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ケムトレイルレポート 資料編 『ケムトレイル:核戦争時代のエアロゾルと電磁兵器』

大気中に浮遊している微小粒子の事をエアロゾルと呼ぶ。火山噴火、砂嵐、山林火災などの自然活動によって大気中に振りまかれる自然の浮遊粉塵もあれば、化石燃料の燃焼によっても大気中に大量に放出されている。ケムトレイルは大気中に有毒金属の微粒子を振りまくことを目的とした、エアロゾル・プロジェクトの一環として計画・実施されている。エアロゾル・プロジェクトの目的は多種多様にわたっており、その概要を理解する上で参考になる情報を今回は掲載する。

既にご存知の方もいらっしゃると思うが、この種の情報の中で信頼度が高い、「エイミー・ワシントン」の小論文『ケムトレイル:核戦争時代のエアロゾルと電磁兵器』である。この論文を真っ先に紹介された、小松英星氏の「ガイア・アセンションシリーズ」の訳文から抜粋して掲載させていただく。全文および原文をお読みになりたい方は下記へアクセスされたい。

★ガイア・アセンションシリーズ
『ケムトレイル:核戦争時代のエアロゾルと電磁兵器』
http://homepage3.nifty.com/gaia-as/Chemtrail.Amy.html
★原文 「エイミー・ワシントン」
http://globalresearch.ca/articles/WOR406A.html


■ケムトレイル:核戦争時代のエアロゾルと電磁兵器
エイミー・ワージントン
★Japanese Translation Copyright© 2006 Eisei KOMATSU


(前略)
1.エアロゾル・プロジェクトの少なくとも一部は、その多面性から「クローバーリーフ(クローバーの葉)」作戦と呼ばれている。この作戦には、気象改変、軍事通信、宇宙兵器開発、オゾンと地球温暖化調査、そして生物兵器とその検出テストなどが含まれる。

2.航空機から何トンもの微粒子状物質を散布することにより、大気が高帯電の導電性プラズマになる。これは軍事プロジェクトにおいて非常に有用である。私たちが呼吸する空気には、アスベストほどのサイズの合成繊維、そしてバリウム塩、アルミニウム、そして(伝えられるところによると)放射性トリウムなどの有毒金属がたっぷり含まれている。これらの物質は、軍のレーダーや電波の伝導性を高める効果のある電解質として機能する。大気中のバリウムは、ヒ素と同等の毒性があり、人体の免疫系を抑制することが証明されており、また心臓を含む、人体の筋力を弱める。体内に吸い込んだアルミニウムは脳に直行し、脳組織に酸化ストレスを引き起こし、神経原線維がもつれてアルツハイマー病のような症状を引き起こす原因となることが医療専門家によって確認されている。また、放射性トリウムは、白血病やその他のガンの原因となることが知られている。

3.軍の行う数々の大気改変プロジェクトのうち、明白に見えるものは、ほんの一部に過ぎない。しかし私たちの目に見えないものも同様に危険である。電離層や地球とその住人は絶えず高周波マイクロ波の襲撃に曝されている。それを、帯電した大気を人為的に操作し、気象改変、情報収集、そして(地震を引き起こす)地殻変動兵器などに利用しているためである。ケムトレイルを独自に調査しているクリフォード・カーニコム氏によると、私たちは絶えず4ヘルツの倍数で振動する極超低周波(ELF)に曝されていることがわかっている。この周波数は、人体の生体機能および精神機能に大きな影響を及ぼすことが知られている。

4.継続的に行われている数々の大気実験に生物学的要素があることは文書で十分立証されている。これらの実験では、ウイルス、バクテリア、菌類、マイコプラズマ、乾燥血球、そして特異な生物学的マーカーなどを混合したものを、特別に設計された散布システムを使って複数の国や地域に密かに散布し、それに対するヒトや動植物の反応を調査しているのである。

