臨床薬理学者が薬物治療を語る

病院薬剤師として働く者が興味を持った文献について紹介する。

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ICDとの相性抜群?!

2017-03-06 22:33:21 | 循環器

3群抗不整脈薬の代表格であるアミオダロン。

実はICDとの組み合わせがバッチリなんですって。

JAMA. 2006 Jan 11;295(2):165-71.

Comparison of beta-blockers, amiodarone plus beta-blockers, or sotalol for prevention of shocks from implantable cardioverter defibrillators: the OPTIC Study: a randomized trial.

ICDショックをβ遮断薬 vs ソタロール vs アミオダロン+β遮断薬の3群で比較したところ、アミオダロン+β遮断薬が最も優れていた(´・ω・`)

少し気になったのは心筋梗塞の合併などで75~80%程度はすでにβ遮断薬を内服していた点。

あとはβ遮断薬の用量か。

ビソプロロールは7mg、カルベジロールは30mg程度…こんな投与量の人はほとんどいない(;´∀`)

一方、アミオダロンは250mg前後とこちらはまずまず。

副作用の甲状腺機能障害はサラッと記載されているが、甲状腺機能亢進症を合併すると心血管系イベントを認めるし気をつけたほうがよいな。

J Clin Endocrinol Metab. 2009 Jan;94(1):109-14.

指導の時は甲状腺もしっかりお話せねば。

これなんて投与量が150mg前後ですからね。

 一昔前だと、薬剤師向けの心電図の本なんて考えられなかった(´・ω・`)

http://amzn.to/2mvRJag 

薬剤師よ,心電図を読もう!

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