男体山

この秋は雨ばっかり。でも登ってきました。
北関東の周りの山は登り切っているのに何故か中禅寺湖ほとりの男体山だけ残っていました。
今更このレベルには誰もつきあってくれないし、私は単独登山を禁止されているので、（丹沢・高尾除く）
今回は百名山を既に終えている山父に同行をお願いすることにしました。
父は火曜日に鳥取から出てきてくれ、そして水曜日21日に私の地元で合流し、
前泊する中禅寺湖畔の民宿へと車移動、勿論私の運転です。
途中佐野SAで食した佐野ラーメン、滅多に食べないので久々に食べると美味しい。

東北道は晴れていましたが中禅寺湖は霧の中。　
夕食は湯葉御膳　　　父は機嫌が悪いわけではありません　　

翌朝は朝食を5時からいただき、登山口が開門する6時に合わせ出発です。　神社下駐車場で準備です。
　支度が終わったら良いタイミングで門があき奉納金として一人500円を納めいざ開始です。
境内の階段が登山のプロローグです（結局エピローグにもなります）　

霧とも雨とも区別のつかない天気の元で歩き出し神社の奥の一合目に到着。
ここからしばらく笹の間をぬって直登です。
途中三合目からは林道のアスファルトの上を歩きそして四合目に。　
　ここでは鹿のおでむかえ。

五合目　　　六合目　　　七合目　　　　

六合目からは岩場が続きます。雨で濡れた岩と落ち葉で嫌な感じでしたが、登りは余り気にせず登りました。
父が頑張ってます　　
八合目手前に鳥居が出現しました。　　　　
まるで四国の石鎚山にある修行僧の為の鎖　　　実の重さ以上の歴史を感じました。
八合目にはこんな神社！？も　　　　　　

九合目は写し忘れ。
この辺りからはザれ場を登ります。　　　父は探せるか！　

四時間強歩き山頂へ到着しました。　　　
　　剣を持っているのわかりますか？
登りは単独男性に抜かれ、我々が登っている時には彼らの下山で会い、何だかなぁと思いましたが
我々が山頂にいる間に若者グループやカップルも上がってきて何だか気分が盛り上がりました。
下山中にも若者グループ、カップル、女子仲間、単独男子にすれ違い、
こんな天気でも秋分の日だと多数の登山者が居ると心強くなりました。

三時間で下山して、車で宇都宮のビジネスホテルに移動し汗を流してから、
今度は宇都宮名物の餃子（私のフェイバリットフーズ）を巡る旅に繰り出しました。
ガイドブックの中からお店を選び向かいましたが到着したら既に待ち列ができていました。
　30分弱待つ間に「正嗣」売り切れ看板が立つほどの人気店らしいです。
ですが並んでいて前に行くにつれ目に入った張り紙に「ビールもライスも出しません餃子専門です」と。
うっっっ！　　ビール無し･･･････。
しかし並んでいたのでここまで来たら評判の餃子食べようとなり並びつつけました。
焼き餃子も水餃子も六個で210円と言うお値段ゆえの人気なのでしょうか。
出てきたものはいっきに食べつくしたので写し忘れました。
なので焼いている姿を撮影　　　　
次にやっぱりアルコールと餃子思考から二店目に移動する事になしました。
今度は「めんめん」。宇都宮ぎょうざは「みんみん」有名ですがあえてめんめんにしました。
　　　餃子の羽を考え出したみせだそうです。
基本中華店でしたのでニラレバも注文、全てを堪能しました。　　

この後、もう一店行きたいとわがままを言い駅前広場の「宇都宮餃子館」に行きスタミナ餃子を食べました。
駅前屋台えりあみたいでした。　　こんな餃子マスコットも。　　　　


餃子で満腹になり、ほろ酔い気分で疲れた体を贅沢なベッドで休めることができました。


そして金曜日は大谷石採掘現場の「大谷石資料館」に行きました。
夏前に週刊誌に記載されているのに目を留め、ちょうど秋に宇都宮に行くので立ち寄ろうと企画に組み込みました。
　　　　　　　　　　　　
大谷石を切り出した跡地で東京ドームサイズサイズあるとの事。神秘的でした。
多数ミュージシャンのプロモーションビデをの撮影や、アウディのコマーシャル撮影やオメガのイベントをやったそうです。
予想以上の見応えでした。行って良かった！
そして最後に大谷観音を拝んで帰路に着きました。　　

今回、秋雨前線停滞の最悪の天気予報でしたが実際は思ったほど悪くなく、
気温も低くなく風も弱く、霧の酷いの程度で済み本当に良かったです。

男体山は7合目から8合目過ぎまで岩場が続き、9合目からザレ場で、まるでプチ富士山でした。
そこそこの斜度での登りをそのままピストンで下山になるので、今回のような天気の日は
岩に滑らないようにコケないようにと気遣いが絶えず、気持ちが疲れましたが、
百名山の男体山が新品のレインスーツのデビューとなり、それなりに納得しています。
そして大量の餃子を食べられ大満足！！！　
マイカー登山は気ままで良いですね