5.このような非人道的な生化学プロジェクトを実行しているのは、複数の機関からなる巨大組織である。これには、アメリカ国防総省(DOD)とその研究機関のDARPA(国防総省国防高等研究事業局)、そして国立研究機関や大学から成る巨大ネットワークを持つエネルギー省が含まれる。民間の防衛関係会社や製薬会社もこのプロジェクトに深く関わっている。また、プロジェクトに協調する他国政府や、おそらく国連機関の一部も共謀していると思われる。なぜなら、このエアロゾル・プロジェクトは地球全体が対象範囲となっているからである。

(中略)

ペンタゴンの実施するエアロゾル・プロジェクトと限定核戦争はお互いに深いつながりがある。「クローバーリーフ」作戦のはじまりを調べていくと、「ストレンジラブ」計画の参謀、エドワード・テラー博士にたどり着く。テラーは「水爆の父」と呼ばれ、経済プロジェクトのために人口の多い海岸沿いの地域を再整備して原子力発電所を建設する計画の推進者でもあった。2003年に亡くなった博士は生前、核兵器、生物兵器、指向性エネルギー兵器の計画を行うローレンスリバモア国立研究所の名誉所長でもあった。彼は1997年に、表向きは地球温暖化を軽減するという目的で、航空機を用いて成層圏に何百万トンもの導電性金属物質を散布するという彼の提案の概要を公的な場で発表している。

この発表以後、ケムトレイルが猛烈な勢いで出現し始めるのを市民は目の当たりにする。2000年にはCBSニュースでも、科学者たちが、「大気の大規模操作実験を含む、地球温暖化に対する抜本的な解決策を検討している」ことを取り上げ、空気中を微粒子で満たすこの計画によって、「日光を十分に屈折させ、地球の冷涼化を引き起こすことができる」という。

テラーが概算するに、民間航空機を使ってこの微粒子を散布すれば、1ポンド(453.592グラム)当たりの費用は33セントであるという。この発言によって、「クローバーリーフ」作戦実現のために軍が民間航空機を使用することに協力させられてきたという、注:①ある航空会社の経営者(強制秘密保持契約により匿名)の報告の信憑性が増す。注:②1991年にヒューズ社が取得した航空機に関する特許では、日光を遮断する微粒子がジェットエンジンを通り抜けることが可能であることが確認できる。

現在いくつかの公立学校で使用されている科学の教科書には、「改質燃料を使うジェットエンジンは大気中に微粒子を撒き、日光を遮断する効果を持つことがある」という解説とともにオレンジ色の大きなジェット機の図を載せ、日光遮断に関する課題を論じている。そのジェット機には、「Particle Air (パーティクル航空・微粒子を含んだ空気の意も)」というロゴマークが見える。この極めて重要な情報から推測されることを軽視してはならない。アメリカの年間何百万ものジェット機航空便を、特製微粒子による汚染の供給源にしようという計画は、重大な問題である。

私たちが呼吸する空気を満たしている「クローバーリーフ」作戦で用いる微粒子とポリマーは直径10ミクロン(PM 10)以下であり、人間の目には見えないものである。ちなみに、人間の髪の毛の太さは60~100ミクロンである。科学者やアメリカ環境保護庁の報告によると、PM 10および1ミクロン未満の汚染微粒子は、肺のフィルターをくぐり抜けて血流に入り、内分泌系や神経系に急激な変化をもたらすという。このような微粒子を吸い込んでから2時間以内に、血圧が上昇したり、心臓発作を引き起こしたりすることがある。これらの物質は血液をドロドロにし、心臓が血液を送リ出すのが困難になり、血栓や血管損傷のリスクが高くなる。台湾の研究者の報告によると、PM10汚染物質のレベルが上昇すると、発作に見舞われる患者数が「著しく上昇する」という。アメリカ肺協会は、私たちはかつてないほどの量の有毒な大気を吸っていると報告している。近年、全国的にぜんそく患者数が急増しているのは当然である。

ポリマーと呼ばれる極小の合成フィラメントが、散布される調合物の一部である。1990年のNATOの報告書には、電磁放射線を吸収するポリマーを高空飛行の航空機から散布することにより大気がどのように変化するかについて詳細な記載がある。米国特許第6,315,213号には、暴風雨に水溶性架橋ポリマーを散布することによってどのようにして雨が弱まるかが説明されている。

大気中のポリマーについて長年研究してきた高分子化学者のR・マイケル・キャッスル博士は、大気中のポリマーの一部に生体活性成分が含まれており、「それらが皮膚に吸収されると、重篤な皮膚損傷や皮膚疾患を引き起こし」、その中には遺伝子組み換え技術によってウィルスを組み込んだ菌体を含む微細なポリマーがあることを確認した。すなわち、私たちが呼吸する大気中には、強力な微小毒素を分泌する変異ウィルスを含む菌の胞子が何兆個も含まれているという。誰か、アレルギー反応を起こしている人はいないですか?

