Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

試着に悪戦苦闘する午後

2013-03-24 | 生活
ディナージャケットの付け襟をアイロン掛けした。前回使ったのは大分前であり、洗濯屋ではそこまで細かなことはしていないので、自分でやらなければ只の立て襟となってしまう。今回久しぶりに普段使っていないシャツを点検したが、矢張り付け襟でないと駄目なことが判明した。

付け襟は二種類あるのだが、古い方を完全に黄ばんでいたので改めて自分で洗濯してアイロン掛けしてみた。色は綺麗になり、使えるように予備としたが、肝心の襟先が新しい方と比べるともう一つ冴えない。

そこでアイロンがけを練習してみて、新しい方が黄ばまないようにやってみると、先端が縫込みになっていて簡単に出来ることが分かった。色も中のシャツの襟よりもそこそこ白いので何とか使えるだろう。

ネクタイは、簡便のものばかり使っていると、手が慣れていないのでどうしても時間がかかる。それ以前にズボンを履いてみるとそれほど余分が無いことも分かり、矢張り二十年近く前と比べると決して痩せ細っていないことも判明する。

驚いたのは上着で、両袖を入れるのに苦労した。もともとタイトに仕立てあるのだろうが、体が硬かったら、簡単に裏生地が破れてしまっただろう。少しだけストレスを掛けてしまった。シャツは問題なくフィットしたが、付け襟やら袖の留めなどを記憶に頼って、着込むまでに紆余曲折がある。

一度来てしまったら簡単に着替えることなどは出来ないのは丁度女性の和服と似ているかもしれない。ディナージャケットもしくはタキシード、スモークなどと呼ばれる丈の短い軽装であるから、それほど面倒なことは無い筈なのだが、普段スーツもあまり着なくなっているので苦労する。

夏とは異なって気温が低いので少々悪戦苦闘していてもバテテしまうことはないのだが、洋服を試着するだけで一時間ぐらいは直ぐに経過してしまうのだ。如何に女性が出かけるとなると大変なことだか分かるのだ。

それにしてもラトルとベルリナーフィルハーモニカーの演奏は桁外れに素晴らしかった。前回のブルックナーの交響曲でも凄かったが、文化的な近代管弦楽団の演奏でラトルはもはや巨匠の域である。完全に花開いた感が強い。ある意味このような状況は永遠には続かないということでもある。



参照:
出演者変更の電子メール 2013-03-21 | 生活
ああ、バーデン・バーデン 2012-05-30 | アウトドーア・環境

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