のれんを守ること
味を守ること
店を守ること
同じように見えるけど、全く意味が違う。しみじみそう思います。
こんな経験はないですか?美味しい店なので通っていたが、ある時から味が変わってしまった。あるいは、お店の雰囲気が変わった、とか。実は、築地で寿司を食べるならここ!と決めている店がありまして、その日も前日からウキウキして出かけたんですが、、、その店にはもう二度と足を運ぶことはないだろう。ってことがありました。ざっくり言うと、板長がいつの間にかその店を辞めていて、まったくもって味が変わってしまったからなんです。辞めてしまった板長の握る寿司こそがその店ののれんそのものだったとわかる人は、お客さんの中にどれくらいいるのだろう?
でも、うれしいことに先日、板長が自分の店で寿司を握っていることがわかりました。相変わらずこの人の握る寿司は美しい。寿司はなんといっても立ち姿が美しくなくてはいけない。そのたたずまいを見ただけで美味しさが約束されたようなものだ。
新しい店は、私たちのような庶民には少し敷居が高くなってしまったが、彼の握る寿司は間違いなくお客を満足させてくれるでしょう‼️ いっぱい働いて、板長の寿司を食べ行くぞー‼️っていうかmaritoよ、私を連れてけ(笑)