昨夜の嵐は一昨日ほどではなかった。しかし温度が低かった分被害が大きかったようだ。聞いた所、ミッテルハールトでは被害はなかったようだが、ランダウからフランス国境にかけてのワイン栽培地帯は雹で壊滅的被害を被ったようである。十キロ巾で三十キロの長さの被害地域となっている。
保険会社の概算では、三十億円以上の農業被害で、六千ヘクタールのワインが薙ぎ倒された。時期が時期だけに葡萄は全く収穫出来ないからワインも出来ない。出来ても昔のような樽売りのワイン原料ぐらいにしかならないのではないだろうか?
2010年産には大きな期待をしていなかったが、まさかこれほどの状況になるとは考えていなかった。今回はミッテルハールトは被害が出なかったが、こうした不順な天候は暫らく続きそうで、なるほど社会史的にみてミッテルハールトが南ワイン街道のようになる可能性は地域気象や地学的に少ないとしても、この先も危険が一杯である。
高級リースリングで有名なレープホルツ醸造所も被害から逃れたとは考えにくい。月末にでもお見舞いを兼ねて出かけてみよう。
参照:
Katastrophale Hagelschäden in der Südpfalz (VEREINIGTE HAGEL)
フォン・シューベルト新酒試飲会 2010年5月、
カールスミューレ醸造所新酒試飲会 2010年5月 (モーゼルだより)
保険会社の概算では、三十億円以上の農業被害で、六千ヘクタールのワインが薙ぎ倒された。時期が時期だけに葡萄は全く収穫出来ないからワインも出来ない。出来ても昔のような樽売りのワイン原料ぐらいにしかならないのではないだろうか?
2010年産には大きな期待をしていなかったが、まさかこれほどの状況になるとは考えていなかった。今回はミッテルハールトは被害が出なかったが、こうした不順な天候は暫らく続きそうで、なるほど社会史的にみてミッテルハールトが南ワイン街道のようになる可能性は地域気象や地学的に少ないとしても、この先も危険が一杯である。
高級リースリングで有名なレープホルツ醸造所も被害から逃れたとは考えにくい。月末にでもお見舞いを兼ねて出かけてみよう。
参照:
Katastrophale Hagelschäden in der Südpfalz (VEREINIGTE HAGEL)
フォン・シューベルト新酒試飲会 2010年5月、
カールスミューレ醸造所新酒試飲会 2010年5月 (モーゼルだより)