介護老人保健施設ぴあケアさくら

札幌市西区小別沢にある介護老人保健施設です

「随想集「山紫水明」 ー第6回ー 」

2016-07-18 14:22:35 | 施設長随想集

「フレイルとは」

 

フレイルとは、一般的に介護の領域で使われる介護用語で、日本語では虚弱とか脆弱と訳されています。

健康高齢者がフレイルになると、要介護状態になることが多く、注意すべき病態です。

日本老年病学会でも超高齢化社会を迎え、健康長寿を目指す妨げの一因子として、このフレイル状態をあげ注意を喚起しています。

すなわち、フレイルになると要介護状態になり、健康長寿になるのを妨げるというわけです。

 

先月、ある有名な月刊誌に百寿者になるための条件が掲載されていました。

その中にフレイルに陥りやすい5つの状態が掲載されています。

フリードの定義といいます。

 

1.体重減少(1年に4・5kg減少)

2.主観的疲労感

3.筋力(特に握力)が落ちてくる

4.歩行速度が落ちてくる(信号が青の間に渡りきれなくなる)

5.日常生活活動の減少(買い物・集会への参加・運動など)

これらの内、3つ以上該当するとフレイル、2つ以上をプレフレイルとされています。

 

1は具体的に筋肉量の減少が主で、サルコペニアとも言っています。

2は様々な臓器の機能低下やうつ症によることが主です。

3は1と関連し、1の初期に現れるといわれています。

4は脳梗塞などの脳疾患、骨・関節疾患によることが多く認められています。

5は認知症によることが主です。

 

フリードの定義に示された事項に自覚のある方は、要介護状態になる予防のために、是非、全体的な健康管理、日常生活のあり方をもう一度再点検するようお勧めします。

 

手前味噌になりますが、「ぴあケアさくら」では、通所リハビリ、居宅介護等を通じて、フレイルになることを少しでも予防できるよう生活指導させていただいております。

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