に少なからずスラーを書いており、
その意図・その音楽的まとまりを
奏者は意識して演奏すべきです。

それが、この「遠目に見る練習」で、
出来やすくなる!?


●デメリットをもう少し挙げますと、
視力が弱く、この位置ではぼやけて何も見えないようでしたら・・・
まぁ、暗譜練習としてやるしかないでしょうか(苦笑)
しかしそれでも!!視界の向こうに、
白く開いた楽譜があることを必ず意識することで、
この記事の最初に書いた「頭が下がらない」ようになるための
練習としては、効果が得られましょうか!?(←結局メリット!?
楽譜はただの目印でしかなくなってしまいますが(笑))

そして最後に・・・
●部屋の都合により、ピアノの向こう側に楽譜が立てられないような場合は・・・
どうしましょうか(苦笑)
(ピアノ弾きだと、スタンド式の譜面台を自宅に持っていない場合もあるでしょうか!?
私は来客室内楽用に持っていました)
あるいは、ピアノの下を潜って、なんとか向こう側にたどり着き、楽譜を設置する、とか!?
(ピアノの下に物が沢山あって、向こう側にたどり着けない場合は・・・だめ!?)

また、
テーブル置き式の譜面台というのもあり、
それを使えば、ピアノの屋根の上に楽譜を置くことができ、
手を伸ばして、それを向こう側に、設置する!?

いやはや・・・色々と難ありそうです。

そして、最後の最後に、
最大のデメリットは
「譜めくりが出来ない」
ゆえに、
曲を止まらずに通し練習は出来ない・・・

これはもうお手上げ(笑)

ページ毎に、練習するしかないでしょう。
(この仕方ない状態ゆえに、ページ毎の部分練習に集中でき、はかどる、
ということもある!?(←やっぱりメリット!?))







追記:
「自動譜めくり機」なるものをドイツで見たことがあり、
譜めくりしたい楽譜のページ右上に磁石のシールを貼り、
足元のペダルを踏むと、機械の細い腕が「ウィ~~~」と動いて、磁石シールにくっつき、
そしてページをめくってくれるという(笑)
・・・使う楽譜には、全てシールを張らねばならないし、
失敗すると同時に何枚かめくってしまったりしないのだろうか・・・?
商品を見ながら、つい笑ってしまった記憶があります。
・・・使い慣れたら、便利なのかしら!?
これがあれば、上記の練習方法「楽譜を遠くに置く」においても、譜めくりが出来る!?










ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 6月6日(火)のつぶやき | トップ | シューマンの名作歌曲《献呈... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

◆一言◆」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。