Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

靴を雪上で徹底テストする

2013-07-22 | 雑感
やっぱり、お家が一番。これがいつもの感想だが、シャモニから帰ってきて少し後悔している。初めからワイン街道がこれほど暑いと知っていたなら、もう少し高地に居ただろう。シャモニ自体は高度も1200メートルほどでそして南なのでそれほど涼しくはなかった。それでも夕方は先週に比べると直に涼しくなり、朝晩は気持ちよかった。森を歩いても午前中ならば日陰ならば全く問題なく、森林限界で2000メートルを超えれば陽射しがあっても氷河からの風が冷たくなり、雪がちらほら出てくる。やはり山はよい。就寝時には到底窓を開けていられない - アルジェンティーナ氷河からの小川の流れが騒がしかったが。

いつものフランス山岳会CAFマコンとの活動で、連日のハイキングと二日がかりの登山で私が参加し続けた第一グループの走破した高度差は累計6000メートルを軽く超えたようだ。よくも飽きずに歩き続けたものである。今回はシュタイクアイゼンを使う本格的な氷河行を除いてはトレールランニングシューズと短パンで参加した。

二日ほどは日本アルプスならば大雪渓に当たる距離をそれで歩き続けたが、想定した靴下の取替えは必要なかった。寧ろ旅行前に購入した撥水性の優れた新しい靴下では距離が伸びると足裏の当たりが強くなりすぎた。それゆえに足の裏に絆創膏を張り、中履きの靴下を履いて毛の入った靴下に取り替えてみた。従来のそれの方がたとえ靴が濡れても冷たさを感じなく、乾けば直ぐに靴下も快適なことに気がついた - 要するに日本の夏山ならばこの靴で歩けない雪渓は剣辺りの僅か一部しかないだろう。

少なくとも晴天下では靴は濡れるとまもなく乾くことに気がついた。最初はおっかなびっくり試してみたのだが、完璧である。但し雪上の歩行は前後へのグリップは良くても、左右には効かなくて少し苦労した。だからピッケルも持っていなかったが所謂グリセードは出来なかった。つぼ足での下降も踵が張っているのであまり効かなかった。走るぐらいに飛び上がらないと難しいようだ。

要するに重荷でなければ、シュタイクアイゼンの不要な雪田ではこれで十分ということになる。一番厄介なのはぬかるみや水であるが、これは飛び跳ねたりすることで避けることが出来た。また荒地の歩行や下降は、以前履いていたローヴァのものとは全く異なって高度な歩行に耐えられるので本当に走り回るにはこれ以上の靴はないと感じた。

キャハンも用意していたのだが、この靴では結局使うことはなかった。それは靴の中に雪が入っても直ぐに乾いてしまい痕跡を残すことがなかったことによる。兎に角快適の一言である。幾らか試しに走ってみたが、次回は本格的に走ることも考えてみたい。但し距離を歩いたので靴底の消耗も激しそうで、使い方によっては毎シーズン新製品を試さなければいけないかもしれない。

さて、明朝は一寸走れるだろうか?パン屋は休みであるから違う楽しみを求めて違う場所で試してみたいが、これほど暑いとなると叶うものだろうか?



参照:
温度調整つきの環境 2013-07-15 | アウトドーア・環境
新製品試着の歯痒い気持ち 2013-04-12 | アウトドーア・環境
ジャンル:
お天気
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