微粒子が濃縮された大気中には、軍や工業界で多種多様に使用するため開発された「ナノ(10億分の1)微粒子」も散布されていると断言しても差し支えないであろう。直径が人間の髪の毛の1000分の1しかないこれらの炭素分子は、奇妙な化学的特性を持っており、臓器障害をもたらすことが知られている。南メソジスト大学の最近の研究で、1種類の「ナノ微粒子」に曝露した魚はわずか48時間で脳に重篤な損傷を受けることがわかった。

軍のエアロゾル・プロジェクトによって、気候が極端に変化している。もともと空輸は、温室効果問題の大きな原因である。熱を閉じ込める金属微粒子や熱を放出するバリウム塩を何トンも散布するために空の交通量が増加したことが、地球温暖化を加速したことは疑いない。二酸化炭素を含む、大気の温室効果ガスの量は、今年、過去最高値に達した。二酸化炭素の量が増加すると、酸素の量が減少する。

「地球的責任のための技術者・科学者国際ネットワーク」(International Network of Engineers and Scientists for Global Responsibility)が1996年にまとめた報告書では、テラー博士および地球変動研究管理局が提唱する危険な地球工学技術は、地球温暖化軽減に全く効果がないものである、としている。また、この気候改変研究は、化石燃料を多量に消費し続けることに既得権を持つ業界から資金提供を受けているという。微粒子を用いたこの愚かな計画では、環境を破壊する企業が温室効果ガスの削減を決して強要されないように計らっているのである。しかしエアロゾル・プロジェクト開始以来、温暖化と大気汚染が急激に悪化しているので、政府の温暖化軽減プログラムは全くの偽りで、何よりも真の目的は、一連の「化け物」たちを作り出すケムトレイル・プロジェクトを行うことであると疑わざるを得ない。

アメリカ国民の心を強く有利につかむための支配者層の手口は、風刺作家H.L.メンケン(1880~1956)の次の言葉が的確に表している:「そもそも政治の目的とは、絶えず架空の化け物を作って民衆に脅威と不安を与え続け、安全な方に導いてくれと騒ぎ立てる状態にしておくことである。」

(後略)


★注①
C・E・カーニコムが著者に代わってホームページに掲載した“航空会社経営者の供述(An Airline Manager's Statement)”(’00.5.22)には、次の引用がある。

「クローバーリーフ・プロジェクトの概要を知っている少数の航空会社職員は全員、身元調査をされ、概要が知らされる前に秘密保持契約を結ばされました。この契約は要するに、我々が知ったことを誰かに話したら投獄される、という内容のものでした…我々が言われたのは、政府は我が社や他社に費用を出すから、民間航空機で特別な化学物質を散布せよ、ということでした…我々は、『散布するなら軍用機ですればいいじゃないですか』と言いましたが、彼らは、この化学物質散布計画は大規模なもので、それを実行するに十分な数の軍用機がない、と答えました…なぜすべて秘密にしなくてはならないのか、と他の者が尋ねると、政府代表者は、『一般市民が利用する旅客機が大気中に化学物質を排出している、ということが知れ渡るようなことになれば、環境グループが大騒ぎし、散布活動を止めるように要求するであろうから。』と答えたのです。」
★注②
米国特許第5003186号“温暖化低減のための成層圏でのウェルスバッハ散布(Stratospheric Welsbach Seeding for Reduction of Global Warming)”,ヒューズ航空会社,1991年3月26日発行。

(引用終了)

(宇宙機器メーカー、ヒューズ航空は兵器産業でで知られる[GE]の子会社。航空王ハワード・ヒューズが創業者)

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